
呉海自カレーフェスタ2017で護衛艦「かが」の一般公開があると知り、海上自衛隊呉基地まで行ってきました。
護衛艦「かが」は今年7月に初の一般公開が金沢港で開催され、片道10時間掛けて観に行きましたが、それから僅か3か月で金沢よりもずっと近い呉で開催されるのが悔しくて、2度目の護衛艦「かが」一般公開を観に行ったわけです。
なお、呉基地を訪れるのはこれが初めてでした。
10月14日(土)10:00~15:00 呉海自カレーフェスタ2017

当初、チラシには一般公開される艦艇が「かが」だとは明記されてませんでした。
写真がかがっぽかったのですが・・。 かがに決まったのを知ったのは10日くらい前だったかな?
当日は早起きして呉に向かう。 ところが、早めに呉入りしたのに呉市内で30分ほど迷ってしまい、呉基地に着いたのは9時前。 臨時駐車場となった呉基地向かいの㈱IHI工場敷地内に停める。

古い歴史ある工場のためか駐車スペース幅が極狭で、カマロの長いドアでは両側に車が停まると乗り降りアウトな感じでした。 実は駐車時の失敗談があり、開けた記憶は無いのだけど助手席側(右側)窓が全開になってました。 画像後方、道路を挟んだ向かい側に基地の開門を待つ長蛇の列が出来ています。 その列に並んでるときカマロの助手席側窓が開いてるように見えたのだけど、それが見間違いでは無かったと気が付くのは雨がポツポツ降り出して帰るときになってです。 幸い3時間停めてても盗難の被害も雨の影響もありませんでしたが。 (たかが臨時駐車場の件で長々と書きました)
呉基地の開門を待つ長蛇の列は物凄かったです。 最後尾に廻るのも大変。 歩く、歩く。
300m?はあろうかと思える行列に並び、そこから眺める初めて訪れた呉基地の光景です。

実は潜水艦というものを見たのは人生初です。 いきなり破壊力抜群、衝撃の驚きでした。
こちらの艦番号5106は海洋観測艦「しょうなん」という艦艇だそうです。

見渡す限りこのような艦艇が見えます。
一度にこれだけの数の海上自衛隊艦艇を見るのは初めてです。 まさにお宝の山。
これまで各地の港に出向き、海上自衛隊艦艇の一般公開を観ましたが、最初からここに来てれば事済んでたのではないかと思えたほど。

画像一番奥に見える一際大きな艦艇が、今回の目的である護衛艦「かが」です。
手前は左から、艦番号106護衛艦「さみだれ」、艦番号3518練習艦「せとゆき」、艦番号3513練習艦「しまゆき」が並んでいます。
開門は予定より早まったのか?9時20分頃でした。 行列が一気に動き出す。
そのままの流れで呉基地内へと潜入。 真っ直ぐ行くとT字路に突き当たって海。
呉基地に入って、そこからの護衛艦「かが」の眺めです。 おおおっ!

護衛艦「かが」は、海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦。
いずも型護衛艦の2番艦であり、1番艦の「いずも」とともに海上自衛隊では最大の艦艇である。
基準排水量19,500トン、全長248m、全幅38m、建造費用は1,155億円。
艦名は令制国の加賀国に由来。 母港、呉基地での一般公開は初開催になります。
右を向くと、艦番号464掃海母艦「ぶんご」、艦番号4002輸送艦「しもきた」
左を向くと、艦番号688掃海艇「あいしま」、艦番号690掃海艇「みやじま」
T字路を左に曲がって一般公開される護衛艦「かが」に向かう。

この画像で右側に見えるのが、掃海艇の「あいしま」と「みやじま」。
左側にあるのが、艦番号3518練習艦「せとゆき」、艦番号3513練習艦「しまゆき」。

その殆どが初めて見る艦艇でした。
これまで見たことあるのは、護衛艦「かが」と、この艦番号106護衛艦「さみだれ」だけです。

護衛艦「さみだれ」は、7月に鳥取港で開催された一般公開で見てましたね。
関連ブログ :
護衛艦いなづま&さみだれ一般公開 in 鳥取港 1日目 (前編) ,
護衛艦いなづま&さみだれ一般公開 in 鳥取港 1日目 (後編) ,
護衛艦いなづま&さみだれ一般公開 in 鳥取港 2日目
ただ、このとき乗艦したのは同型の「いなづま」だけで、「さみだれ」は乗艦出来ませんでした。
護衛艦「かが」を見るのは7月金沢港に続いて2回目です。

ここで7月金沢港での護衛艦「かが」初の一般公開時の関連ブログへのリンクも :
護衛艦「かが」を観に金沢港に行ってみる ,
護衛艦「かが」初の一般公開 in 金沢港 (前編) ,
護衛艦「かが」初の一般公開 in 金沢港 (後編)
護衛艦「かが」の前で一般公開の開始を待つ、行列というか人だかりが出来てるので後方に並ぶ。
人が多くて混雑してましたが、初の一般公開だった金沢港の大混雑よりは人が少なかったです。
人の波が動き出して一般公開が始まったようだ。 ゆっくりと前に進む。
「かが」の暖簾を潜るのは2回目。 時刻は9時45分でした。
乗艦すると広々とした空間。 ヘリコプターの格納庫。
タペストリーその1
タペストリーその2 護衛艦「かが」のロゴマーク。

加賀藩の名産である金箔や加賀友禅をイメージした華やかな意匠で国内外で活躍する護衛艦としての日本らしさを強調しました。 花は、加賀藩のシンボルである梅を筆頭に、日本を代表する四季の花々を春夏秋冬順で配置し、蔦(ツタ)は、日本海の波しぶきと、加賀を吹き抜ける風を、中央の海鳥はヘリコプターが力強く飛び立つ姿をイメージしています。 またこれら花の意味合いは「自衛官の心がまえ」に相通じるものがあります。まさしく「自衛官の心がまえ」を基調とし、ヘリコプター搭載護衛艦として高い誇りを持って職務に精励する乗員のシンボルになると確信しています。
(海上自衛隊ホームページより)
格納庫内を見学。

着艦したヘリコプターを固定、拘束する装置ですかね。
金沢港での初の一般公開のときに有って、呉基地での一般公開で無かったものは、階段を上り艦内のいろいろな部屋を見学して歩くことでした。
呉基地での一般公開で見学出来たのは、格納庫と飛行甲板のみです。
そのことは残念というよりも、7月に片道10時間もかけて金沢港まで行ったことが、決して無駄ではなかったと思えた唯一のことでした。
格納庫から飛行甲板に向かうには、あの例の巨大なエレベーターに乗ります。

人々が何かを求めて向かう先に、空の光が射している。
100人乗っても大丈夫!な、エレベーターの台に乗って上を見上げる。

まるでクレーターの穴のよう。
ここで、巨大エレベーター上昇の動画を。 せり上がり舞台のようでもあります。
飛行甲板の見学を終えてからエレベーター下降の動画もありますが、それはブログ後編で。
”護衛艦「かが」一般公開 in 呉海自カレーフェスタ ”のブログは後編へと続きます・・。<(_ _)>