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2020年12月08日

五円ゴーロに登ってみた (前編)

五円ゴーロに登ってみた (前編) 今回は趣味の山城巡りとは違う目的での登山となります。

出雲北山標高506mの弥山(みせん)中腹に「五円ゴーロ」なる怪スポットがあると知って早速行ってみたくなりました。

しかし、無計画の思い付き登山でえらい目に逢うことに・・。






公園で休憩しすみっコぐらしべんとうを食べた後、近くに何か面白そうなスポットはないかな?と
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マップアプリで探ってみたところ「五円ゴーロ」なる怪スポットを見つけました。

公園から本当に近くだったので思い付きで早速アプローチしてみました。
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なお、カマロの代車ダイハツ・ムーヴで動いています。

山頂部が尖った標高506mの弥山(みせん)その中腹に五円ゴーロはありました。
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五円ゴーロの名は初耳でも、下の道路を通ると見えるあの場所は何だろう?とは思ってました。

そこだけ木が生えてない、いや真ん中に1本?だけ木が生えてて五円ハゲに見える場所。
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以前から不思議に思ってたあの怪スポット、あそこが五円ゴーロだったのです。

自販機でペットボトルお茶を1本買ってから狭い道を上がり登山口を探し当てて到着の図です。
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普段の山城巡りと同じような感覚で軽装での舐めた登山が始まります。

今回の登山には友達気取りでロッキーと呼ぶダイハツ・ロッキーを連れて行くことにしました。
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2020年11月発売トミカ ダイハツ・ロッキー メーカー希望小売価格450円(税抜) 

それでは登山口から出発です。 (12時56分)
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弥山(みせん)は標高506mなので自身の登山レベルの範疇を越えてますが、五円ゴーロは中腹にあるため普段の200~300m級の山城巡りと同様な気軽な思いで登り始めました。

登山口から入ってすぐある砂防ダムです。
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小さな案内板があるのでそれに沿って登ります。
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遠くからはよく見えたけど、いざ山に入ると五円ゴーロの場所は見当も付かず案内板が頼り。

ペットボトルお茶を片手に登山。 尖った山頂部がずっと遠くに見えている。
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森に入ると登山道は分かりづらく怪しくなります。
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木に赤や青のテープが巻かれてるのでそれを頼りにして進む。

足元には大きな石がたくさんごろごろしてくる。
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え~と? 五円ゴーロにはどう行けば良いのだ?
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書いてないけど? 早くも五円ゴーロを見失う。

赤いテープが点々とあるのでともかく登ってみる。
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? 大きな石がごろごろしてて登り難い。
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? 剥き出しの岩肌を登る。
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? 山肌に挟まれた谷を登ってる感じです。 途切れ途切れだけど赤いテープはある。
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それにしても登山道というより手付かずの自然そのままです。

五円ゴーロはいったい何処? 何かがおかしいな・・。
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もの凄い急勾配だ。 これは自身の登山レベルを遥かに越えているぞ。
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はぁはぁぜぇぜぇ、必死になって登ったら・・行き止まりだ。 もうこれ以上は先に進めない。

これには唖然として立ち尽くしてしまった。

しかし、目を凝らして周囲を見回したら右に少し登ったところに固定ロープが見えました。

今度はロープを掴んで必死に登り続けます。

普段の山城巡りでもこのような固定された補助ロープがあるところもあります。

しかし、ここのは補助ロープというよりまさに命綱といえるものでした。

ふと、左の山肌を見上げたらこんな秘境に小さな社が鎮座してるのに気が付きました。


あの社は何だろう?

