
いよいよ自衛隊機で空に飛び立つ日がやってきました。
ずっと楽しみにしていた航空自衛隊美保基地C-1輸送機体験搭乗の日を迎えたのです。
自衛隊の航空機体験搭乗は初めての体験になります。
先月のブログ「
美保基地C-1輸送機体験搭乗券当たる」で既報の通り、強い思いを乗せ申し込みしたC-1輸送機体験搭乗の厳正なる抽選に見事当選しました!

選ばれし者のみが手にできるC-1輸送機体験搭乗券です。 しかも、朝の第1便を示すC-1便。
朝8時過ぎ、堂々と正門突破し美保基地内に侵入! 敷地内を時速30km制限で爆走。

係の隊員さんたちの指示に従って駐車場に停めます。 画像の奥に管制塔が見える。
駐車場から管制塔を頼りにその方向に歩いて。

管制塔の先にあるの蒲鉾屋根の建物が格納庫です。
天候は曇り空。 ですが、もし1週間前なら台風で中止でした。 飛べるなら曇り空でも有難い。
こちらが体験搭乗するC-1輸送機です。

3機あるが飛行するのは2機のみで、右奥のは予備機だそうです。
私が搭乗するのは先頭にある第1便のC-1だと伺いました。

011と番号がある。
後ろを振り向くと、C-1の後継機である大型輸送機C-2の姿がありました。

今年春に全国で初めて美保基地に配備された新しく大型化された輸送機です。
実は、C-1輸送機の美保基地での体験搭乗は今年が最後となります。
C-1輸送機は、配備を埼玉県の入間基地に移管されるようで。
となると来年の体験搭乗はC-2になるのかっ?!
大きな格納庫内が、搭乗受付と搭乗待合室になっていました。

荷物検査を受け、金属探知ゲートを潜り、テロ行為の危険性がないことを証明する。
受付では番号が振られたドッグタグみたいなものを渡されました。 それを首から掛ける。

もし墜落焼失しても身元確認は安心? 搭乗待合室でパイプ椅子に座り次の案内を待ちます。
8時40分、案内があり体験搭乗するC-1輸送機に向かいます。

搭乗者全員で列を成して歩く。
搭乗口はこちらでした。
C-1輸送機の中。

丸窓はとても小さいです。
窓側の左右と真ん中の3列シート。
窓側が確保できなかったので真ん中の薄っぺらい座席に背もたれ90度で座りました。

シートベルトをしっかり締める。 スマホは機内モードにセットした。
満席でした。 座ってると外の景色は全く見えません。 ハッチが閉まると機内は暗い。

機体がゆっくりと動くのを感じる。 頭上の丸窓から差す光が動く。 滑走路に向かっているようだ。
離陸前やや緊張する。 飛行機に乗るのは約1年ぶり。 いったい何処に連れて行かれるのか?

顔を上げると向かいの人と目が合ってしまうので、視線を落としじっと膝を見つめながら息を殺す。
離陸前、滑走路上のC-1輸送機。 まさに、これに搭乗しています。

※ みん友のジュゴン9さんの息子さんが撮影してくれてました。 ありがとうございます!
いよいよ離陸。
座ってると外は見えないので、大きくなるエンジンの爆音と、強い加速Gで離陸時の感覚を味わう。
ふわっと機体が浮かび、やがてシートベルトのサインが消えた。 シートベルトを外して立ち上がり、機内を移動することも可能。 搭乗者オールスタンディングで思い思いに移動開始。
せっかくの体験搭乗、外の景色は眺めておかないと飛んでる意味がない。

搭乗者皆で交互に小さな丸窓の外を覗きます。
今朝初入港を果たした最大級のクルーズ客船ノルウェージャン・ジョイの姿も確認出来ました。

もう少しちゃんと見えたのだけど撮影は大失敗してしまいました。
機内を移動し、右側、左側、前方、後方の丸窓を覗き景色を眺めます。

山のほうを飛んでるようだ。 大山あたり? ゴルフ場が見えてるのかな?
田畑の景色が多いです。

自衛隊の航空機で飛行。 とても貴重な体験をしています。
高速道路。 米子インター/ジャンクションを確認。

上空では普通の旅客機と変わらない感じです。 揺れ具合とか、乗り心地とか。
日野川河口、皆生温泉街、そして日本海です。
日本海上空を旋回。

美保基地周辺を飛行。 体験搭乗の飛行時間は15分~20分でした。
案内があり着陸態勢に入ります。 再び席に座りシートベルトを締める。
着陸します!

※ みん友のジュゴン9さんの息子さんが撮影してくれてました。 ありがとうございます!
C-1輸送機を降りて。
美保基地では今年が最後のC-1輸送機体験搭乗。
来年、美保基地にはC-1はもういない。
この場を去るのが名残惜しく撮影します。
初めての自衛隊機体験搭乗、とても貴重な体験をさせてもらいました。
ありがとう、C-1。
最後におまけで動画がございます。 こちらで体験搭乗の雰囲気が少しでもお伝えできれば。
え~、以上で体験搭乗は終わりなのですが、ブログは何故か後編へと続きます・・。 <(_ _)>