
先月の
最大級!オベーション・オブ・ザ・シーズ(167,800トン)に続き、今月もその姉妹船で最大級!クァンタム・オブ・ザ・シーズ(同じく167,800トン)が入港しましたので、早朝から岬の灯台がある公園へ見に行ってきました。
また、その前に入港したカレドニアン・スカイ(4,200トン)もついでに見ました。
早朝5時50分、岬の灯台がある公園の駐車場に到着の図。
駐車場からは公園を歩いて突っ切り岬の灯台まで向かいます。

灯台の近くで、数名のカメラマンたちとともに、クァンタム・オブ・ザ・シーズ及びカレドニアン・スカイの入港を待ち構えていました。
すると後からやってきた見慣れない男性がお隣に近付いてきて・・
突然 「こるまろさんですか?」 と。
ギクッ! 誰?! 何者っ?! と驚き狼狽えて問うと
「ドライブ依存症です」
何を唐突に自身の病を告白するのかと思ったら、みんカラの
ドライブ依存症さんでした。
ドライブ依存症さんは、愛車マツダ・ロードスターに11年乗り、先ごろ走行距離40万kmを突破した鉄人で、いつどこに現れるか分からない神出鬼没な怪人でした。
ずいぶん前にオープンカーの集い「おははく」でお会いしたことがあるが、こんな思わぬところで突然の再会となりました。
私のブログを見て大型クルーズ客船に興味を持ち、夜中の2時半に起きて遠方なのにわざわざ見に来てみましたとのこと。
それにしても、日中に寄港してる客船を見に来る基本形ではなく、いきなり上級者向けである早朝の入港シーンを見に来るとは・・。
まさか、こんな朝早くこの岬の公園にみんカラの住人さんが現れるとは意外で本当に驚きました。
思わぬ珍客の登場に、今回はいつもの孤独な活動とは違う楽しい展開となりました。
公園に着いてから待つこと約1時間。

6時48分、カレドニアン・スカイ(4,200トン)が姿を現す。
カレドニアン・スカイはよく寄港するお馴染みの客船ですが、入港を見に来たのは初めてです。

次に現れる最大級!の客船が本命なので、ついでに見に来た感じではあります。
そして、7時3分のことでした。 半島の先から超巨大な黒い影が現る。
お待ちかねの最大級!クァンタム・オブ・ザ・シーズ(167,800トン)の登場です。

全長348m。 上海から4000人もの中国人乗客が乗ってきます。
カレドニアン・スカイが目の前までやってきました。

小さな客船なので速度はやや速い気がします。
目の前のカレドニアン・スカイとそのずっと後方にクァンタム・オブ・ザ・シーズ。

入港してくる2隻の大型クルーズ客船が同じフレームに収まりました。
2隻の入港を同時に見るのは初めてで、なかなか無い貴重なことだと思います。
大山をバックに横を通り過ぎて行くカレドニアン・スカイ。

小さな客船ではありますが、いつもよく見てるので愛着はある。 船らしい形をしています。
入港して寄港する岸壁に向かっていきました。
続いて、本命の最大級!クァンタム・オブ・ザ・シーズがやってきます。
遠くに見えるときは本当にゆっくり進んでるように見えます。
先導するタグボート。
わかっているけど
デカいです。
最初に半島の陰から見えてから、目の前に来るまで約30分。
しかし、目の前に来ると進む速度は速く感じます。
灯台を過ぎたところから、クアンタムが進む方向へ歩きながら撮影。
ドライブ依存症さんは置いといて、徐々に速く歩きながら撮影。
目の前を通ろうとするところで、写真を撮りながら走り出します。
公園内をダッシュで走りクァンタムと並走する。
公園内を全力で走って、駐車場のカマロに飛び乗り、200m先の撮影スポットまで追うのだ!
ところが、カマロのすぐ隣にドライブ依存症さんのロードスターが停まってるではないか。

思わず立ち止まり2ショット写真を撮影です。 この後すぐさまカマロに飛び乗る。
カマロを走らせ、200m先の撮影スポットになんとか間に合いました。

クァンタム・オブ・ザ・シーズとの2ショット撮影に成功!
すると、後からドライブ依存症さんも追っかけてきました。
やることが抜け目無い。 ロードスターとも2ショット撮影に成功!
この後、クァンタム・オブ・ザ・シーズは寄港岸壁に向けて通り過ぎていきました。

大型クルーズ客船2隻による珍しいW入港、そして予期せぬドライブ依存症さんの登場で、これまで見に来た入港シーンの中でも特別なものとなりました。
朝早くから一仕事を終え安堵のひととき。 ここでドライブ依存症さんと駄弁って過ごす。

当初はいったん帰ってまた午後の出港時に出直すつもりでしたが、せっかくのドライブ依存症さんの来訪なので、そのままこの後も一緒に行動させてもらうことにしました。
ブログは、ぷちツーリング編に続きます・・。