
朝早くホテルの部屋の窓から差す明るい太陽の光で目が覚めました。
『上方日本酒ワールド』当日は、数日前から天気予報を心配してたことが嘘のような、とても良い天気に恵まれました。
(前夜早めに休んだので全く気付かなかったですが、夜中には雨が降ってたようです)
しかしただ一つ問題は、前夜に過剰なウォーミングアップで飲み過ぎたのか、明らかに体がお酒を欲しない状態であったことでした。
頭が痛いとか胸が気持ち悪いとかは無いですが、飲み疲れによる気怠さというか。(-_-;)
ベットを這い出て身支度してから、ホテルで無料のおにぎり朝食をとって早めに出掛けました。
ホテルから会場の大阪天満宮までは2km以内の距離でしたので歩いて向かいました。
しっかり朝食をとってから歩いて汗を掻く。 当日朝にコンディション調整してみた。
上方日本酒ワールドのイベント開始は10時のところを朝8時に会場の大阪天満宮に到着。

見上げれば一面の青空。 とても素晴らしい日本酒晴れとなりました。
おそらく普段の平穏な雰囲気とは異なるノーマルな状態では無いと想像しますが、

大阪天満宮を訪ねるのはこれが初めてでした。
まずは参拝をいたしました。(-人-)
大阪天満宮の境内、拝殿・本殿の左側(西側)と後ろ側(北側)が上方日本酒ワールドの会場となっていました。
燗係者の皆さんたちがイベント準備の作業に追われていましたが、ロープなどの敷居は無く自由に入れそうだったので勝手に侵入してみた。

顔見知りの酒蔵さんも居たので挨拶もして廻る。
さかずきんちゃんのキャラクターグッズも売られていました。
そして、ミネラルウオーターを飲みながら、イベント開始を待った。
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第7回 上方日本酒ワールド 2016
全国から集まった日本酒を愛する飲食店と真摯に酒を醸し続ける酒蔵が織り成すワンダーランド!
【ちらし表面】
【ちらし裏面】
【上方日本酒ワールド2016 参加店舗&蔵元&メニュー】
①酒商 熊澤(兵庫)
『仙介』泉酒造(兵庫)純米大吟醸おりがらみ無濾過生原酒27BY
仙介純米大吟醸酒粕と蛤のクラムチャウダー
②高麗橋 吉兆(大阪)
『宗玄』宗玄酒造(石川) 石川門 純米酒
けんちん鯛焼き 薫風味
③かんすけ(福岡)
『杜の蔵』 ㈱杜の蔵(福岡) 天満宮だけのかんすけスペシャル 20年古酒ブレンド
鴨と葱の和風タコス~ミツル醤油の諸味とランデヴー
④日本料理 輪(兵庫)
『 十旭日』 旭日酒造(島根) 「ラブアンドピースがんもどき仕立」純米吟醸古酒ブレンド
明石産焼き穴子のじゅうじゅうがんも
⑤日本料理 翠(大阪)
『開春』 若林酒造(島根) 開春山口 雄町純米袋吊り生
ふわふわつくねまったり白味噌の土手煮
⑥炭々酒肴ケイハチロウ(北海道)
『二世古』 二世古酒造(北海道) 純米原酒 彗星60%24BY
二世古の男爵芋をつかったなまらカニの入ったコロッケ
⑦味処 進(鳥取)
『山陰東郷』 福羅酒造(鳥取) 『天満宮特別ブレンド』
鳥取県産イカのつみれ揚げアワビ入り
⑧日本酒餐昧 うつつよ(大阪)
『群馬泉』 島岡酒造(群馬) 山廃純米 舞風
豚舌の角煮と下仁田こんにゃく
⑨蔵朱(大阪)
『玉櫻』 玉櫻酒造(島根) 生酛純米にごり 天満宮スペシャル
揚げたてカレーパン
⑩菜庭酒菜 櫓仁(大阪)
『扶桑鶴』 桑原酒場(島根) 純米吟醸 佐香錦27BY
木積筍の風呂吹き
⑪魚とお酒 ごとし(京都)
『日置桜』 山根酒造場(鳥取) 『玉笑ふ』 上方日本酒ワールド2016SPECIAL古酒BLEND
鱧カツ HAMOーKATSU
⑫にほん酒や(東京)
『冨玲』 梅津酒造(鳥取) 天満宮にごり
にほん酒やのそーす焼きそば
⑬道頓堀 今井(大阪)
『篠峯』 千代酒造(奈良)純米大吟醸 山田錦Azure生酒
豚々うどん(豚シャブ胡麻出汁うどん)
⑭GEM by moto(東京)
『仙禽』 株式会社せんきん(栃木) クラシック雄町2015
チリコンカン
⑮サケとスミビとロシュタン(大阪)
『風の森』 油長酒造(奈良) 夏のアルファ発表!
風の森の酒粕の旨味と梅干の酸味を活かした極上さっぱりチキンキーマ~豆腐と共に~
⑯遊山(大阪)
『綿屋』 金の井酒造(宮城) 特別純米原酒 亀の尾
綿屋さんの大吟醸の酒粕で漬けた黒豚の炭焼き
⑰市松(大阪)
『竹鶴』 竹鶴酒造(広島) 純米チョップピンクラベル
比内地鶏 焼鳥
⑱青二才(東京)
『川鶴』川鶴酒造(うどん県) 純米無濾過 近江玉栄24BY
天日干し★鯖の燻製酒焼き
⑲ラヴィーニュ(大阪)
『竹泉』 田治米合名会社(兵庫)雄町 純米吟醸槽口直詰生原酒
骨付き若鶏もも肉のコンフィ 竹泉風味
以上19屋台
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朝9時半から受付が始まりまして、事前購入のチケットを用意して列に並びました。
この時点では、まだ想像していた混雑はありませんでした。

