
前回「
練習艦「せとゆき」一般公開 in 坂出港 (序編)」から間隔が空きましたが、ようやく再開してその続編です。
ただ、内容的にはここからが実質の本編となります。
4月28日(土)・29日(日) 練習艦「せとゆき」一般公開 in 坂出港 (香川県)

土日2daysの4月28日(土)のほうに行きました。
なお、坂出港は瀬戸大橋を渡った先にある四国の玄関口の街になります。

それでも、自身にとってこれが人生2度目の四国上陸でありました。
海上自衛隊 練習艦「せとゆき」

基準排水量:3,050トン、全長:130m、最大幅:13.6m、喫水:4.4m、主機関:ガスタービンエンジン、軸馬力:45,000馬力、速力:30kt(54km/h)、乗組員:約200名
練習艦「せとゆき」は、「はつゆき」型護衛艦の10番艦として、三井造船所玉野事業所で建造され、1986年12月11日に就役しました。

「はつゆき」型護衛艦は汎用護衛艦で、対潜戦、対水上戦、及び対空戦能力が強化されています。
2012年3月14日に練習機として編成替えし、「しまゆき」型練習艦の3番艦となりました。

幹部候補生や防衛大学校生、その他様々な実習員に対する教育を主任務としています。
「せとゆき」の艦名は「瀬戸に降る雪」に由来。

今回はその瀬戸内の坂出港での一般公開となりました。(雪は降ってませんが)
練習艦「せとゆき」は、「はつゆき」型護衛艦の10番艦改め、「しまゆき」型練習艦の3番艦です。

実は、2016年7月に同型艦の練習艦「やまゆき」の一般公開を見学した経験あります。
練習艦「やまゆき」は、「はつゆき」型護衛艦の8番艦改め、「しまゆき」型練習艦の4番艦です。
(2016年ブログ:
練習艦「やまゆき」一般公開 )
なので、今回は2年ぶりの同型艦一般公開の見学となりました。
9時の一般公開が始まる前に、岸壁上から練習艦「せとゆき」を眺める。
20mm機関砲
艦対艦ミサイル
短魚雷発射管
短SAMランチャー
その他の武装は、76mm速射砲、アスロックランチャー、チャフロケットがあります。
(乗艦前に写真撮っておらず)
乗艦する行列に並び、9時の一般公開開始を待ちました。

それほど多くの人は集まっておらず、行列もそんなに長くなかったです。
こちらとしては早朝に自宅を出発し片道200km超を走って来たくらいなのに、意外にも多くの人が集まっておらずちょっと驚く。 まぁ大混雑してなくて良かったんですが。
一般公開が始まって、手荷物検査を受けた後、タラップを上がって乗艦しました。

見学順路に沿って艦艇の横にある甲板を歩いています。
まず、目の前に現れたのは艦艇の側面にある68式C 324mm3連装短魚雷発射管です。

艦艇の左右に2基6発配備。 発射時は外側に向け斜めに旋回します。
見上げるとそこにそびえ立つのは、艦対艦誘導ミサイル(ハープーンSSM4連装発射筒)。

やはり艦艇の左右に2基配備。
梯子のように急な階段を上り艦橋を目指します。
階段を上って一息ついたところで、すぐ間近に見えるのが、高性能20mm機関砲。

6つの銃身が高速で回転しながら毎分300発の速度で発砲。 上部にある白い筒は捜索・追尾するレーダードームです。
艦艇の一番高い部分、レーダーマストを見上げる。
横から艦橋の中に入りました。 ここは狭いので見学者で混雑しています。

艦橋とは、上甲板上の高所に設けられた艦の中枢部としての役目を持つ指揮所です。
操舵のステアリングをお約束で握ってみました。
艦橋から眺める艦艇前方の景色。 よく晴れた青空と波の穏やかな瀬戸内海です。

手前に大きく見えるのはアスロックランチャー、その先の丸い頭は76mm速射砲。
赤い色の椅子は艦長席。 もちろん隙を突いて座ってみました。
こちらの青と赤の椅子は司令官長席です。

偉いのは司令官長のほうです。 艦長<司令官長
司令官長席にも座り、望遠鏡を使って周囲を監視してみました。
艦橋を出る順路は中の階段を降りていきます。
ここで「練習艦「せとゆき」一般公開 in 坂出港」のブログは後編へと続きます・・。<(_ _)>
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ボクスター | 日記
Posted at
2018/05/30 20:56:15