
「石見大崎鼻灯台一般公開」 前編の続きの後編です。
海面からの高さが72メートルある石見大崎鼻灯台の上まで上ってきました。

絶景を見渡します。 東側の景色から。 海は日本海、石見の海。
右手に見える山は、標高470mの高角山(島の星山)です。

長く続く砂浜は角の浦です。 角の浦は万葉集の中で柿本人麻呂に歌われています。
澄み切った青い空と海が気持ち良い♪

水平線を見つめて目の保養。
灯台は、遠くの景色を眺めるのは良いが、足下を見るのは恐ろしいです。

灯台の上はとても風が強く、移動するには手摺りを握ってないと恐い。
恐る恐る下を覗いて。 コバルトブルー? エメラルドグリーン? 海も澄んでて綺麗です。
西側の景色は岩場の大絶壁が見えました。
灯台の入り口前を見下ろすと、記念撮影をしている人たちが見える。
後ろを振り向き見上げれば、30センチ回転灯器が回る灯火の窓。
こちらはライブカメラです。

PCやスマホを用い誰でも遠隔操作し生映像を見ることが可能。 →
石見大崎鼻灯台ライブカメラ
天気も良くて気持ち良い中、素晴らしい景色を楽しんでから灯台を降りました。

地上から高さ16メートルの石見大崎鼻灯台を見上げる。
東岸景色を描いた看板です。 万葉集で柿本人麻呂が歌った角の浦。

石見の海 角の浦廻を
浦なしと 人こそ見らめ
潟なしと 人こそ見らめ
よしゑやし 浦はなくとも
よしゑやし 潟はなくとも
石見大崎鼻灯台の一般公開。 管轄する海上保安部から得た今回の戦利品です。

石見大崎鼻灯台のパンフレットとその他の冊子、ボールペン、ウェットティッシュでした。
今度は海浜公園内の砂浜に下りてみました。

ここは灯台から見ると西側です。 岩場の間にも砂浜が少しある。
砂浜に立ち、石見大崎鼻灯台の方向を見る。 灯台は見えなかった。
誰もいない。 石見の海を眺める。

砂浜といっても小石がたくさんあります。
波で削られ丸くなった小石。
今度は高台に上って石見大崎鼻灯台の遠景。
今回、貴重な機会(年に一度?)があり、石見大崎鼻灯台の一般公開を拝見させて頂きました。

ありがとうございました。
海浜公園の駐車場から望む石見大崎鼻灯台。
これまでもいくつかの灯台を訪れてきました。 少しずつ灯台の魅力に惹かれてきた気がする。
灯台の魅力とは? 灯台そのもののカッコ良さ?美しさ? 灯台から眺める海の絶景?
灯台は半島の突端、岬にあります。 突き出た先に行きたがる人間の本能?ゆえの、達成感?
そこに到達した感? その象徴的魅力が灯台にはあるのかもしれません。
最近は、ついにというか、ようやくというか、「灯台カード」が配布される灯台が現れてきました。
灯台カード、また新たな闘志を燃やしてくれそうな気になる存在です・・。
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コルベット | 日記
Posted at
2017/11/23 19:48:29