
芸能界の第一線で活躍し、日本を代表する演歌歌手である八代亜紀さんのもう一つの顔 ”画家・八代亜紀” の特別展『アートの世界』が岡山県の新見美術館で開催され、その中でミニトーク&サイン会の企画がありました。
画家としての活躍は全く存じなくとも、演歌歌手としては子供の頃から知ってる超有名な方なので、この機会にあわよくばお目に掛かりたいと新見美術館に向かってみたわけです。
八代亜紀 アートの世界

特別展の開催期間中、1日だけご本人によるミニトーク&サイン会の企画がありました。
ミニトーク&サイン会は、午前の部(11時~)と午後の部(14時~)の2回あり。
美術館ショップにてサイン対象商品購入者各回先着50組(予定)に整理券が配られます。
チラシ裏面

油彩画を中心に作品約110点が展示。
八代亜紀さんは歌手として活躍する傍ら、画家として1998年にフランス画壇の登竜門ル・サロン展に初入選、2002年まで5年連続入選を果たし、永久会員資格を持つほどの腕前なのだそうです。
繊細な筆致と詩情豊かな独自の世界で、どこか郷愁を感じさせてくれる油彩画を描かれるとか。
また、八代亜紀さんは熊本県八代市出身ですが、備前焼作家の夫とともに岡山県の和気町に窯元「八代窯」を構えており岡山県とも縁が深いそうです。
ちなみに、この特別展「アートの世界」ポスター&チラシの写真を撮った場所が八代窯だとか。
開館時間9時30分のところを1時間以上前の8時に新見美術館へ到着の図です。

小高い場所に建つ美術館の下にある駐車場に停めています。
新見美術館を訪れるのは、3年前の「
ウルトラセブン展」以来の2回目です。

既に建物の軒下に沿って開館を待つ行列が出来ており、自分は20番手くらいに並びました。
自分の前に並んでいた60代くらいの男性2人組は、信州松本から普通列車を乗り継ぎやって来たと言われていました。 八代亜紀Tシャツを着てるので熱烈な大ファンのようでした。
その熟年2人組に前日はここ新見市内でコンサートもあったと教えてもらい初めて知りました。

コンサートについてはノーマークでした。 もちろんお二人はコンサートを観に行かれたそうです。
そんなことさえ知らず、八代亜紀さんのことをテレビで見て知ってる程度の者が、ファンたちに混じり行列に並んでいて申し訳ない・・。
9時30分になりまして開館です。

まずは入り口で特別展「アートの世界」観覧のチケットを買いました。(800円)
エントランスには八代亜紀さんのアトリエをイメージしたディスプレイが。
展示室は撮影NGですが、ここは撮影OKでした。
次に急いで美術館ショップへ。 サイン会参加に必要なサイン対象商品を買い求める。

サイン対象商品は、図録「八代亜紀ミュージアム」、「みんなこどもだった」、CD、DVDのいずれか。
まずは、図録「八代亜紀ミュージアム」を購入。(2,160円) 特別展でしか買えない品みたい?

画家としての八代亜紀さん作品などが載ってます。 部分的に飛び出す絵本風にもなっている。
CDも1枚買おうと思っていました。 八代亜紀さんのCDを買うのは初です。 初心者です。
開館前は行列に並びながら、「舟唄」や「雨の慕情」といった代表曲ばかりを収めたベスト版のCDが欲しいなと思ってましたが・・
ところが、サイン対象商品として売られてたCDは1種類だけでした。

八代亜紀 本格ジャズ・アルバム第2弾 「夜の続き」(3,240円)を購入。
いきなり初心者には難易度の高いCDを買うことになってしまいましたね・・。(汗)
もともと八代亜紀さんは「演歌の女王」となる前、銀座クラブ歌手としてジャズを歌ってたそうで。
このジャズアルバムはあの頃に戻っての原点回帰的なアルバムなのでしょうか。

「夜のつづき」CD収録曲
1. 帰ってくれたら嬉しいわ (ヘレン・メリル)
2. フィーヴァー (ペギー・リー)
3. 黒い花びら(水原 弘)
4. 涙の太陽(エミー・ジャクソン)
5. 旅立てジャック(レイ・チャールズ)
6. ワーク・ソング(オスカー・ブラウン・ジュニア)
7. カモナ・マイ・ハウス(ローズ・マリー・クルーニー)
8. にくい貴方(ナンシー・シナトラ)
9. 恋の特効薬 (サーチャーズ)
10. 夜のつづき(赤と青のブルース) ※インストゥルメンタル
11. 赤と青のブルース(マリー・ラフォレ)
12. 男と女のお話(日吉ミミ)
13. 夜が明けたら(浅川マキ)
( )はオリジナル歌唱または代表的歌唱アーティスト
ともあれ、図録とCDを持ってレジへ。 合計5,400円のお買い物。(汗)
無事にサイン会参加の整理券を貰いました。

八代の8! なんと8番ですが、番号はサイン会の順番とは関係ありません。
とりあえず、整理券を確保し安堵しました。 これで11時からのサイン会に参加出来ます。
なお、ミニトーク&サイン会は美術館から歩いてすぐ近くの新見保育所で行われます。
ここで、「八代亜紀さんのご到着でーす!」との声が。 えっ!?
あっ!

裏の通用口からではなく、まさかの正面玄関からのご到着でした。
一瞬、お顔が見えたけど玄関はあっという間の大混雑カオス状態に。 見えない・・。
あっ、見えました。

八代亜紀さんだ!
一瞬のことでピンボケ連発ですが。

あの八代亜紀さんを初めてお見掛けしました。
お付きの人にガードされて美術館奥の応接室に?事務所に?入られて行かれました。

11時からのミニトーク&サイン会の前にお姿を見れるとは。 まさかの正面玄関入りで驚いた。
辺りが落ち着きを取り戻したところで、特別展「アートの世界」の展示作品を観覧します。

展示室は撮影NGなのでチラシ裏面の作品画像を切り取り貼り付け。
絵はどれも驚くほど上手くて、自画像(そっくり)、猫、花、風景画などが多かったです。
展示作品数は何しろ約110点。 とてもボリュームがありました。 ゆっくり観る時間が無い。
11時からのミニトーク&サイン会が気になる。 展示作品を観るのは後でも良い。
それで早めに新見保育所に向かいました。

ミニトーク&サイン会の会場となる保育所前でまた行列に並びます。
ここでいったん区切りまして 「八代亜紀 アートの世界」 のブログは後編へと続きます・・。<(_ _)>