
大規模災害発生時における中国5県消防防災ヘリコプター相互応援の連携強化を図る合同訓練がありましたので見学に出掛けてます。
冒頭サムネイル画像は臨時駐車場となった最寄りの公園で関係車両っぽい車と並べて。
そこから歩いてすぐ訓練会場となる防災基地に到着。

防災基地とはどんな鉄の要塞なのかと思ったら、山間に広がるヘリポートが正体でした。
その隅っこに建物がありました。 倉庫のような小屋でした。
建物の中ではヘリによる救助活動のビデオを上映中。
防災ヘリのパンフレットと本日の救助訓練の段取りタイムチャートを頂く。
訓練場所は2箇所あって、別の離れた場所が孤立者救助の救助活動場所、こちらの見学ができる防災基地が要救助者引継場所となると知りました。

となると、ヘリによる吊り上げの救助活動そのものではなく、ヘリで搬送された要救助者を救急車に引き継ぐ場面の見学ということになります。
訓練に参加する消防防災ヘリコプターは3機あり、岡山県、広島県、鳥取県の順に飛んでくる。
中国5県の連携合同訓練なのに? 後で知るに残り島根県と山口県の部隊は地上参加でした。
地元の消防署からは救急車の他に消防ポンプ車も来ていました。
消防防災航空隊のダットサン・ピックアップトラック。
積載するドラム缶はヘリの燃料だと後で補給場面を見て知ることになる。
ここからが訓練です。
見学するのは要救助者引継の場面。
要救助者を乗せた防災ヘリが上空に現る。
まずは、岡山県の防災ヘリ「きび」の到着。

上空高くから既に引き戸のドアが開けられ隊員の姿が見えてます。
着陸します。
降りてきた青い服の人が要救助者のようだ。
待機してる救急車のほうに連れて歩いて要救助者を引き継ぎます。
岡山県消防防災ヘリコプター「きび」 ベル式412EP型
続いて、広島県の防災ヘリ「メイプル」が上空に現る。
着陸します。
着地した場所から少し自走してヘリポートの中央へ。
要救助者を降ろして救急車まで連れて歩くのは先ほどと同じ。
広島県消防防災ヘリコプター「メイプル」 アグスタウエストランドAW139型
最後に、鳥取県の防災ヘリ「だいせん」が登場。
「きび」と「メイプル」がいるヘリポートに「だいせん」が降ります。
着地。
鳥取県消防防災ヘリコプター「だいせん」 アグスタウエストランドAW139型
山間にある防災基地ヘリポートに岡山県、広島県、鳥取県の消防防災ヘリコプターが揃いました。

異なる県の防災ヘリが一堂に集まるのは、なかなか見れない珍しい光景ではないでしょうか。
連携合同訓練は以上で終了です。
この後は、燃料補給タイムを兼ねて機体の見学が始まります。
「中国5県消防防災ヘリ連携合同訓練を見学」のブログは後編へと続きます・・。
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カマロ | 日記
Posted at
2020/08/29 22:56:59