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2017年12月13日 イイね!

土木の日記念イベント ① 斐伊川放水路バスツアー

土木の日記念イベント ① 斐伊川放水路バスツアーこの場所を通るたび、あの水の無い川が気になっていた。

11月18日「土木の日」、その翌19日(土)に記念イベントが開催されましたので行ってきています。

一番の目的は斐伊川放水路の見学バスツアー参加です。




土木の日記念イベント 

メイン会場:町のスポーツセンター(屋内)、サブ会場:斐伊川放水路(屋外)の2箇所で、いろいろな楽しい催しがありましたが、当ブログでは主に屋外会場の斐伊川放水路(愛称:ヒーホー)での催しを中心にお届けします。

この場所を通るたび、あの水の無い川が気になっていた。


ここは斐伊川放水路。


斐伊川放水路は、宍道湖に流れる斐伊川から、日本海に流れる神戸川までを結ぶ放水路です。

過去発生した斐伊川流域の洪水を契機に、地域住民の安全を守るため平成25年に完成しました。
斐伊川放水路の全延長13.1kmは、水の無い川に見える開削部の延長4.1km、および神戸川合流地から日本海までの川幅を広げた拡幅部の延長9.0kmから成ります。

斐伊川放水路の入り口にあるのが斐伊川放水路分流堰です。

斐伊川洪水の際に一部を放水します。

赤丸のところに移動して・・


左手奥から左手前に流れてるのが斐伊川。


道路と橋。 その奥に斐伊川放水路分流堰。


橋の下にゲートが見えました。 起状ゲートという。

通常時は斐伊川の水を堰き止めてる。 洪水時は起状ゲートが放水路側に倒れ放水します。
見学バスツアーの際、この倒れる形式のゲートは珍しいと聞きました。

その先にあるのが制水ゲートです。 都合により真横から撮影しています。

制水ゲートはよくある上下に稼働する形式のもので、放水路に流す水の量を制御します。
ちなみに制水ゲートは普段は上っています。 放水時に下がり、流れる水を制御する。


さて、土木の日記念イベント。 臨時駐車場に停める。

奥に見える建物がメイン会場のスポーツセンター(町の体育館)です。

早速、スポーツセンター玄関前から斐伊川放水路見学ツアーのバスに乗り込みました。

一般車両では斐伊川放水路には行かせてもらえませんのでバスに乗るしかありません。
日野自動車のメルファというバスでした。 なお、バスツアーのガイド役は国土交通省の方です。

バスに揺られて斐伊川放水路にいくつか架かる橋の一つを通過中。 

水が無いので広大なコンクリートの空間広がっている。 ヒーホー。

坂を下って斐伊川放水路に降ります。

もちろん普段はここに入ることは出来ません。 今回のような特別な日でないと無理。

バスは斐伊川放水路の上を走っています。

全長4.1kmの水の無い川、広いコンクリートの上を走る。 ここゼロヨン出来そう。

このように普段は水を通さない放水路は全国でも珍しく、中国地方ではここだけなのだそうです。

緩やかなカーブが見えて。


その先に斐伊川放水路分流堰が現れました。


バスは斐伊川放水路分流堰の手前で停まる。

バスを降り、普段は一般の人は決して入れない斐伊川放水路の上に立ちました。

ここからは国土交通省の方の説明を聞きながら分流堰まで歩きます。

分流堰の手前に湿原がありました。

黒い砂が混じっているのは砂鉄です。

斐伊川上域ではその昔、伝説の鉄造り「たたら製鉄」が盛んでした。

分流堰の幅は200m。

手前は流入する土砂をブロックするコンクリートブロック。

分流堰とコンクリートの間にある沈砂池。 流水中の土砂を沈殿させ流れから除きます。

ここに溜まった砂は別途取り除かれるのだとか。

斐伊川放水路分流堰を間近に拝見。 

制水ゲートは上に上がっており、斐伊川を直接堰き止めてる起状ゲートが見える。
なお、斐伊川放水路分流堰のような目的で設置される堰は存在として珍しいとのこと。
今後、堰カード(ダムカード)配布にも期待したい。

見学終了してバスに戻ります。

貴重な経験でした。 この場所に来れたことが凄い。 ありがとうございました。

斐伊川放水路。 ここは本当に広大で平坦なコンクリートのスペースが4.1kmも続きます。

洪水時以外では年2回ほど水を通してるとのことでしたが、それも夜間にこっそりやってるそうです。

この普段は使わない広いスペースを、何かのイベントで有効利用させていきたいと言われてました。

このブログ冒頭に貼ったチラシに「あのカートがやってくる!!」とありますが、当初はマリオカートがやってくる予定は中止となったらしい。 実際にここをマリオカートが走ったこともあるそうです。 

あと、履飛ばしやサッカー?などのイベントもあったとか。 いろいろ有効利用していきたいとのこと。

アイデア次第で可能性は無限大? 広いから車関連のイベントも出来そうです。


斐伊川放水路の上に立ち、広大なコンクリートの空間を眺めていると、幼いころにテレビの映画番組(淀川長治?水野春郎?)で視た米映画『グリース』のワンシーンが蘇ってきました。


ジョン・トラボルタvs宿敵とのカーレース。 

なんか風景が似てる。

斐伊川放水路バスツアーは終わりましたが、「土木の日記念イベント」のブログはまだ続きます・・。
Posted at 2017/12/13 22:35:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | ボクスター | 日記

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