後で調べるとあれが三歳社(みとせのやしろ)で、途中まであった案内板に書かれてた社。(-人-)

薄々と感付いてはいましたが三歳社と遭遇して疑念は確信に変わりました。

もはや五円ゴーロはとうに通り過ぎててこれは山頂に向かっている! もう登り切るしかない。

しかし、途中で足を滑らせ身をひるがえすように尻もちをつき、ちょうど滑り台を滑る姿勢で2~3m滑落してしまいました。 たまたま足を延ばしてた先に木があり引っ掛かって止まった。

画像は再び登って下を振り返ったところです。 あの木が無ければどこまで滑り落ちてたことか。

お尻は泥だらけになったけど厳しい斜面を直登し続けます。

もはや道しるべになるはずの赤いテープすら見失っている。 もうとっくに道なんて無いのだ。

かなり心細かったけど登り続けたら、左右斜めに通るちゃんとした登山道にぶち当たりました。

この瞬間、命が助かったと思った。 登山道は山頂を目指す登り道を選んで進みます。

久しぶりに案内板を発見。

登山口の案内板でも書いてあった「行者」って? アルペンコースとは? 険しそうな登山ワードだ。

弥山と矢印されたほうに向かいます。 ちゃんとした登山道を歩くのが健全な登山。


空が開けてきてほぼ山頂部。 ここでT字路にぶち当たりました。 (14時6分)

周りに小さな案内板はあるけど文字が消えててよく分からない。

勘で右に向かってみます。

ここからまだ少し登りは続いた。

弥山縦走路というのにぶち当たりました。 左は下り、右は登りになっている。

下調べをしてない思い付き登山だったので何も分からない。 右に向かって登ります。

するとほんの少し開けたスペース。


三角点がありました。 ここが弥山の山頂か? (14時12分)


しかし、側に倒れてた木製の三角点を見つける。


ここは標高495.9mのようだ。

弥山は標高506mのはずだからまだもう少し高いところがあるのかな?

いったん先ほどのT字路に戻り今度は左手のほうに進んでみました。 倒木は乗り越えて行こう。


行き着いた先にあったのは・・?


そこは眼下に景色が広がるビュースポットでした。


広がる出雲平野。 出雲市内の方角です。


出雲ドーム。(日本初の木造ドーム施設)


広がる出雲平野。 浜山公園の方角。


最初にすみっコぐらしべんとうを食べてた公園です。

まったりと休憩してたときには、その後に命がけの険しい登山をするとはよもや思わず。

大社湾。 (日本海)


三瓶山。(標高1,126m) 手前は神西湖と神戸川。


ここのビュースポットではペットボトルお茶を飲みながら少し休憩を取りました。(14時22分~)


弥山のこのビュースポットからの眺望ぐるり360度の動画です。


五円ゴーロに行くつもりがいつの間にか道を誤り、登って来たのは一般登山者向けのルートではなく修行僧?行者向けな手付かずの自然そのままな恐ろしい急斜面でした。

下調べもせず思い付きの登山だったので分からないことが多く、自分がいた場所から見渡す限りはここより高い地点は分からず仕舞い。 標高506mの山頂への行き方も分かりませんでした。
仕方ないので下山します。 しかし、本当の恐怖は下山にありました。

このブログは恐怖の後編に続きます・・。
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Posted at 2020/12/08 20:15:13

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この記事へのコメント

2020年12月8日 20:29
こりゃー、登山ではなく、修行ですなー。
もしかして、帰りに防災ヘリ呼びました、続編を楽しみにしてます。
コメントへの返答
2020年12月8日 21:19
こんばんは~☆
長いブログをお読み頂きありがとうございます。

そうなんです、遭難しそうだったんです。
一時は防災ヘリはくちょうや出雲駐屯地からの派遣要請も頭を過りました。
弥山は過去に登った山の中でも一番過酷で恐ろしく命がけでしたね。

後編は明日の夜には何とか書けると思います。
2020年12月8日 20:43
なかなか勇気ありますね!
帰りも気になります^^>"
コメントへの返答
2020年12月8日 21:28
こんばんは~☆
コメントありがとうございます。

登山道とは思えない急斜面を登ってるうちにこれはおかしいなと思ったんですが、下に降りるに降りれずもう登るしかなかった感じです。

帰りは同じルートでは無理と思ったんで別ルートを探して降りてみましたが・・。 続く・・。

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