
昭和から平成の40年に渡り、幽霊・妖怪・怪獣・宇宙人など怪奇な挿絵で、全国の少年少女を恐怖へ陥れた石原豪人(いしはら ごうじん)。
出雲が生んだ戦後日本を代表する挿絵作家、サブカルチャー黎明期の鬼才 『石原豪人展』に恐る恐る行ってみました。
これから体験することになる恐怖を前に、まずはお昼ご飯です。

最近の食の好みから中華料理店です。 また新たなお店を見つけました。
ここも中国人が営んでるようです。 近年はこのような中華料理店が近隣に増殖してます。
お昼のメニューから回鍋肉定食を頂きました。

炒めた肉と野菜に甘味噌ダレで期待通りの美味しさでしたが、小皿の上に小さなコロッケ。 (哀愁)
中味はカニコロッケでした。 回鍋肉定食、ご馳走様でした(^^♪
石原豪人展を開催してる平田本陣記念館に到着の図です。
平田本陣記念館は、享保20年(1735年)に建てられた本陣宿で、酒造業や木綿販売などで財を成した本木佐(ほんきさ)家の豪商屋敷。 それを移築、復元した建物なのだそうです。
ここの企画展示はちょっと独特で、大衆芸術やサブカルチャーの親しみ易い展示物が多いです。

過去に竹久夢二展や漫画・アニメの企画展を観に何度か訪れています。
前回は2年前、
少女漫画家の「高橋真琴展」を観に訪れました。
出雲が生んだ戦後日本を代表する挿絵作家、サブカルチャー黎明期の鬼才 『石原豪人展』

その名は知らぬとも、幽霊・妖怪・怪獣・宇宙人など怪奇な挿絵は何処かで目にした人が多いはず。
あまりの妖しさに玄関前で躊躇しましたが、せっかく来たので意を決して入館です。
展示室前にあるロビーです。

この部屋は撮影可でした。
囲むように怪奇なタペストリーが飾られており、ロビーなのに落ち着かずあまり寛げない。
石原剛人さん 大正12年(1923年)~平成10年(1998年) 写真は29歳の頃。

戦後、映画看板の仕事から挿絵の世界へ。 卓越した画力で、幽霊・妖怪・怪人・怪獣・怪奇SF物の挿絵を描き、全国の少年少女を震え上がらせる。 大図解シリーズは当時の子供たちに大人気。
少女誌では江戸川乱歩らと組み、少年誌では怪獣ブーム時代に数えきれないほどの挿絵を描く。
芸能誌の表紙を飾るスターの似顔絵、スポーツ誌や小説などの挿絵、幅広いジャンルで活躍。
平成時代になるとオタク系雑誌で若い読者を楽しませ、病に倒れるまで生涯現役を貫いた。
テーブルの上に本があったのでパラ見します。
雪女などの幽霊ものとか。

他に、妖怪・怪人・怪物・怪獣・怪奇SFなど怪しいものが多数。
躍動感あふれるスポーツものもあります。

猪木vs吸血鬼ブラッシー。
それではドキドキしながら展示室へ。

ここからは撮影NGです。 妖怪・幽霊・怪人・怪物・怪獣・・・ テーマごとに数々の展示品が並ぶ。
圧倒的な画力、豊かな想像力、妖しきものたちにリアリティを与える作品の数々に惹き込まれる。
妖しい作品をじっと見つめていると、背後に何かの気配を感じてドキッとする場面も。
展示品は撮影NGなので、どういった作品だったかはこちら →
石原豪人の画像
息を呑みつつ、2時間じっくり鑑賞しました。 いやぁ、凄かったです。 絵でこんなに興奮するとは。
その後、ほっこりするため猫が凄む公園に行ってみました。 人が来るとすぐ猫が寄ってきます。

この日は黒猫が一匹だけ。 すり寄ってくるも、餌をあげないと分かるとそっぽ向いて去っていく。
そして、急なお誘いがあり夕方遅くなってからカフェに行きました。 怪奇もののお口直しも兼ねて。

深く渋みのあるコーヒーと甘く美味しいパンケーキを頂きました。 どうも、ご馳走様でした(^^♪
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コルベット | 日記
Posted at
2017/09/25 18:24:02