
これまで山城を巡っての登山が多かったんですが、今回は灯台に行ってみたらそれが登山になりました。
マップアプリで適当に見つけた七類港釣鉾山灯台(しちるいこうつりほこやまとうだい)に興味を持って現地に行ってみることにしました。
なお、代車で借りてる三菱ekワゴンで活動しています。
七類港の近く、北の岬にある標高114.9mの釣鉾山(つりほこやま)山頂にある灯台です。
ズームで白い灯台が立ってるのが確認できました。 あそこに行ってみよう。
過去に登った先人が書いたブログを頼りに、登山口がある小さな入り江の港にやってきました。

ekワゴンと大きな岩の間に踏み跡がある道があります。 なお、案内看板は何もありません。
すぐに磯辺に出ます。 すなわち海抜ゼロからの登山となります。 登山口はどこだ?
すぐ左に石段があったのでてっきりここだと思いました。

しかし、すぐ上に畑があってそこから山に登る道が見つからない。 諦めて引き返してくる。
登山口は他にある? もしかしてここなのか? 入って行くのをとても躊躇するのだが。

意を決して入って行ったところ、その先に丸太風の石段が続く登山道らしきものが見えました。
登山道には誰もここを登らないのか雲の巣が張ってるのも見えたので、磯辺で流木を拾ってこれで蜘蛛の巣を叩き落としながら進むことにしました。 ついでに杖の代わりにもします。

以降、何度も行く手を阻む蜘蛛の巣をこれで叩き落としています。 蜘蛛には悪いんですが。
丸太風に作られた石段を登り始めます。 特に案内看板は無いけれど登山道はこれ一本。
早速、足元でガサゴソ動くものがあってビビって驚きました。 カニでした。
登山道の序盤にはカニがいっぱいいます。 さすが海の登山といったところ。
古そうな石垣があったりします。 城跡巡りの趣味を持つ者としては気になる。
でも、釣鉾山が城跡だったという情報はネットで調べても見つかりませんでした。

2段になった石垣と石垣の間にある道を斜め方向に登る。
登山の後半はひたすら続く丸太風の石段を直登する展開。

とても天気が良く、夏に戻ったような暑さで額に汗して登る。
そして、ついに山頂の七類港釣鉾山灯台に到達しました。

海抜ゼロから標高114.9mの山頂まで登り始めから15分ほどの登山でした。
七類港釣鉾山灯台(しちるいこうつりほこやまとうだい)

塗色構造:白塔形、塔高:7.3m、灯高:122m
初点 昭和33年10月
灯質:単閃白光 毎4秒に1閃光、光達距離:7.0海里

灯器は新しくLEDに変わっています。
何やらソーラーパネルが設置されてます。 灯台内部の何かの機器に繋がるのか。
灯台が立ってる周りは樹木に囲まれ眺望はありません。 樹木の隙間から青い海が見える程度。

かと言って灯台の上によじ登ることは出来ません。 もちろん中に入ることも。
灯台のすぐ側に三角点があったので捕獲しました。

ということで、七類港釣鉾山灯台でした。 ここまで登って来れて満足です♪
下山して入り江の港、目の前に停まってた漁船と勝手にパチリ。

ありがとうございました♪
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Posted at
2021/09/25 19:17:01