
史上最大級と呼ばれた台風(ノグ゛リー)方面に向かっての遠征だったので、かなり心配だったんですが、何事も起きずやり過ごすことができて台風一過はフェーン現象からか
非常に蒸し暑い一日。
以前からその名は知っていたお店を初訪問してみました。
地図を頼りに探すと繁華街中心部にあるビルの2F。

店内に入ればすぐに冷蔵庫が。席に着く前に品揃えを確認。

結構、普段から飲んでる馴染みの銘柄も多くて親しみやすい。
さて早速、冷やで一杯お願いしたら、店主さんに「熱燗」しか出さないお店だと言われた。
これには驚きました。全く油断してました。一瞬の脇固めに切って落とされた感じです。
暑い夏に熱燗オンリーか。
ここまで熱燗に拘るお店は初めてです。店主さんは熱く語ってくれました。
造り手が冷やで飲むことを勧めるお酒は自信の無い偽物のお酒。
本物のお酒は燗で飲んでも美味しい。
不味い水道水でも冷やして飲むと美味しく感じる。
それと同じようにお酒も冷やすと、そのお酒本来の味がわからなくなる。
日本酒はいつも冷酒を好んで飲む私にとっては手強いお店に入ってしまいました(汗)
冷静さを装って・・フルーティーな日本酒がいいなぁってメニューを見ていたら・・・
店主さんの説明は続き・・・
日本酒は燗をして本来の味や香りを愉しむもの。透明な色のお酒はありえない。
今のお酒は本来持っている臭いや味を抜き取って味や香りをつけている。
フルーティーな香りと甘い味のお酒が好きな私にとっては全否定された感じです。
2度目の脇固めを前転して逃げようとしたらキドクラッチでそのまま丸めこまれてしまった感じ。
気持ちを入れ替えてお店の拘りを全て受け止めることに。
その地に来たらやはり地酒だろう。
以前に飲んだことあってとても美味しかった西條鶴を一杯目に。
これ熱燗にしても旨みがあります。本物なのに甘さとフルーティーさも感じる。
もちろん熱燗。暑い日に体の芯から温まりました。
続いて少しづついろいろな銘柄を試してみる。
日置桜(鳥取)、山陰東郷(鳥取)、玉櫻(島根)、そして竹泉(兵庫)

どれも知ってる拘りの酒蔵だ。山陰東郷の熱燗が強烈な個性がありました。
竹泉は昨年杜氏さんに会って約束したので一度酒蔵訪問しないといけないと思ってます。
おっと!地酒を飲んどかないと。

白鴻、龍勢は初めて飲むお酒。最後は有名な竹鶴で締めました。
店内は洋風居酒屋風。料理もピザ、カルパッチョ、アヒージョなどの洋食が美味しい。
焼きポテトサラダは焼いてる時点でサラダではない気がしたがとても美味しかったです。
日本酒も料理もいちいち美味しい良店ですね~ これはいつかリピート決定?!
Posted at 2014/07/12 08:49:38 | |
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日本酒 | 日記