
春の蔵開き・新酒祭りシーズンが始まりましたが、いきなりあろうことか毎年行ってる2つの酒蔵の蔵開きが同日に重なってしまい、どちらに行くか当日朝まで悶絶して悩みました。
どちらの酒蔵に行くのにも公共交通機関の便が悪く、2つの蔵開きをハシゴすることはできません。
結局は蔵開きの内容を比べ吟味し、また宗教的な信仰度の高さで、断腸の思いで一方の酒蔵を選びました。
当日朝はあいにくの雨、それに最近バスの時間が変わり公共交通機関の便がさらに悪くなったこともあり、現地でお酒を飲むことはできませんけど自家用車で行ってきました。

酒蔵の駐車場が満車なので離れた場所に停める。 後方に微かに酒蔵の煙突。
蔵開きは10時スタート。 酒蔵の前には開始を待つ行列が出来ている。

天気は回復傾向で雨は次第に弱くなり、蔵開きが始まる頃には傘要らずとなります。
蔵開きが始まり入場。 来場者に糀甘酒バームクーヘンが配られました。

これはその場で食べました。
蔵開きでは、お酒の無料振る舞いや有料試飲、利き酒コーナーなどありますが、車を運転して来た関係上、それらは見ないようにしてスルーします。
無料振る舞いの粕汁を頂きました。

体温まる粕汁は具だくさんでした。
甘酒の無料試飲もありました。

アルコール分は飛んで入ってないので甘酒は頂けます。
グルメ屋台のコーナーもあるので、まずはたこ焼きを買って食べました。

蔵開きでたこ焼きを食べたの初めて。 お酒は飲めないので食べることに集中。
続いて蒲鉾屋さんの屋台で天ぷらやあごちくわを買って食す。

ここまでで結構お腹が膨れる。
酒蔵見学ツアーにも参加しました。
過去に何度も見学してますが、お酒を飲まずに蔵開きを楽しむには出来ることは限られるから。

杜氏さん自らが説明しながら案内してくださる。 ここは温湿度を管理して麹を作る製麹室。
お酒の搾りには、ヤブタ式と呼ばれる自動圧搾ろ過機を使うのが最も代表的。
槽搾り(ふねしぼり)

槽(ふね)と呼ばれる昔ながらのお酒を搾る機械。
ここでは袋吊りについて説明されています。

袋吊りは、醪を入れた酒袋を吊るし、圧力をかけずに自然に滴る雫(原酒)を集める方法。
他にも酒造り工程の説明があったがここでは割愛します。 酒蔵見学ツアーは時間にして30分弱。
その後、大吟醸を含むお酒など数々の景品が当たるビンゴ大会に奮って参加するも・・

多くの人がビンゴし景品を貰ってく姿を目の前にしつつ、リーチすらならず敢え無く撃沈しました。
蔵開きの中心で威勢よく餅つきが始まる。
つきたてのお餅をその場で振る舞い。 きな粉をまぶしたきなこもち頂きました。
蔵開きといえば、蔵開き限定のお酒が販売されるのが恒例です。

今年の蔵開き限定酒は大吟醸でした。 純米大吟醸無濾過生原酒600ml瓶で2,000円。
しかも、ラベルに「平成最後の酒蔵開放」なんて書かれてる。 限定150本。
ちょっと値が張るが縁起ものなので1本お買い上げです。

平成最後の酒蔵開放、お酒が飲めないながらもそれなりに楽しめましたね♪
蔵開き・新酒祭りはこの春もいくつか行くつもり。 次回はお酒を飲みます。
Posted at 2019/03/27 00:20:07 | |
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日本酒 | 日記