
パート②の続きとなるパート③です。
この1年間の地道なおもてなしサポーター活動が港の組合上層部の目に留まり?一般人でありながらVIPや関係者らとともに最新鋭大型クルーズ客船オベーション・オブ・ザ・シーズ初寄港の歓迎式典に出席させて頂くことになりました。
先立って行われた船内見学会を終え、歓迎式典が催される船内のラウンジにいち早く入る。

中国人乗客が好みそうな金色のテーブルとソファーがあったのでくつろいでみました。
歓迎式典が始まるまでの間、ウェイターさんがジュースやお摘みをサービスしてくれました。

お摘みがお皿でなくて紙ナプキンの上なのは微妙ですが、思わぬサービスがあって嬉しいですね。
客船の関係者、港の組合関係者、地元メディアの報道陣が次々と集まる。
別グループで船内見学会をされてた市議会議員の視察団一行も合流されました。
何処かで見掛けた顔かと思ったら市長さんもおられた。 式典出席者は全部で40名くらい?
ゴールデン・ソファーに座っていると今入ってきた方が近寄って来られお辞儀して挨拶をしてくれる。
なんと鳥取県知事の平井さんでした! あまりのことに驚いて恐縮してしまいました。
オベーション・オブ・ザ・シーズ初寄港の記念式典が始まります。
平井鳥取県知事の歓迎の挨拶。

「鳥取にはスタバは無いけど日本一のスナバがある」とはかつての名言。(現在はスタバも出来た)
舛添前都知事の問題では庶民感覚とかけ離れた豪華な海外視察旅行も批判されたが、平井知事は全国で唯一海外視察を随行職員ゼロの一人旅で行うということで話題に。
オベーション・オブ・ザ・シーズ客船側は、キャプテン、ホテル・ディレクター、クルーズ・ディレクターのトップ3名が並ぶ。
市長さんからキャプテンに訪問港の記念盾が手渡されました。

その後、係の人がテーブルに置かれたのをすかさず激写。 船内の何処かに飾られると思う。
その他、客船側へ花束贈呈や互いにプレゼントの交換が行われた。
キャプテンのお礼の挨拶。

ここでいうキャプテンとは客船を総括する船長のことです、念のため。 スポーツ漫画や松本伊代のバッキング・ボーカル・グループとは違う。
そして、記念撮影。

地元メディア報道陣に混じりセンターポジションから激写しました。
最後にキャプテンの粋な計らいで 「皆で乾杯しましょう」 ということになりジュースで乾杯しました。

ビュッフェ形式でちょっとしたお摘みも用意され、今度はお皿が出たのでお摘みを盛ってみた。
僅かな時間ですが歓談タイムがあって歓迎式典はお開きとなりました。
クルーズ客船初寄港の歓迎式典とは当然初めての経験でしたのでとても感激しましたね。

客船の外に出ますともう夕暮れどきでした。 ここでいったん岸壁の外に出ないといけません。
再び対岸からオベーション・オブ・ザ・シーズを眺めながら待機。

この後の出港時にはまだ大型クルーズ客船おもてなしサポーター活動の任務が待っている。
おもてなしサポーターとは、国内外から寄港する大型クルーズ客船を歓迎しおもてなしして、地域のイメージアップと寄港定着(リピーター)につなげていく観光ボランティアの活動をしていくものです。

徐々に暗くなってきてオベーション・オブ・ザ・シーズのライトも灯り始めました。
出港の直前になって再び入場を許される時間となりましたので岸壁に戻りました。

すっかり夜になってナイター営業状態です。
オベーション・オブ・ザ・シーズは今年春完成した最大級の革命的最新鋭客船。

船籍:バハマ、全長:348m、総トン数:167,800トン、乗客定員:4,180名、総定員:4,905名
今回のクルーズ航路:天津(中国)~長崎~境港~釜山(韓国)~天津 、乗客の国籍:主に中国
出港前のお見送り催事では大きな万灯を額や顎の上に乗せてバランスを取る妙技が披露された。

いつもは万灯2本ですがこの日は特別に1本増えて3本でした。 風が強くてとても大変そう。
デッキ上の主に中国人の乗客の方たちから拍手と歓声が挙がる。
そして、いよいよ出港の時間となりました。 手に持ったペンライトを振ってお別れします。

サイド・スラスターによりゆっくりと真横に離岸。 夜見るとまた沸き立つ波が迫力ある。
そして、巨大な豪華客船オベーション・オブ・ザ・シーズが外海に向けその場で旋回します。
どうも夜景の撮影は苦手でうまく撮れません。 まぁ、そこは機材でも腕でもなく感性ということで。

ありがとう! さようなら! オベーション・オブ・ザ・シーズまたいつか。
最後に誰一人とて再生して見る人はいないと思いますが、せっかく撮った動画を貼っておきます。
ブログ 「最大級!革命的最新鋭客船オベーション・オブ・ザ・シーズ初寄港」 は、これにて完結。
長いブログの連載を見て頂きありがとうございました。<(_ _)>