
矢継ぎ早に「たまの港フェスティバル」の続きを投稿です。
自衛隊艦艇の一般公開、潜水艦救難艦「ちよだ」に続いて、今度は掃海管制艇「ながしま」に乗艇し見学します。
掃海管制艇「ながしま」 MCL-732

全長:58.0m、全幅:9.4m、深さ:4.2m、喫水:2.9m、排水量:基準490t/満載570t、乗員:40名、主機:ディーゼル機関(900ps)x2、最大速力:14kt(時速約16km)
掃海管制艇「ながしま」は、うわじま型掃海艇の9番艇。

自身にとって、うわじま型掃海艇の一般公開は、過去2017年10月に5番艇「くめじま」(2018年3月除籍)と8番艇「ゆげしま」を見学しています。
(ブログ:
掃海管制艇「ゆげしま」&「くめじま」一般公開 in 尾道糸崎港)
艦名「ながしま」は鹿児島県北西部に浮かぶ島の長島に由来。

1996年12月に掃海艇として就役。 2018年3月に除籍される「くめじま」に代り、掃海管制艇に種別変更されました。
掃海管制艇は、遠隔操縦式掃海具(SAM)を運用し、主として掃海艇が航行できない浅い海域の掃海を担当します。 なお、今回は遠隔操縦式掃海具(SAM)の公開はありませんでした。
マストを見上げると国際信号旗で「WELCOME」と表わしてます。

いい天気でした。
艇首側から乗艇して・・ JM61-M 20mm多銃身機銃

艇首にある兵装が20mm機関砲です。 全長:2300mm、重量:740kg、最大射程:4500m、有効射程:2000m、発射速度:1分間に450発
口径20mm、空冷式6砲身、他励動力の駆動発射方式による450発±50発/minの発射速度の性能を有し、20mm機関砲(JM61-M)と呼称する。
20mm多銃身機銃を見上げて。 銃砲身は6本。

本砲は、バルカン砲JM61Mを主体とし、主として海上自衛隊の小型艦艇用に設計され、沿岸警備等を目的とした人力操作の小口径機関砲である。
上の甲板に上がると双眼鏡がある。
掃海管制艇「ながしま」の前方には、先に見学してきた潜水艦救難艦「ちよだ」がよく見えます。
それから操舵室に侵入しました。

艇を運転する操舵操縦装置や電子海図装置(GPSナビのようなもの)が装備されています。
特に注意書きが無い場合は必ず操舵のステアリングを握ってみる。
掃海管制艇「ながしま」の特製オリジナル・キャップが無造作に置いてありました。
艇長席です。
「ながしま」オリジナル・キャップを被り、艇長席に座っての記念撮影です♪
艦橋から梯子のように急な階段を降りて艇の内部に。

背後から突然飛び出してきた小さな女の子が写り込んでしまった。
美味しそうな匂いがする部屋を覗いてみました。

何を作っているのかな?
ながしま食堂です。

椅子に座って待ちましたが、何も出てこないので見学順路を先に進みます。
お風呂やトイレなど生活感を感じる区域も見学しました。
水中無人機(OZZ-1)REMUS100

小型・軽量・長距離潜行が可能な自立型潜水調査機です。 主に海底に敷設された沈底機雷を捜索することに使用されています。
海底の調査能力を有するサイドスキャンソナーはもちろんCTセンサー、ビデオカメラ、クロロフィルセンサー、酸素センサー等を搭載する事が可能。

耐圧水深:3m~100m、動力源:充電式リチウムイオンバッテリー、捜索速力:2~4kt(最大5kt)、最長航走時間:約8時間、捜索用センサー:サイドスキャンソナー/VCR(ビデオカメラレコーダ)、全長:カメラ有206cm/カメラ無184cm、重量:カメラ有49kg/カメラ無44kg、航走精度:航走距離の1%以下
潜水服の干し物を見学。
感応機雷を掃海する感応掃海具。

発音体や展開器など海中に曳航するための電線が巻かれてます。
艇尾から前方の眺め。

掃海艇の艇尾には複雑な機械がたくさんあります。
旭日旗は日本の誇りです!

いい風が吹いてました。
以上で、掃海管制艇「ながしま」の一般公開見学を終えて退艇しました。

ありがとうございました♪
「たまの港フェスティバル」のブログはもう1回だけ続きます・・。
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ボクスター | 日記
Posted at
2019/10/14 21:17:31