
「これくらいなら行けるだろう。」 ちょっとした油断があった。
それはある日、白昼の出来事でした。
狭い畑道にある少しだけ蒲鉾状に膨らんだ線路の横断を試みる。
ちょうど線路の真ん中を跨いだところで・・
あ・・
うわっ! やってしまった。
後輪が空転する・・・・・・。

とある日のドライブ。
最初は興味本位でした。
一度、訪れてみたかった。

旧・国鉄時代の廃線跡を訪ねてみました。

線路はところどころ途切れています。
民家から延びるコンクリートで固められた生活道路も線路上にある。
跨ぐなよ。
跨いでみた。

お腹は全然擦ってないです。 後輪も空転しません! "I Was Only Joking" by Rod Stewart.
駅。
廃駅にやってきました。
この線路はいったいどこまで続くのだろう?

冒険心から、映画「スタンドバイミー」の少年たちのように線路の上を歩きだしてみる。
ところが、歩き出して間も無くその足が止まる。
茂みの中に動くものの気配を感じた。
何かがいる!! (゜゜;)

メェ~。
さらにもう1頭、大きいのが手前の茂みから現れた。

驚いて思わず後ずさり。
山羊だ。

しかも野生の山羊! ∑(゜□゜;)!
角のある雄山羊のほうはこちらに気付いて威嚇するように睨むので、

とっさに身の危険を感じ、慌てて駅のほうまで走って戻り退散しました。
しかし、いったい何故? 野生の山羊があんなところに?! (゜゜;)
冷静に考えるとそれは流石におかしいだろうと、再び恐る恐る進んで遠巻きに山羊を観察してみた。
最初は周りの草で分からなかったけど、よくよく目を凝らして見れば首にロープがしてありました。
どうやら飼われている山羊のようでした。 ちょっと安心する。
草を食べている山羊を不用意に挑発しないように、その横をそろりそろりと慎重に通り抜けた。
線路上を奥へ奥へと進んで歩きました。
おや?
この線路の上に列車が通る姿を思い浮かぶことが出来ない。

列車が通るには邪魔な大きく育った樹木が、廃線になってからの長い年月を感じさせる。
さらに歩き続けると今度は・・
2本のレールの間に
竹。
竹林の中を歩いて進みます。
何故かレールの上に、笹の葉で作られた船を見つけた。

誰かが置いて行ったのだろうか?
竹林を抜けてさらに先に進みます。

この先に果たして何が待っているのか?
あっ!
塞がれたトンネル跡にぶつかった。

このトンネルの反対側、山の向こう側はまだ線路が続いているのかな?
しかし、もはやこれまで? 最後にちょっと謎は残りましたが、廃線跡の冒険は

これでおしまいです。
Posted at 2015/10/25 23:28:29 | |
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