受付を済ませチケットをオリジナルお猪口と公式ガイドブックに交換してもらいました。
ミネラルウオーターを飲み続けてコンディション調整しながら10時イベント開始を待つ。
10時、日本酒ワールドのイベント開始となりました。 各屋台の前に列が出来る。
お酒と料理の料金は、各屋台でその都度支払うシステムです。
とても全部の屋台は廻れませんので、飲み食いしたいお酒と料理から屋台を選びました。

まずお酒は、⑨『玉櫻』 生酛純米にごり天満宮スペシャルで乾杯することにしました。
写真の料理は、⑩木積筍の風呂吹き。(写真に影が写りこみ申し訳ない)
⑪鱧カツ HAMOーKATSUを買いました。

揚げたての鱧(はも)カツ、まいうー♪でした。

前夜から12時間ぶりに飲む日本酒。 一口、二口飲んで徐々に調子を戻していく。
ちなみに、テーブルはあるけど座る椅子は無いです。 地面は土なので座れません。
日陰になるところも少ないので、このような良い天気になると帽子は必須でしたね。
これは日焼けとお酒で顔が真っ赤になるわ。(*>_<*)
人出が一気に増えて居場所が無くなってきました。
テーブルは一度離れるともう二度と確保できないので食べる場所を探すのが一苦労。
テーブルの上に荷物を置いて場所を確保する関西のおばちゃんたちのあざとさが恨めしい。
今年で第7回目となる上方日本酒ワールド、慣れた人は自前のトレイやレジャーシートを持ってますね。 その光景を目の当たりにして初参戦のハンデを感じた。
紙トレイが100円で売られてたので買いました。 これをテーブル代わりにして立ち飲みする。

お酒は2杯目、③『杜の蔵』 天満宮だけのかんすけスペシャル20年古酒ブレンド
料理も同じ屋台で③鴨と葱の和風タコス~ミツル醤油の諸味とランデヴー
過去2回、酒蔵を訪ねた「竹泉」田治米合名会社(兵庫)の屋台を覗いてみる。

知ってる田治米社長さんの姿は無かった。

⑲『竹泉』 雄町純米吟醸槽口直詰生原酒。 フレッシュな生酒を冷やで頂きました。
山陰東郷の屋台。

⑦『山陰東郷』天満宮特別ブレンドの熱燗と鳥取県産イカのつみれ揚げアワビ入り

これが食べたかった。 中身はイカとアワビでコリコリした食感でとても美味しかったです。
⑥二世古の男爵芋をつかったなまらカニの入ったコロッケです。

カニの身が詰まった贅沢なコロッケ初めて食べたわ。
お酒は5杯目です。

初めて飲む⑯『綿屋』金の井酒造(宮城) 特別純米原酒 亀の尾 。 冷たい生酒頂きました。
大阪天満宮の境内は意外に狭かった。

時刻がお昼にもなるとどんどんと人出が増えてきて境内はカオス状態に。

噂では5000人も来るということだったが、この日はいったいどれだけの人が訪れたのだろう。
ずっと立ち飲みしてるのと暑さと人混みで流石に疲れてきましたね。
境内の片隅、トイレ近くにあるえびす殿という建物の下がコンクリや石だったので座り込んで休んでました。
上方日本酒ワールド、もう十分堪能したかな~
前夜の行き過ぎたウォーミングアップが無かったらもっと頑張れていたかな?
さて、最後の力を振り絞り立ち上がる。 もう一杯だけ大吟醸を飲んで終わりとしよう。

6杯目、①『仙介』泉酒造(兵庫)純米大吟醸おりがらみ無濾過生原酒27BYで〆ました。
13時、初参戦の上方日本酒ワールドから勇気ある撤退をすることにしました。
楽しかったけど、とても疲れた。 来年以降、2度目の参加するときは前夜の酒はほどほどに。