
ご存知の通り当ブログでは様々なところにお出掛けしては、行く先々のご厚意によりいろいろと貴重な体験をさせてもらっています。
しかし、菅沢ダムについては昨年の見学会での一部職員による不親切・不誠実な耐え難い対応のため、自らの奥歯を噛み折るほどの怒りを覚え凄まじく印象が悪い。
(関連ブログ :
菅沢ダムの見学会?に怒っている )
なので、今年の見学会については行こうか迷いましたが、他に予定も無いので来てみました。

さほど楽しみにしてたわけでもないが、開始9時のところを何故か勇んで1時間前に着いてしまう。
昨年はとても不愉快な思いをしたが、巡視船での湖面見学は楽しかったし、地元のお母さんたちが作るカレーは美味しかった。
この日、会場となる菅沢ダムには一般車両は入場出来ません。 別の離れた場所からシャトルバス運行がある。 しかし、ダム湖畔に駐車場があるのでそこに停めてからダムまで歩きます。
歩いてすぐ菅沢ダム入り口に到着。 昨年の同看板と比べると「菅沢ダム見学会」の下に今年は、

わざわざ「ダム内部の一般公開」と「ダム湖内見学」と継ぎ足してある。 昨年、ダム内部で職員Aが言い放った驚愕のセリフ 「これは見学会ではなく一般公開です。」 が脳裏にフラッシュバックする。
菅沢ダム堤体です。 辺りはまだ職員、スタッフたちが見学会の準備中で忙しくしている。
管理事務所下に受付がありました。 ダム湖見学の整理券があるので1枚もらう。

昨年はこの整理券1枚をもらうのにどれほど苦労したことか。
ダム現地に来てるのに整理券もらえず、5kmも離れた祭り会場に行ってもらってこいと言われる。
挙句にもう順番待ちでいっぱいだからもう巡視船には乗れませんと嘘をつかれる。
あのとき不親切・不誠実な対応をした職員Bの顔を思い出すと今でも腹が立つ。
今年は、当たり前のことですが、ダム現地でダム湖見学の整理券がもらえるようになってました。
昨年、話の分かる他の職員さんに訴えたことが、今年はきちんと改善されていた。
管理事務所1階の宿直室?でダムカードがもらえるので窓口に顔を出してみる。
すると、中の担当者が挨拶も無いどころか、いったい誰が来たのかという表情をされる。
一般客だと伝えるとダムカードを手渡しではなく、カウンターに置き指で押すようにし差し出される。
さらに、ダム見学会の開始時刻より早い時間に訪れたためか、どうやってここに入って来たのか?、一般の車はここに入れないと言うので、車を置いて歩いて来たと答えるのだが、何度も繰り返し車に乗ってここに入ってきたのか?としつこく疑われる。 朝から不快感MAXです。
わざわざ遠方からダムを訪れてくる客に対してこの態度か。 しかも、見学会というダムにとって年に一度のイベント日にこの塩対応だ。 きちんと気持ち良い対応を心掛けてほしい。
拳を握り締め怒りを抑える。 管理事務所の2階に常設展示コーナーがあるので上がってみる。
エアコンが効いてて涼しい。 少しここで気持ちを落ち着かせることにした。
もらったダム湖見学整理券(1回目9:40発)とダムカードです。

ダムカードは以前もらったものと同バージョンでした。 あんな不快な思いをするならもらわなければよかった。
2階の常設展示コーナーでは、菅沢ダム建造時の様子を記録したビデオが流されていました。

『菅沢ダム竣工までの軌跡』 上映時間約12分。 椅子に深く座りしっかりと視聴する。
ボンネット・トラックも登場。

菅沢ダムは昭和43年(1968年)完成、来年で50周年を迎えます。
建造当時の様子を予めビデオで視聴することで、この後のダム見学会では思い入れ、感情移入した視点で見学することが出来ました。
管理事務所1階に降りると、そこで昨年不親切・不誠実な対応をした職員Bと遭遇。
挨拶をされるが、絡みたくないので生返事で流す。
ダム見学会開始時刻の9時になりました。 ダム堤体に潜り見学をします。

長い階段を下ります。 濡れているので滑らないように注意。
途中で岐路に立たされる。 主ゲート室に行く順路と、堤体最深部に行く順路の2ルートあった。

堤体最深部に行く順路は昨年の見学会ではありませんでした。 今年は見学範囲が広がった。
まずは、新順路の堤体最深部に降りてみました。

堤体最深部はとても涼しい。 職員に20℃くらいと聞く。 体感ではもっと低温に感じる。
ダムボトムを歩きだすと、その先に一条の光を見出しました。

光に誘われて 歩き出すこの道は
地上へと繫がる道であった。

ダム堤体の一番下にある出口です。 涼しいダムボトムとは一転、外に出ると夏の暑さ。
菅沢ダムの下流側には初めて立ちます。 そこからダム堤体を眺める。

菅沢ダムは重力式コンクリートダム。 堤高:73.5m、堤頂長:210m、堤体積:204千㎥
続いては、再び堤体内を通って主ゲート室に向かってみます。

ここから主ゲート室に向かうには、堤体内の階段をいったん上り、
また別の階段を下ります。

主ゲート室には昨年も行ってます。
主ゲート室に着いて大きなコンジットゲートを覗き込む。

洪水調節をする時にこのゲートから放流します。
主ゲート室では、昨年見学会を見学会と認めず頑なに一般公開だと言い放った職員Aと遭遇。
質問もしないのに一方的に説明を始めるが、絡みたくないので生返事で流す。
主ゲート室の窓から下流側の眺めです。 先ほどはあの橋の上に立ってました。

堤体内を見学した後は再び階段を上がり堤体上に戻ります。 階段はいったい何百段あったのか。
翌日は脚が軽い筋肉痛に。
ここまで書いてブログもう少し長くなりそうなので、前編と後編に分けることにしました。
後編では不快なことは何も起きず、見学会を楽しむ本来あるべき展開となります。
ブログ続きます・・。