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2019年03月19日 イイね!

若桜鬼ヶ城 (後編)

若桜鬼ヶ城 (後編)前編の続きの後編です。

鳥取県若桜町にある標高452m(比高252m)の山城で、続日本100名城に選定された若桜鬼ヶ城を攻めています。

雨の中を傘を差しつつおっかなびっくりの登山も、いよいよ本丸へと登り詰めました。




ついに本丸に到達!
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本丸を歩く。 桜の木がある。 若桜でなくて老桜のようだ。
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本丸の奥、南側に天守跡が見えてます。

天守跡。
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天守跡の石垣にも一国一城令の破城で壊された痕跡が見られます。
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上ってみます。

天守跡に到達!
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若桜鬼ヶ城跡がある鶴尾山(標高452m(比高252m))登山を制覇。

天守跡から本丸を振り返る。
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右の奥に見えるのは壊された石垣の石の山。

天守跡の奥を見る。
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天守跡の奥から先を見下ろすとそこにも郭(平坦なスペース)が確認出来ました。
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天守跡。 奥側から振り返る。
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天守跡。
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ここで最近のお城攻略の証として写真を撮ってたミニカーを車の中に置き忘れてることに気が付く。
仕方ないのでミニカー写真は諦める。 とりあえず若桜鬼ヶ城は攻略と宣言!

天守跡から眺望です。 雨で霞んでいます。

若桜は、但馬(兵庫県北部)と播磨(兵庫県南部)に向かう街道の結節点に位置しています。
敵を確認するのに有効な場所である当地は若桜鬼ヶ城が築かれた大きな要因の一つでした。


今度は下山します。 登山は無事に下山するまでが登山。

登ってきたルートではなく、若桜鬼ヶ城の見どころである六角石垣へのルートを下ります。

破城で壊された石垣の石がごろごろ。


ここでまた! 電気柵!

これで電気柵3回目。 山頂部から下りるときにも電気柵を通らなければならない。
慣れない手つきで電線には触れないよう、青いプラスチックの取っ手部を持ってフックを外していく。
外し終えたら電気柵を抜けて、再びフックをかけて元に戻しておく。 そんな作業を黙々と。

左右が谷になってる山の尾根に沿って歩いています。

雨の登山は下山の時こそ特に注意が必要。 土、石、倒木、草、落ち葉、全てが滑る要素。

東屋がありました。

ここは六角石垣の上にある郭です。 この郭の形状が六角形をしてるとのことで。

郭から下りて六角石垣を見ます。


上の画像とこの画像を1面目とする。 この石垣の石は微妙に青いです。


2面目。 六角石垣を正面から。


石垣の角は直角ではなさそうです。 (六角形なので)


3面目。 

石垣部分は全部で3面でした。 この上の郭の形状が六角形なので六角石垣と呼ばれる。

六角石垣。

石垣の積み方から山頂部の遺構よりも古い時代に構築されたと考えられ、石垣が破却されずほぼ完存した姿で残されています。 これは良いものが見れました。 若桜鬼ヶ城を訪れたならばここは見ておきたい。

後ろに下がってうまく3面全てを撮影しようとするも木が邪魔でした。



下山を続けます。

傘を差しつつ寂しい森の中をとぼとぼ歩く。

ところどころで大きな石を見つけるのですが、これがむちゃくちゃ青い!


突然、開けた空間が現れました。 草原の斜面が続く。


草原の下まで降りて、振り返り見上げたところ。 スキーでも出来そうな場所でした。

森の中に突如としてこんな空間が広がっていた。

再び寂しい森の中を通ります。 足を滑らせないよう下を向いて慎重にゆっくりと歩く。

この森の中で恐い思いをします。 急に「ドドドドドドドドッー!」という音!! 何っ?! 驚く!

音の方を向くと鹿でした! しかも4頭。 突然のことに、とても驚いて肝を冷やした。(汗)

4頭の鹿の群れが、この谷間の急斜面を信じられないスピードで駆け降り、また反対の斜面を駆け上がっていったのです。 これにはむちゃくちゃ驚きました。

何しろこれまで多くのお城巡りをしましたが、野生動物と遭遇したのが初めてだったんです。

うわ~、驚いた~(大汗) そして、急に怖くなる。 早く人里に戻りたい。

この先に登りルートで通過した交差点がありました。

下りは2ルートあり、登ってきた山腹遺構のルートではなく、まだ通ってないルートを選んだ。

そしたら、その下りルートの途中で突然「キャー!」という何とも表現できない甲高い鳴き声にむちゃくちゃ驚く! 目の前に伏せてた鹿が飛ぶように駆け出して「うわっ!」と思わず身を屈めた!

