
舞鶴&岐阜遠征、前ブログからの続きです。
遠征6日目、3月12日(火)の朝を迎えました。
東美濃の山城周遊スタンプラリー、山城3城の最後に巡るのは中津川市にある苗木城です。
苗木城のスタンプ設置場所の中津川市苗木遠山史料館が月曜日休館であったため、一日余計に滞在し火曜日になるのを待ってから満を持しての苗木城出陣と相成りました。
実は苗木城のことは、
昨年2018年の全国山城サミットでその名と存在を初めて知りました。
山頂本丸に建つジャングルジムのような建物(天守展望台)が視覚的にとてもインパクトありました。
それ以来、苗木城が最も行ってみたいお城になったのです。
今回、舞鶴遠征からさらに足を伸ばし、岐阜入りして舞鶴&岐阜遠征に拡大化したのも、苗木城に行ってみたいという強い思いがあったからです。
6月7日に渡った舞鶴&岐阜遠征の中で、苗木城がいわばメインイベントといっても過言ではありません。
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霧の濃い朝でした。 2日間お世話になった民宿を朝早く出発する。
濃霧の中を苗木城に向かって走りながら「もしかして雲海が見れるんじゃね?」と密かに期待した。
朝7時15分、苗木城の駐車場に到着の図です。

辺りは深い霧に覆われている。
なお、スタンプ設置場所の中津川市苗木遠山史料館は駐車場よりも下にありました。
まだ開館時間前なのでスルーして、そのままこの駐車場に上がっています。
なので、初めての苗木城はパンフレットや散策マップを持たず、現地の案内板を頼りに歩くことに。
山頂本丸に向かって歩き始めます。
竹門跡

石垣の間を歩く。
足軽長屋跡。 その奥には城主遠山家の祈祷所だったという龍王院跡。
朝の清々しい空気の中、石畳の上を歩く。
ところどころにある石垣に目を引かれる。
苗木城にはもともとある岩をそのまま利用した石垣がそこかしこにあります。
足元に野鳥が歩いてました。 逃げない。
初めての苗木城。 山頂本丸に向かって歩く道は、霧に包まれ神秘的でもあった。
風吹門跡
巨大な石垣群が現れ圧倒される。

ここは三の丸にある「大矢倉」
大矢倉石垣の脇にある道を登ってみる。
北門跡

城山へ。
登る。 山頂の本丸には霧が晴れるまでに登りたい。

もしかしたら雲海が見れるかもしれないから。
登る。 でもだんだんと寂しい森になっていく気がする。
とても広い場所に出た。

しかし、何かが違う? 間違った方向に歩いたようだ。 北門からお城の外に出てしまってるし。
本丸はこっちじゃない! 登って来た道を急いで駆け降りる。 とんだ時間ロスだ!
再び大矢倉まで走って戻りました。
大矢倉の石垣にももともとあった天然の巨岩が利用されてます。
今度は正しく山頂本丸に向かって歩きます。
二の丸にあった苗木城跡の石碑。
大門跡
山頂部を見上げる。 重厚な石垣と岩の塊がそびえるまさに岩の山。
錦蔵門跡
坂下門跡
菱櫓門跡
本丸口門
ここでも自然の岩の上に石垣が組んであります。
武器蔵と具足蔵の建物跡

大名遠山家が所持してた鉄砲や弓等の武器、領主の具足や旗が保管されてたところ。
おおっ! 巨岩の上に建つ山頂本丸の天守展望台が見えました!
本丸まで登ってきました。
階段を上る。
山頂に到達です。 天守展望台が建つ。
山頂に立つ苗木城址の碑。
天守展望台

苗木城の天守は、岩山という制約された土地に建てられていました。 2つの巨岩に跨る形で作られ、三層となっていたそうです。
現在の天守展望台は、天守の柱があった穴を再利用して建てられています。
苗木城の最頂部、天守展望台に上がりました。 辺り一面真っ白、霧の中です。 景色は見えない。
天守展望台から眼下の本丸を見下ろす。
ここで暫くの間、霧が晴れてくるのを待ちました。

雲海が目当てです。
苗木城のブログ、続きます・・。
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ボクスター | 日記
Posted at
2019/06/22 18:55:54