
お城巡り旅4日目の朝を迎えました。
昨晩は急遽もう一泊、京都府亀岡市に泊まりましたが、この日はいよいよ本当に帰着する日となります。
長距離をのんびり帰るのですが、それだけでは詰まらないので何処かに寄り道をしながら帰ろうと思いました。
寄り道先に真っ先に思い付いたのは、昨年やはり急遽宿泊した福知山市にある明智光秀築城の福知山城です。
前回の昨年は、夜ライトアップされる街のシンボル福知山城に興味を惹かれながらも、当時抱えていたマシントラブル(外装系)のため旅路を急ぐあまり、横目に見るだけでスルーしてしまいました。
あの日からいつかまた機会あるときに福知山城には訪れたいと心の中で思っていました。
ということで、帰り道に立ち寄るのは福知山城が第1のプラン。 さらにそれだけではアレなので他に何か無いかと探してみたら、泊まってる亀岡市内に”亀岡城跡”なるものがあることを知りました。
調べると亀岡城とは、明智光秀がここから本能寺に出陣したお城なのだと知る。
これは福知山城と亀岡城の明智光秀つながりで両方とも訪れてみないといけないなと思いました。
※ ちなみに亀岡城とは、本来は亀山城と言いまして。 というのも亀岡市はその昔、旧名:亀山であったが三重県亀山市と混同するため亀岡と改称。 なので、ここでは便宜上”亀岡城”とします。
朝、亀岡市のビジネスホテルから出発です。
朝一番、亀岡城跡にはものの数分で到着です。 駐車場に停めた・・

これまで数々のお城を巡ってきましたが、ここ亀岡城の訪問はとても緊張しました。
というのもお城というと、観光地化してたり、公園に整備されたりで、親しみやすいものでしたが・・
ここ亀岡城跡はその殆どを特定の宗教法人が買収しており、その宗教法人の本部となっていたためでした。 (写真、駐車場に停めたボクスターの先にあるのが宗教法人の本部建物)
城跡の見学は可能とのことでしたが、宗教法人の本部と化した敷地内に足を踏み入れるのは少し勇気が要りました。
駐車場からいったん正門に回り入場することにしました。

ここはお城跡? どことなく入りにくい独特の雰囲気があり緊張します。
正門からなるべくキョロキョロせず真っ直ぐ進むと城跡らしい石垣がありました。
廻って石段を上がると本堂らしき建物があった。

何やら朝の礼拝? 多くの信者さんが集まり、儀式的なことをされてる真っ最中でした。
お邪魔にならぬよう本堂の左横を、視線を下に向け抜き足差し足忍び足で廻り込みます。

2つ続く門を潜る。 この旅、各地で観た紅葉と同様にここ亀岡城跡でも素敵な紅葉が観れました。
本丸、天守台の石垣があった。

しかし、この石垣の上、本丸・天守台は”聖域”とされていました。
「聖域につきこれより上はご遠慮ください」の告知板。

なのでこれ以上は見学することは出来ません。
石垣の上に上がるもう一方の石段も同様にこれ以上立ち入ることは出来ない。

もしこれ以上、足を踏み入れようものなら、足元にある赤外線センサーが作動しそうです。
ということで、これまでにない緊張したお城訪問となりました。
ここからは宗教法人の敷地内から出て、公園として整備された城跡の一部を拝見します。

お堀跡の池には、水鳥が浮かんでたり、釣り人が釣り糸を垂らしていたりと、ほのぼのとした光景を目にすることが出来ました。
そして、公園の一角の目立たないところに「明智光秀公築城亀山城址」の石碑を見つけました。

大変に地味な内容となりましたが、一応これにて亀岡城跡の見学は終了としました。
この後は、明智光秀つながりで福知山城を目指しますが、真っ直ぐ行ってもアレなので寄り道しつつ走ります。
ブログ続きます・・。
Posted at 2016/12/03 04:44:27 | |
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