
地元の人たちがたくさん見送りに訪れれば、客船の乗客も乗員もそれは嬉しいでしょう。
今年2回目の寄港となるフランス船籍の大型クルーズ客船ロストラルのお見送りに行ってきました。
まずは寄港してるロストラルを対岸から眺めるために大橋を渡ってきました。
対岸から愛車越しに斜め先にいるロストラルを撮影。
もう少し先に進んでさらに近付きます。
そこから愛車越しにほぼ真横にいるロストラルを撮影。
対岸からロストラル全体を撮影。
それでは、おもてなしサポーター活動のため今度はロストラルが寄港してる岸壁に渡ります。
おもてなしサポーターとは、国内外から寄港する大型クルーズ客船を歓迎しおもてなしして、地域のイメージアップと寄港定着(リピーター)につなげていく観光ボランティアの活動をしていくものです。
警備員さんの指示に従い指定された駐車場に停めました。

この岸壁は客船と駐車場の間にある建物が邪魔です。
同じ駐車場内で移動してみます。

客船と駐車場の位置関係はこんな感じ。 一般車両はこれ以上近付けない。
そこから歩いて受付へ。

身分証明書とおもてなしサポーター会員証を提示し、金網ゲートを潜り岸壁に入りました。
ロストラル

船籍:フランス 、 全長:142.1m 、 総トン数:10,700トン 、 乗客定員:264名
今回のクルーズ航路:舞鶴~境港~釜山(韓国)~長崎~鹿児島~宇和島~広島~玉野~大阪

乗客:約200名(主に欧米人)
今回、船首の先には金網がありこれ以上は入場不可でした。
なので、岸壁にいて大きな船体を全部撮影することは出来ませんでした。
そういうときの裏技でスイングパノラマ機能にてロストラル全体を無理やり撮影。
ところで、今回の大型クルーズ客船寄港には少々違和感を感じてました。

岸壁に人がいません。 それにいつもならおもてなしテントも1つ、2つあるのですが。
大型クルーズ客船おもてなしサポーター活動に参加すると、ラジオ体操のごとく会員証にスタンプを押してもらうのですが、その担当者さんの姿もスタンプを置いてるテントもありません。
しばらく待っているとようやく担当者さんたちがスタンプ持参で登場。
どうも今年から体制の変更があったようで・・昨年まで港組合が担当してたことを、今年から港組合と市の合同?の体制になったらしい。 なので今年は昨年までと何かと様子が異なると感じてる。
一昨年6月から始めたおもてなしサポーターの会員証裏面に本日参加の証としてスタンプをもらう。
実は今回の活動で、一昨年の開始から40回目を迎え2枚目スタンプカードも埋まり、

新しく3枚目をもらうことになりました。
ところで、今回は何故かお見送りに訪れる地元民が少なかった。
受付確認で一般入場者10人です。 (うち、おもてなしサポーター8名)
港組合や市の関係者含めても全部で20名ほどの寂しさでした。
しかも、今回はいつも必ずあるお見送り催事さえもありませんでした。
よほどの悪天候でもない限り、おもてなし催事が無かったことは一度も記憶にありません。
なので、ご当地アイドルも、民謡や踊りの伝統芸能の人たちも、高校生ブラスバンドも来ない。
今年から担当に市が絡んだから? 経費節減? こんなこと初めてでした。
本来なら1本か2本手渡されるお見送りで振る桜(造花)も

今回は極端に人が少ないため、たくさん割り当てられました。
そうこうしてるうちにいつの間にかロストラル離岸が始まってました。

お見送り催事も無かったせいか、出港予定時間よりも10分早いフライング出港となった。
これまで出港までは何かと儀式的なものがあったから、大型クルーズ客船はゆっくりと出港していくイメージだったのですが。

こんなにも素早く出港できるものなのかと逆に驚いた。
左手で桜の束を振りつつ、右手で持つカメラで撮影しています。

岸壁ではいつもの通り、エレクトーンの生演奏がありました。
鬼太郎も来てました。 それにしてもお見送りしてる人が少なくて寂しい。

ちょっと盛り上がりに欠け、今後の活動に不安も? 次回以降はいったいどうなる?