
クリスマス特別企画!!
先週訪問した流れでクリスマスイブの本日、「天穏」の
板倉酒造さんの酒蔵見学に酒友たちを連れて行ってきました。
いつもは酒造りが終わった春以降に酒蔵見学することが多いんですが、冬の季節の酒造りの忙しい真っ只中にも関わらず、見学をさせていただいた板倉酒造さんには感謝です。
おかげで貴重な作業中の場面も見学することができました。
蔵の中に足を踏み入れます。明治4年創業、130年の歴史。
天井の梁も太い。木がそのまま一本使われてる梁も。
見学は杜氏さん自らが案内してくださいました。
まずは酒米を蒸す機械。

蒸し釜をチェーンで吊るして、隣のパイプがとぐろ巻いたのに乗せます。
張らせた水をパイプが熱して釜を蒸す。
麹室も潜入。

酒母造り。(酵母を増やす工程) まずは現代の主流、乳酸を添加する「速醸酛」(そくじょうもと)。
乳酸菌を添加する分、酒母造りは早く、2週間で出来上がるとか。
そして「生酛」(きもと)。 古くから続く伝統的な手法で乳酸菌を空気中から取り込んで酒母を造る。
生酛の特徴は自然の乳酸菌の力を借りて育った力強い酵母が醸すしっかりした味わいでしょうか。
生酛ってイメージでは木桶で造ってるのを想像してたら近代的な容器でした。
↓ 一周間経過ではまだどろどろした感じ。
↓ 2週間経ってサラサラに。
生酛では酒母が出来るのが約1ヶ月とか。
ちなみに板倉酒造さんでは、速醸酛と生酛の割合が7:3らしい。
貯蔵タンクへ。 はしごを上って
上から覗いてみます。 醪(もろみ)の泡がプクプクしてました。 いい香りがします。
酒搾りの機械と、搾った後に出来る酒粕。
酒造りの真っ只中、搾りの機械の横にあったタンクから搾りたてのお酒を頂きました。
う・・・旨い! これぞ酒蔵見学の醍醐味。
↓ こちらはプロレス好きな蔵人さんから頂きましたクリスマスプレゼント。特製のステッカー。
全日本・・・純米酒?!
↓ 全日本酒プロレス??の代表である
彼のツィッターより引用。
出雲の蔵人。全日本酒プロレス代表、現三燗王者、現GHC(グローバル長谷川平蔵クラウン)王者、現IWGP王者、現アジアタッグ王者(燗南無エキスプレス)、日ハム(日本酒ハンサムファイターズ)燗督、五虎大将軍筆頭・燗羽雲長、ジョセフ・醸スター、横綱吐く方、世紀末救世酒伝説、UWF(旨い和酒ファンクラブ)代表、他にも肩書きあり
え~っと(汗)・・・酒蔵見学は後半へ続く。
(後半は酒造りの時期しか見れない作業中の様子も撮ってます)
Posted at 2012/12/24 23:17:46 | |
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日本酒 | 日記