
「舞鶴グリーンフェスタ」のブログ
①,
②,
③の続きの④です。
北吸岸壁に並ぶ艦艇の一般公開を順に見学してます。
岸壁上に設営されたテントには舞鶴市消防署のブースもありました。
消防車のペーパークラフト、鉛筆、消しゴムなどを頂きました。

ありがとうございました♪
海上保安庁のブースでは8管カードを頂きました。(第8管区海上保安部のカード)

図柄は複合型ゴムボートです。 ありがとうございます♪
護衛艦「みょうこう」の艦これパネル。

護衛艦「みょうこう」は対岸に姿がありましたね。 今回は一般公開見学はされてません。
艦艇一般公開見学の続いてはミサイル艇「うみたか」です。

同型のミサイル艇である「うみたか」と「はやぶさ」が並んで係留されてました。
「うみたか」と「はやぶさ」は、はやぶさ型ミサイル艇の5番艇と1番艇です。
乗艇しての見学ができたのは「うみたか」のみです。

自身にとって「はやぶさ」は何度も乗艇し見学してますが、「うみたか」は今回が初めてです。
乗艇待ちの行列に並ぶ間、艇長自らがミサイル艇「うみたか」の説明をされていました。

ミサイル艇「うみたか」は、全長50.1mあるが基準排水量は200トンほどで軽量化されているため44ノット(時速80km)の高速での航行が可能です。 軽量化された船体については同じ50m級の掃海艇(500トン)や身長57mのコンバトラーV(550トン)と比較しての説明があった。
乗艇してシールドが角張ったステルス形状の76mm速射砲です。
主砲76mm速射砲。

砲塔の中は無人で、遠隔操作により「装填・発射・排莢(はいきょう)」を自動的に行います。
最大射程:約16km、最大発射速度:100発/分
76mm速射砲の全景はお隣の同型艇「はやぶさ」のを。

人が乗ってないのでクリアーに撮影できます。
FCSレーダー (射撃指揮装置方位盤)

ミサイル誘導レーダー FIRE CONTROL SYSTEM (FCS) 敵のミサイルや戦闘機に照準を合わせます。
艇内には鐘を鳴らしてから入りました。
艦橋・操舵室に潜入。
操舵ステアリングを握ってみる。
再び甲板に出るとラッパの実演をされていました。
チャフロケットシステム

チャフロケットシステムは、自艦に向けてロックオン、発射されたミサイル攻撃に対処し、これを撹乱するために用いられます。
複合型作業艇

複合型作業艇は、合成繊維の基布に合成ゴムを塗布した引布製の浮力体気室とFRP製外板、トランサム板及び甲板が一体に成型された船こくとを接着接合させた複合型船体で作業に要求される装置を有し、船内外機を搭載して航走するものである。
全長6.3m、全幅2.5m、質量880kgf、定員10名

主機ヤンマーディーゼルエンジン 98ps、速力20kt
ミサイル艇の艇尾にある主力の兵装が、90式対艦ミサイル(SSM-1B)です。

SSMとは、艦から発射して敵艦に命中させるミサイル。 筒1本の中にミサイル1発を収納。
全長:5.1m、重量:約660kg、射程:100km以上

艦艇、潜水艦、航空機及び陸上から発射可能なミサイルで、敵のレーダーを潜り抜けるため、海面すれすれを飛び、ミサイル自身で電波を発し、敵を捜索・探知して、自己誘導して目標に命中する。
推進装置:ウォータージェット3基、機関:ガスタービン3基、軸数/馬力:5400馬力×3基

高速で航行するために普通の船と違ってスクリューを使用せず、ウォータージェットというシステムを使ってます。 これは、船底から大量の海水を吸い込み、ダクトから一挙に噴き出すことにより推進力とする方法で、原理はイカやタコの泳ぎ方と同じです。 また、ダクトの向きにより方向を変換します。
以上でミサイル艇「うみたか」の見学を終えて退艦しました。

ありがとうございました♪
実はこの舞鶴グリーンフェスタ(5月18日)の3週間後にもミサイル艇「うみたか」の一般公開見学をする機会がありましたがそれは幻に終わりました。
ミサイル艇「うみたか」in河下港

ですが、急遽変更になり入港したミサイル艇は「うみたか」でなく同型艇「はやぶさ」でした。
その模様はブログ投稿が前後してますが既に投稿済みです。
(ブログ:
ミサイル艇「うみたか」じゃなくて「はやぶさ」一般公開in河下港)
ここでまた区切りましてブログはパート⑤へと・・
「舞鶴グリーンフェスタ」のブログは粛々とまだまだ続きます。(飛び飛び連載となります)
Posted at 2019/09/09 14:01:31 | |
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