
道の駅「日野川の郷」の1周年記念イベントの催しの中で、福山自動車時計博物館からやってくる昔懐かしいボンネットバスの乗車体験が出来るとの情報を知り行ってみました。
当日は、ボンネットバス乗車体験の他にも、食のバザールやステージイベントなどもあり、賑やかな道の駅1周年記念イベントとなりました。
道の駅表側の駐車場はイベント会場になってたので、裏側の駐車場にボクスターを停めてます。
道の駅「日野川の郷」1周年記念イベントの様子。

たくさんのテントが設営された食のバザールも気になりますが。
まずは、お目当てのボンネットバスです。
ボンネットバス 日野BA14 年式:1958年(昭和33年)

原動機の形式:DS50(元DS12)、総排気量:7.98L(元7.01L)、乗車定員:55人(座席数30)
元所有者は高知県の土佐電氣鐡道。 国内に僅か4台しか保存車両のない日野のボンネットバスでは最古にして現存唯一の短尺車。 2006年6月再生。 同年9月23日に静岡県掛川市のヤマハリゾートつま恋で開催された「吉田拓郎&かぐや姫 concert in つま恋 2006」のPRや会場展示に活躍。 愛称は「THUMAGOI号」。 粒子状物質現象装置(DPF)装着車。
福山自動車時計博物館では、国内に僅か4台しか残っておらず希少な日野のボンネットバスのうち、廃車体の状態から復活させた2台を動態保存しているそうです。
日野のボンネットバスでは現存最古で現存唯一の短尺車でもあるBA14(1958年式)と標準尺のBH15(同型では現存最古の1961年式)の2台。
そのうち、標準ボディーの日野BH15型(1961年式)のほうは、昨年秋にロマンチックツーリングに参加した際、ゴール地点の井原駅前イベントで見掛ける機会がありました。

関連ブログ:
ロマンチックツーリング2016 (後編)
今回、道の駅日野川の郷にやってきた日野ボンネットバスは、現存最古で現存唯一の短尺車。

全長:912cm、軸距:450cm これでもショートボディーってこと?
全幅:244cm、全高:290cm

車両重量:6,680kg、車体製作者:東浦自動車工業
2006のエンブレムを装飾。

廃車体の状態から2006年6月に再生復活。 その際に現在の大胆なボディーカラーに塗装。
日野の羽ばたきエンブレムを驕る。

日野エンブレムは時代の中で少しずつ変貌し様々なものがあります。
後ろに廻って。 丸みを帯びたお尻。
現存最古の日野ボンネットバスBA14(昭和33年製)
リアビュー。

非常口あり。
尾行歓迎 追突注意
平成17年 八都県市 粒子状物質現象装置装着 適合車

☆ 埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県 ディーゼル車規制 適合車 ☆
それでは、いよいよ乗車体験してみます。

乗車体験は無料。 所要時間は約20分。 予め決められたコースを行き来します。
乗降口は1箇所です。
ボンネットバス乗車体験は大人気で、ちびっ子たちやお年寄りも乗り込みますが・・

うまいこと運転席横の最前席が空いてて特等席?に座ることが出来ました。
運転手さんが居ないうちに運転席の様子を激写。

横は三角窓です。 それに前面の窓も少し開けることが出来そうな仕組み?
ステアリングにHino。 横から思い切り体を乗り出した体制で撮影。

ウインカーレバー細っ。 スピードメーターは120km/hまである。
シフトやペダル類の様子。
前面窓の上のほうに「笑顔で接客」。 行先表示器は手で回すタイプ。

ワイパーのモーターは窓の上に。
インパネ左側に貼ってあった金属パネル。 日野ヂーゼル。
出発までにまだ時間あります。 後ろを振り返って。 最後尾の席も人気で埋まっている。

出発時には満員になりました。
吊り革の様子なども撮影したり。

これから始まる乗車体験、物凄くワクワクします。
さて、運転手さんが乗り込みましてボンネットバス乗車体験のスタートです。

運転席の真横から、アクセルワーク、ブレーキング、シフトさばきなどのテクニックをガン見。
山間の町を昔懐かしいボンネットバスが走る。 沿道に咲く桜も眺めることが出来ました。

乗車体験は約20分のコースです。 再び道の駅に戻ってきて終了。
動画を撮りました。 約20分のところを部分カットで10分に編集しています。
国内最古の日野ボンネットバスの乗車体験。 大変貴重な体験をさせて頂きました(^^♪
乗車体験が終わり、乗客の皆さんが全て降りたところで後部座席の様子を撮影。
一番後ろの席は、ボンネットバスの丸いお尻の形に両端が丸くカーブになってます。
座ってみた。 一番端っこは背もたれ丸く少し座りにくいです。

そんなことをしていたら、乗車体験の次の便のお客さんたちがどんどん乗り込んできて・・
降りるに降りれなくなり、そのまま乗車体験2巡目の出発です。

同じコースを再び約20分の乗車体験。
ボンネットバスの車窓から日野川を眺める。 日野川は一級河川日野川水系の本川。

日野川沿いを日野のボンネットバスが走るという。
特急やくも号と擦れ違ったところ。 振り向いて後部窓越しに撮り鉄。
国内最古の日野ボンネットバス、結局2巡し乗車体験をすっかり堪能しました。

大変貴重な体験をさせて頂きましたね。 どうも、ありがとうございました(^^♪