
前ブログの続きです。
台風を避けるため大きく航路を変更して、急遽寄港してきたにっぽん丸。
朝の入港出迎えした後は、長いインターバル時間を他方で潰してから、夕方の出港前に再び港に舞い戻ってきました。
寄港岸壁への一般入場可能な時間になるまでは、いつもの対岸から客船を眺めます。

今シーズンの大型クルーズ客船の寄港は、
先のダイヤモンド・プリンセスを最後に全60回の予定日程を終えてましたが、ここにきて台風発生のハプニングにより追加の緊急寄港がありました。
今年は寄港予定が無かったにっぽん丸。 それが思わぬ形で突然の入港を果たすことに。

当初の予定と異なる航路であらぬ方向に連れてこられた乗客の皆さんには大変お気の毒ですが、手前のほうとしましては今年最後のボーナス的ににっぽん丸と出会えたことは素直に嬉しい。
さて、時間となって大型クルーズ客船おもてなしサポーター活動のため寄港岸壁に入場しました。

おもてなしサポーターとは、国内外から寄港する大型クルーズ客船を歓迎しおもてなしして、地域のイメージアップと寄港定着(リピーター)につなげていく観光ボランティアの活動をしていくものです。
にっぽん丸は九州南沖を航行してましたが、台風を避けるためクルーズ航路を大きく変更し九州をぐるりと周り北上してここまでやってきました。
本来のクルーズは、『 神戸発着 秋の奄美大島・上五島と屋久島プレミアム6日間 』 です。
航路は、神戸~屋久島(2日間)~奄美大島~上五島~神戸 でした。
それが、神戸~屋久島(1日)~上五島~境港~(洋上)~神戸 に大きく変更。
にっぽん丸

全長:166.65m、総トン数:22,472トン、乗客定員:398名、乗組員数:230名
今回のクルーズ航路(結果的に): 神戸~屋久島~上五島~境港~神戸

乗客数見込み:約350名(日本人)
雨のため岸壁上のあちこちには水溜まりが点在。

ちょっとした逆さにっぽん丸を撮影してみたり。
岸壁内は移動範囲が制限されており、船首の前のほうには周れませんでした。
出港見送りに来ると、おもてなしサポーター会員証裏面に参加の証のスタンプを押してもらえます。
前回ダイヤモンド・プリンセスまでで、今年全60回のおもてなしサポーター参加は皆勤賞でした。
それが思わぬ追加の緊急寄港。 60+1で61回目のスタンプを押してもらい改めて皆勤賞達成。
出港予定時間の18時半までは主にテント下で待機して過ごしました。
陽が暮れて、徐々に空が暗くなっていく。
やがて、辺りは真っ暗に。

周辺観光に出掛けた乗客の皆さんを乗せた大型観光バスが何台も戻ってくる。
奄美大島のはすが~ 気持ちを切り替えての周辺観光は出来たでしょうか。
出港前のお見送り催事は、和太鼓の演奏パフォーマンスでした。

陽が落ちて真っ暗な港に荒々しい和太鼓の音が轟いた。
18時半、出港の時間となりました。 デッキ上には乗客の皆さんがずらりと。

「ありがとー」「さようならー」「また来るよー」なんて大声も聴こえてきて思わず感動。
にっぽん丸離岸です。

手を振ってお別れ。 お見送りBGMにピアノ生演奏。
にっぽん丸は外海の方向とは逆に寄港してたので、出港時に船体を180度方向転換します。
船尾から角度を付けてバックしながら出港していく。
大きな船体がぐるりと旋回していく様を目の当たりにしています。
まだ明るい時間に180度回る場面は何度か見てますが、夜暗くなってからというのは新鮮。

もしかして夜は初めて見るかも? ちょっと神秘的な光景に映る。
バックオーライ。

大きく下がって
弧を描くように方向転換。
先のダイヤモンド・プリンセスの派手さに比べると、にっぽん丸の灯り・電飾は控えめです。
船体の向きが整って、ゆっくりと進行し出港していくにっぽん丸。 ありがとう~ さようなら~

思わぬサプライズで追加のにっぽん丸緊急寄港がありましたが、これで改めて今年の大型クルーズ客船の寄港は全て終了です。 客船寄港はこれから来年春までシーズンオフとなります。
今年も長い間の大型クルーズ客船おもてなしサポーター活動に応援ありがとうございました。 <(_ _)>
Posted at 2017/11/15 00:53:25 | |
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