
「第22回安来刃物祭り クラシックカー・ストリート」のブログは終わりましたが、その後の続きがあります。
オーナーさん自らの情報により、秘密の某所に草ヒロNコロがあると知り、オーナーさんの承諾&立ち合いのもとに一度拝見させて頂くことになりました。
草ヒロNコロを求め、3台でのツーリングが始まる。

ホンダ・ライフ : 最近
おははくで知り合ったミラ・ジーノの人が乗るセカンドカー
ホンダ・アクティ : マイティボーイやステップバンなどに乗るマイティボーイ〇〇さんの足車
時は折しも、GW連休中。

国道は大渋滞な中での過酷なツーリングとなりました。
なんとか、秘密の某所に到着の図。
そこは想像してた以上の険しい未開のジャングルでした。
これが問題の草ヒロNコロです。

これまた想像以上の状態でした。 もちろん悪い意味で。
もう30年もここに放置してあるという・・草ヒロNコロ。
草ヒロ : 草むらのヒーロー
Nコロ : ホンダN360の愛称
この密林には他にも草ヒロが潜んでいました。

スズキ・アルト・ワークスです。 1994~1998年の車種なのにもう立派な草ヒロに。
茂みに埋まってて全く外観が見えない赤い車・・ 本当に車なのか?

微かに「 CITY R 」のエンブレムが確認できた。 ホンダの初代シティRなのだそうです。
そして、シートを被せられたこちらはレア車なのだそうで。

日産ブルーバードなのだけれども・・
フロントグリルに、U12 Super NISMO の文字が。 ラリーモデル仕様だとのこと。

パルサーGT-IR登場前、日産のラリー競技車両といえば、このブルーバードのラリー仕様車。
さて、本題の草ヒロNコロです。

草を掻き分け、お顔が見えてきました。 フロントグリルのHマーク確認。
後ろ側です。

N-Ⅲ のエンブレムを確認できました。 1970年モデルチェンジ進化版。
屋根です。 おや、お洒落なキャンバストップ・モデルだったのかな?

そうではなく、屋根は崩れて落ちてしまっていました。
そればかりか、床もエンジンも落ちていました。 30年放置の年月は恐ろしい。
オーナーさん希望のサルベージしての再生は不可能。

オーナーさん承諾で、屋根やボンネットをバリバリ剥ぎ、何か流用できるものを物色することに。
フェンダーミラーとか、リアレンズとか。

ミラーは片方割れてました。
後ろのハッチ部分。

使えそうな部品は、マイティボーイ〇〇さんの旧車仲間たちに横流しするのを想定しています。
リア・ガラス。

外せた部品は、ホンダ・アクティ軽トラックの荷台に乗せてお持ち帰りです。
車は乗らずに30年放置するとこのような草ヒロになるのだと目の当たりにして、さらにいつかは朽ち果て土に帰るのかと思い知らされたのでありました。
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ボクスター | 日記
Posted at
2017/05/14 00:00:00