
紅葉・黄葉も山から降りて平野部にも。
近くを訪れる機会があったので、知られざるパワースポットとして知られる岩根寺に寄ってみました。
イチョウの木が綺麗に色付くタイミングで岩根寺を訪れたのは初めてです。
イチョウの木。 11月も下旬、ようやく綺麗に色付いて。

まだ少し青い葉が残ってますが黄葉も見頃に入ったと言って良いでしょう。
参道横のお地蔵さんの背中越しにイチョウの木。
岩根寺縁起 (出雲のシンデレラ姫物語)

塩冶町の信者が「岩根観音」へ祈願して玉のような女の子を授かった。
この娘の姿・履(くつ)の大きさが光仁天皇(770~780年)の夢枕に現れた姫のものと一致した。
亭に支え「吉祥姫」とよばれ恒武天皇をお産みになった。
「吉祥姫」の五輪の塔は浅山町の大坊にある。
岩根寺の本堂です。

小さいです。
浄土宗「 神朝山 岩根寺 」 (しんちょうざんいわねじ)

出雲巡礼五番の札所であったが廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)によってご本尊の十一面観音菩薩は塩冶町神門寺に移された。
明治二十二年信徒の強い願いを集めて、けやき造りのお堂が建てられた。
岩根寺は崖岩下の窪んだ場所に建つお寺です。
今回、本堂の上に恐ろしいものを見つけてしまいました。

スズメバチの巣だ。 罰当たりな者からお堂を守っているのか。
そのため、参拝と撮影は静かに行いました。(-人-)
本堂横に鎮座する小さなお地蔵さんたちです。
磨崖六地蔵

地蔵信仰の盛んな江戸時代に掘られたもので護摩を焚いた跡なのか岩肌が黒ずんでいる。
本堂横の地面から生えているのはのうぜんかづらの木です。
そののうぜんかづらの木はひょろひょろと崖岩のてっぺんまで伸びています。
凌霄花(のうぜんかづら)

樹齢はわからないが夏には磨崖に赤い花をつけ仏の供華のようである。
どうやって崖岩の上に繋がるように生えたのか不思議な光景です。
崖岩の上をズームで。

実際には先が何処まで伸びているのか分かりません。
左横から崖岩越しにのうぜんかづら。
空をバックにのうぜんかづら。
黄葉のイチョウをバックにのうぜんかづら。
右横から本堂越しにのうぜんかづら。

のうぜんかづらの木の根元には四角く囲ってロープが張られ保護されています。 数年前に初めて訪れた頃はまだロープの囲いが無く、のうぜんかづらを手で揺するとゆらゆらと揺れていました。
登ってみるのは恐そうです。
岩根寺全景。

本堂、イチョウ、のうぜんかづらのフルセット。
帰り際に岩根寺をバックに記念撮影。

今回初めて、イチョウの黄葉が見頃を迎えたタイミングで岩根寺を訪れることが出来ました。
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ボクスター | 日記
Posted at
2017/11/26 17:45:16