
地球一周の船旅を実現する大型クルーズ客船オーシャン・ドリーム初寄港。
前ブログの続きです。
午前11時前、オーシャン・ドリーム寄港岸壁に入場してきました。
実はこのオーシャン・ドリーム、初寄港ながらいきなり船内見学会が企画されました。
船内見学会参加者200名。 そのためいつもの岸壁と様子が異なり車がいっぱいです。
オーシャン・ドリーム

船籍:パナマ、全長:204.76m、総トン数:35,265トン、乗客定員:1,422名、乗組員数:550名
今回の航路 : 神戸~麗水(韓国)~ウラジオストック(ロシア)~函館~境港~釜山(韓国)~神戸

乗客:約1,200名(日本人、韓国人)
国際交流NGO団体ピースボートが実現する様々なプランの地球一周の船旅が出来るそうです。
事前申し込みし予め送付された資料の中にあったDVDを視聴してから船内見学会に挑みました。
これまで参加した船内見学会は港組合や市によるものばかりでしたが、今回は旅行会社の企画によるものでした。 受付テントで参加料(手数料)800円-事前にメール受信したクーポン券300円=500円を支払い乗船です。 船内見学会は11時~14時の3時間でたっぷり時間がある。

乗船口があるのは3階です。 そこからエレベーターで一気に8階に上がる。
見学可能なエリアは、7階~9階の3フロア。
8階には世界一周クルーズ説明会場が設けられてました。

また、ガチでクルーズ検討してる人には個別相談の場も用意。
どこから見学してよいか分からずウロウロしていると不審に思われたのか声を掛けられる。
案内役のスタッフさんが50名もおり、要所要所で付いて説明&エスコートしてくださいます。
スタッフさんとともに8階を歩く。
8階中央にあるバー・カサブランカ
バー・ピアノ

テーブルや壁が鍵盤になってます。 真ん中にグランド・ピアノが鎮座。
バイーア・ラウンジ

ちょっとしたステージ・スペースも。
そしてお外に出てプール&ジャグジーです。

こちらは客船の後方にあります。
今度は客船の前方へと移動。 スターライト・ラウンジという広いスペース。

中央にダンス・エリアがある。 窓からは船首、前方の景色が望めました。
今度は7階に降ります。
広々とした劇場風のブロードウェイ・ラウンジ。
そして、今回のオーシャン・ドリーム船内見学会では、過去参加したどの客船の船内見学会でも見れなかった領域に初めて足を踏み入れることが出来ました。
それは客室です。

船内見学会で客室を見学するのはこれが初。 3タイプの客室を拝見させてもらえました。
エコノミー・ペア(窓無しタイプ)

奥にあるのは鏡です。(一部モザイク処理してます) 画像で見えない手前にはテレビと机がある。
エコノミー・ペア(窓有りタイプ)

さすがに窓があるとお部屋が明るい。 窓からは海の景色が一望。
他にもさらに豪華なバルコニーがある客室もありますが、今回は見学出来ませんでした。
シャワー、洗面台、トイレです。 (浴槽は無い)
客室の見学で一番驚いたのが、こちらのフレンドリータイプといわれる狭い4人部屋でした。

奥にあるのは鏡です。(一部モザイク処理してます) 二段ベッドに衝撃を受ける。
この部屋は豪華客船のイメージとは掛け離れたものだったから、本当にショックを受けました。
もしかしたらオーシャン・ドリーム独特? 他の客船でもこんな部屋あるのかしら?と疑問。
見知らぬ人たち4人が同部屋に寝泊まりし3ヶ月の世界一周の船旅をするそうです。
(年齢や国籍などで同部屋決まる) すぐにお友達になるというが・・。(驚)
最後に9階に上がってみます。 9階から上は屋上フロアとなっています。
普通に自販機があって衝撃を受けました。 他のクルーズ客船では見たことなかったので・・。

ただ、コインは使えなくて乗客用のカード?で利用出来る仕組みになってます。
これまで思い描いてた豪華客船のイメージに自販機は無かったのでショックを受ける。
オーシャン・ドリームはなんか違うぞと思い始める。
9階中央にある屋上プールです。

周りにはビュッフェ・レストランやスポーツ・ジムなどもありました。
バスケットボールのハーフコート。 3on3用?
屋上デッキあたりをブラブラと。
レーダー・マスト。
船首、前方を眺める。
煙突を見上げる。

見学可能エリアは7階~9階のみの限定だったので、4階のメイン・レストランや5階のフロア吹抜けレセプションホールは見ることが出来ませんでした。
船内見学会は11時~14時の3時間もありましたが、1時間半ほどで十分な見学が出来ました。
案内してくださったスタッフさんたちも親切でした。 ありがとうございました。
時間は飛びまして・・・
夕方の出港お見送りです。

14時までの船内見学会が終わると岸壁にたくさんいた車も帰ってしまいました。
ここからいつもの大型クルーズ客船おもてなしサポーター活動の業務に入ります。

おもてなしサポーターとは、国内外から寄港する大型クルーズ客船を歓迎しおもてなしして、地域のイメージアップと寄港定着(リピーター)につなげていく観光ボランティアの活動をしていくものです。

おもてなしサポーターといっても自分の場合は末端の構成員なので、実質的には出港時に手を振ることが与えられた主な役割です。
出港前のお見送り催事は、特段のパフォーマンス披露が無い時に行われる

市職員関係者たちによる鬼〇郎音頭でしたが・・
今回はいつもの鬼〇郎音頭と違い、着物姿の踊り子さんたちがフィーチャーされてました。

まるで鬼〇郎音頭が地元に古くから伝わる伝統芸能のように見えて様になるから不思議だ。
17時出港、お別れの時間です。

ここで懸命に手を振る。
初入港、そして船内見学会、オーシャン・ドリームのお陰で良い一日を過ごすことが出来ました。

ありがとうございました。