
3月9日~13日に強行した岐阜&愛知遠征(途中終了)を振り返る詳細?ブログの続きです。
岐阜県美濃市にある重要伝統的建造物群保存地区うだつの上がる街並みで催された「美濃クラシックカーフェスタ」のブログ
① ,
② の続きの ③ です。
美濃クラシックカーフェスタ 特別展示車両&スペシャル・サポートカーのコーナーから。

ランボルギーニ・カウンタック 25thアニバーサリー (1989年)は前回ブログ②で登場済み。
ランチア・ラリー037 (1982年)

クラシッカーパレードにも参加してた美濃クラシックカーフェスタのスペシャル・サポートカーです。
フィアットグループがWRCラリー参戦のため開発したグループBカーでミッドシップ・リア駆動。
生産台数はラリーベースモデル含めて200台と言われますがノーマルバージョンは極めて希少。
全長:3915mmX全幅:1850mmX全高:1245mm、重量:1170kg
TOM’S エンジェル T01 (1994年)

英国トムスGBが製作し、TOM’Sブランドのスポーツカーとして販売を目指した。 1号車は日本に輸入し登録されたものの、最終的に国内認可を断念。 試作したプロトタイプのみが残る世界に1台だけの車になりました。
トヨタ製1.6リッター4AGエンジンとMR2用5速ミッションを搭載し、カーボンモノコックボディにガルウイングドアを採用。 700kgという超軽量化を実現した2人乗りミッドシップカーです。

全長:3320mmX全幅:1620mmX全高:1080mm、重量:700kg
クラシッカーパレード不参加ですが、スペシャル・サポートカーとされてました。
ランチア・ラリーとTOM’Sエンジェル、これは大変貴重な車を拝見しました。
そして、特別展示車両の2台は幻の国産スーパーカー。

凄いぞ! 美濃クラシックカーフェスタ。
ジオット・キャスピタ (2号車、1989年)

開発:ジオット、ジオット・デザイン
88年にワコールの出費で設立された「ジオット」社が企画し、レーシングカーコンストラクターである「童夢」が開発・製作を行った国産スーパーカーです。

カーボンモノコック・ボディ採用のミッドシップエンジン/リアドライブ。
「公道を走るF1マシン」というコンセプトのもと設計され、エンジンは当時F1参戦が計画されていた3.5リッターのスバル製水平対向12気筒を搭載(1号車)。

しかしながらスバル製エンジンがF1で成績を残せず撤退。 エンジン供給が頓挫し2号車は急遽、英国製ジャッドV10に換装。
英国で試作し国内でナンバーを取得しましたがバブル崩壊により市販計画は頓挫しました。
エンジン:ジャッドGV 3497cc 585PS
全長:4534mmX全幅:1996mmX全高:1076-1136mm、重量:1240kg
ジオット・キャピスタについては全く知らず、この場で初めて見て知りました。
バブル景気の崩壊により市販されず、世に出なかった幻の国産スーパーカーだったんですね・・。
そして、美濃クラシックカーフェスタ最大の注目はこの童夢零(どうむぜろ)でしょう。
童夢零 (1978年)

国産初のスーパーカーとしてまさに夢の車でした。
1978年、スーパーカーブームの真っ只中に外国製スーパーカーに対抗すべく、初の国産スーパーカーとして登場した歴史的な名車。

開発は「童夢」の創業者である林みのる氏が主導し、当時の国内レーシングカー技術や技術者を結集し開発されました。
ボディはFRPセミモノコックで車高は980mmという低さで、日産のL28型エンジンをミッドシップに搭載しています。

車高がむちゃくちゃ低くて、先っちょも鋭利な刃物のように尖ってる。
ジュネーブショーへの出展で世界から高評価を受けますが、当時の運輸省は国内の認可を拒み、最終的には市販計画は中断されました。

ミッドシップ/リアドライブ。 エンジン:L28型直6 2800cc 145PS
全長:3980mmX全幅:1770mmX全高:980mm、重量:920kg
リアタイヤ

ホイール中央に「童夢」の文字。
ジオット・キャピスタと並んでるせいもありますが、童夢零はイメージより小さく見えました。

ちなみに
2台ともガルウイングドア。
大変貴重な幻の国産スーパーカーを2台も拝見することが出来ました。(^^♪
美濃クラシックカーフェスタに行ってみた価値が大有りでしたね!
特別展示車両コーナーのすぐお隣では、ミニカーや古い車のカタログなどの露店が出てました。
ミニカーを物色してみたところ、シボレー・コルベットのミニカーたちを発見!
コルベット50周年2002年頃の余り物商品? C4コルベットが殆どでしたがC3やC5もあった。
C3やC4も欲しかったんですが全部買うわけにもいかず。 ここはやはりC5を。
愛車と同じ1999年型シボレー・コルベットのミニカーが売られてたので思わず買ってしまいました。

ただし、ボディ色は緑です。 愛車のボディカラー黒とは違うがC5コルベットのミニカーは珍しい。
何気にC5コルベットのミニカーを手にするのは初めてで嬉しかったりする(^^♪
美濃クラシックカーフェスタ、この後はうだつの上がる街並みに大集結した100台ものクラシックカーたちの展示を拝見して歩きます。
「美濃クラシックカーフェスタ」のブログはパート④へとまだ続きます。<(_ _)>
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コルベット | 日記
Posted at
2018/03/26 20:33:40
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