一斉に4頭(たぶんさっき遭遇した群れ)がこれまた信じられないスピード駆けて逃げて行きました。

駆けて行った方向を撮影するもブレブレで鹿は写らず。 こんな森の中を走れるのが凄いと思った。

最初の鳴き声は「人間が来たぞ!」の合図だったのかな?と想像。 それにしても鹿のほうが逃げて行ってくれるから助かる。 あの猛スピードでアタックされたら人間はひとたまりもないです。 

鹿の群れに2回も遭遇してしまったが、それからほどなくして学校の体育館裏に出てこれた。

ここも登山口なのかはよく分からない。 電気柵は無かったです。 とにかく生還!(涙)

学校のようなところでしたが、中学校跡とのことです。

現在は町民体育館として利用されてるらしい。 

登山は登り下りで約1時間半でした。 ちょうど「8」の字を描くルートでの登山でした。

登山中は誰一人として会わず。 鬼も居らず。 遭遇は、人:0,鹿:4でした。

それから最初に寄った観光案内所に再び行ってみました。 貰った若桜鬼ヶ城の散策マップが雨でヨレヨレになったので、登城記念の持ち帰り用に新しいのを貰おうと。
窓口の人に鹿を見たと言うと「それは珍しいですね!」と地元の人が驚かれたことに逆に驚く。
(若桜鬼ヶ城で鹿と遭遇するのは珍しいことだったのか・・?)


若桜駅は若桜鉄道若桜線の駅です。 初めて若桜町に来たので少しだけ寄ってみる。

駅舎内では鉄道グッズも販売中。 若桜鉄道の鉄道むすめ、隼さくらちゃんのグッズも多数あった。

勝手に改札を抜けてホームに立つ。

若桜駅は若桜線の終着駅で、機関車転車台など鉄道好きには見どころの多い場所です。

列車が展示してあるのかと思って近付いてみる。 と思ったら展示中でなくて点検中でした。 

レトロだけど古い列車ではなくて、若桜鉄道最新の観光列車「八頭」号でした。
3月2日デビューしたらしい。 (訪れたこの日は3月7日)


駅横の駐車場に戻って。

後方に見える山が若桜鬼ヶ城跡がある鶴尾山(標高452m(比高252m))です。
あそこの山頂まで登って、また下りてきたんだなぁ。 我ながらよくやりました。


若桜町を去る前に道の駅「若桜桜ん坊」に立ち寄る。

ここからも後方に若桜鬼ヶ城の鶴尾山が見えてます。

道の駅の食堂に田舎料理のバイキングがありました。 既に14時を回ってるがお昼ご飯にします。

バイキングはお惣菜の計り売り。

気になるものを選んで盛ってみる。

ご飯は160円、お替り自由。 セルフの味噌汁は無料で白ネギはたっぷり放り込んだ。

田舎料理のバイキングはどれもこれも美味しかったです♪

特に赤魚の煮付けは久しぶりだったので最大のお楽しみとして最後に頂きました。
どうも、ご馳走さまでした(^^♪

道の駅の売店では隼イダーなんてものを見つける。

若桜線の駅に隼駅があり、その駅がスズキのバイク、隼ライダーの聖地となっています。

隼イダーを飲んでほっと一息。 爽やかなのどごしと二十世紀梨の甘み。

隼イダーは普通のサイダーよりも高炭酸仕様。 二十世紀梨の果汁が5%配合されているらしい。

若狭町では結局2時間半滞在しました。 初の若桜町ではいきなり過酷な山城登山となりましたが、次回訪問時は別の鉄道イベントとかで訪れてみたいです。

さて、若桜鬼ヶ城を攻略した後もまだ仕事が残っています。

次はダム活動で殿ダムに向かいます。 続きます・・。
Posted at 2019/03/19 20:37:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | ボクスター | 日記

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