
前ブログからの続きで、
母塚山山上から眺め見つけた手間要害山(てまようがいさん・手間要害山城跡・標高332m)に思いつきアドリブ登山してみることにしました。
なお、都合によりコルベット代車のトヨタ・ヴィッツで活動しています。
ネット情報を頼りに登山口駐車場になんとか辿り着きました。

ここまで至る道がとても狭くて間違ってるのではと不安になり引き返そうと転回場所を探してたところ駐車場に着きました。 道は間違ってなかった。 ここには数台の車が駐車されてて登山者も多そうでした。
駐車場の横は善段寺池。 鯉が泳いでるのも見えた。
登山のお供はダイハツ・ロッキーから選手交代して最新型フォード・ブロンコに変わります。

ただ、今回の登山ではほとんど出番無し。
ヴィッツ横の茂みから重装備の本格的な登山者2名が下山してきたので、てっきりここが登山口だと思い込んでしまいました。 そのためここから入山してしまいます。

「この山は山好きな人がたくさん登山道を作ってて面白いですよ」なんてことを言われてたが・・。
13時28分に登山開始。

序盤は沢沿いのしっかりとした踏み跡がある山道を歩きました。
分岐がある。 しかし、案内は何も無い。

本能にまかせて右の道を進みました。 この後にあった分岐も全て野生の勘で選んだ。
やがて道が荒れてくる。 踏み跡がはっきりしない急勾配の坂を登る。

これはおかしいと思い始めるのだが・・。
木に巻かれたピンク色テープがある。 倒木は切られ道が開拓されてる雰囲気はある。

草、枯れ枝、倒木を踏んで歩く。 土の地面は見えない。
それにしても登山者が多くそこそこ人気ある山にしてはこの登山道は険しくて怪し過ぎる。

誰とも出会わないし。 でも、ピンク色のテープが点々とあるから信じて進むしかなかった。
不安な思いで山中を彷徨った挙句にしっかりとした踏み跡がある登山道に出くわしました。

良かった、助かった。 山頂に向けてここを左に曲がって進みます。
それからはちゃんとした山道を歩きました。 何人もの登山者とも擦れ違う。
山頂近くになると郭跡みたいな広い平坦地が現れます。
さらに進むと、登山道の右手には藪の中ながら段階状になった郭跡と思わしき平坦地が幾段にも続き、その段がつくところには石積みも確認できました。
14時11分、山頂部に到達です。

段がある広い平坦地で手間要害山城跡の構造が見られます。
朽ちて壊れた石鳥居が立つ。
主郭と思われる一番高い段に上るところの両脇には狛犬か灯籠かの台石があります。
壊れた灯籠が立つ山頂。 かつてはここに神社があったものと。
14時13分、山頂にある三角点を捕獲しました。

ブロンコの出番は唯一ここだけで終わる。
主郭の奥を下りたところにも広い郭跡があることを確認して歩いてみる。
山頂部から眺める大山です。
山頂に立ってた郵便受けに登山記帳ノートとともにあった地図です。(持ち出し禁止)

登山口からして間違っていた。 白い矢印のルートが登ってきた険しい道です。 作業道路と書かれている。 黄色いルートが一般登山道となっていたので帰りはここを通って下山することにしました。
14時30分に下山開始して、今度はもう険しいルートには迷い込まないぞ。
整備された登山道をらしい登山道を下山するので安心です。

ただ、麓付近で小さな蛇と遭遇してそれだけは驚いてしまいました。
明らかに正しい登山口に下りてきました。
登山前に読みたかった手間要害山城跡の説明看板がある。
主郭がある山頂部の縄張り図です。
登山口への入口は駐車場の近くにあったが、登山時には全く気が付いていなかった。
15時2分、無事に駐車場に戻ってきました。 駐車場にはもうヴィッツ1台だけ。

約1時間半強の山活でしたね。
アプリ測定での経路はこんな感じ。 最初に登山口を誤ったのが悔やまれる。
最後に手間要害山(手間要害山城跡)の遠景をバックにしてこれにて攻略としました。

この日は
母塚山⇔安田要害山の縦走と手間要害山(手間要害山城跡)のWヘッダー登山でした。
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Posted at
2021/05/10 10:07:03