
前ブログ「
米子駐屯地創設67周年記念行事 ①」の続きの②です。
この回では、記念行事の中で行われた訓練展示の模様を私が目にした範囲でお伝えします。
訓練展示の開始時間に合わせて泥濘のグラウンドへと移動します。

画像はグラウンド手前で出番を待つオートバイドリルの偵察用オートバイ6台と模擬戦に参加の18式短距離地対空誘導弾です。 この後方にも自衛隊車両が列を成し模擬戦の出番を待ってます。
その横を歩いて通ってグラウンド側の一般観覧エリアへと向かいました。
が、しかし! 既に多く観衆が前を陣取り、おまけに皆傘をさしてるから前方が見えない。

観覧するのに良い位置を確保出来ず、オートバイドリルでは前の人たちの傘の間から時おりオートバイが通過してるのが分かる程度でそのまま終了。 少しでも前が見える位置を探して移動するも、続く模擬戦もどんどんと進行していく。 現場にいるのに様子は見えず音と実況だけ聴いてる感じ。
これではこのブログで訓練展示の模様をお伝えすることは出来ない。
体を屈んで観衆を掻い潜り前進。 模擬戦も後半になったところでなんとか前が見える位置へ。

軽装甲機動車が見えた。 これでようやくクリアーに撮影出来るレベルに。
模擬戦は敵陣地を陸から空から攻め込み制圧していくストーリーでした。
上空には小型ヘリコプターOH-6が偵察にやってきました。

卵型の機体形状からフライングエッグとも呼ばれる。
グラウンド奥の離れた場所には155mm榴弾砲FH70がその砲塔を敵陣に向け身構えます。
大きな音がします! ご注意ください!

ドーン!という大きな砲撃音に観衆がどよめく。
そして突然、上空に現れたのは通称”コブラ”の異名を持つ戦闘ヘリコプターのAH-1Sです。

今年の米子駐屯地記念行事の目玉的存在で、三重県伊勢市の明野駐屯地からの応援。
搭乗席を縦列に配置するためスリムな胴体が見た目の特徴。

武装は胴体左右にTOW対戦車ミサイルと70mmロケット弾発射筒を搭載。
機首に20mm機関砲を装備し、敵陣に砲口を向ける。

物凄く低い位置を狭い範囲で旋回するので驚きました。
人員や物資を輸送したりする多用途ヘリコプターUH-1Jです。
パッとロープが降りたと思ったら・・
特殊部隊が蜘蛛のようにスルスルと地上に降下。
このような草ヒロ化したようにカモフラージュをした車両も登場。
そしてこんなカモフラージュした部隊も泥濘の上を疾走。 映画の一場面のようだ。

最後には敵のゲリラ部隊との格闘シーンもありました。 雨の中、水溜まりに敵を投げ飛ばしたり。
ミサイル発射装置を敵陣に向ける81式短距離地対空誘導弾。
92式地雷処理車も発射装置をもたげて展開しますが、照準が合わず思い切りピンボケしました。
盛り上がってきたところで、お待ちかね74式戦車の登場です。
主砲の105mm戦車砲を打つ!

その瞬間は捉えられなかったので打った直後の画像です。
さらに機関銃でダメ押し。
74式戦車の攻撃で白煙が上がる中、その奥を96式装輪装甲車がやってくる。

画像では全く見えてませんね・・。
96式装輪装甲車からは突入部隊が降りて来て敵陣に踏み込み制圧しました。
任務遂行完了!

戦場に響くラッパの音。
以上で訓練展示は終了です。 実戦さながらの大迫力でしたね。
訓練展示が終わって落ち着いたところで、グラウンドに残った車両を撮影しています。
陸上自衛隊の主力戦車である74式戦車です。 愛称は「ナナヨン」

やはり戦車が一番人気。 陸上自衛隊の花形的存在。
陸上自衛隊の装甲兵員輸送車である96式装輪装甲車。

模擬戦の最後にはこの96式装輪装甲車の後部ハッチから突撃部隊が飛び出してきました。
2台並ぶ155mm榴弾砲FH70は大迫力の砲撃を披露しました。

砲撃の大音量で模擬戦序盤の掴みはOKです。
敵陣地側にいて損な適役を務めていたのは82式指揮通信車です。

頑張りましたが力及ばず制圧されました。 お疲れ様でした。
ここで、「米子駐屯地創設67周年記念行事」のブログはパート③へと続きます・・。<(_ _)>
Posted at 2017/11/20 19:25:40 | |
トラックバック(0) |
カマロ | 日記