
「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」のブログ、前編の続きの後編です。
引き続き、展示機を拝見して歩くところから・・
三菱 T-2 高等練習機

航空自衛隊の戦闘機パイロットを教育するために日本が独自に開発した最初の超音速ジェット機。
三菱 T-2 CCV研究機

T-2高等練習機を改造した研究機。 飛行安定性のコンピュータ制御確立に貢献した。
富士 T-3 初等練習機

高々度での性能を向上させた航空自衛隊のパイロットを教育するための初等練習機。
航技研 低騒音STOL実験機 「飛鳥」

STOL(短距離離着陸)のための技術を確立した実験機。 C-1輸送機が原型。 1985年初飛行。
川崎ベル式 47G3B-KH4型ヘリコプター

1962年に完成した日本のヘリコプター技術の基礎を築いた傑作機。
川崎 KHR-1 リジッドローター実験ヘリコプター

日本のヘリコプター開発能力を世界に知らしめた実験機。
川崎式 BK117型ヘリコプター

日本初の国際共同開発による民間用ヘリコプター。 1979年初飛行。
OH-6J 新型式ローターシステム実験機

OH-6J観測ヘリコプターをもとに、運動性を向上させる新しいローターシステムの実験を行った。
川崎 XOH-1 観測ヘリコプター 実物大模型

自衛隊初の純国産ヘリコプター開発のため作られた木製の実物大模型(モックアップ)。
N-70 シグナス モーターグライダー

日大の木村研究室で設計製作された戦後初の本格的国産モーターグライダー。
人力飛行機 ハイパーチック コトノ リミテッド
ハイパーチックコトノリミテッドは堀琴乃さんがパイロットの女性用人力飛行機。

1992年に飛行距離、滞空時間の女性日本記録を初めて樹立。
飛行機やヘリコプターの飛行について学ぶシュミレータ体験コーナーもありました。
~空から宇宙へ~ 1階の隅に宇宙関係の展示も。 LE-7ロケットエンジン

初の純国産ロケットH-Ⅱの第一段用に開発されたエンジン。
H-Ⅱ ロケット フェアリング

ロケット先端に搭載される人工衛星の積荷を打ち上げ時の空気抵抗による振動や300℃以上にもなる熱から守るカバー。
2階の宇宙エリア展示室に上がりました。
キュリオシティ 1/1模型

NASAが火星に送った無人探査車で、火星表面を移動しながら調査する。
小惑星探査機「はやぶさ2」の実物大模型。
宇宙服・宇宙遊泳噴射装置 1/1模型

アメリカ製宇宙服と有人機動ユニットMMU。
日本実験棟「きぼう」 1/1模型

日本初の宇宙空間における有人実験施設。 国際宇宙ステーションで最大の実験モジュール。
「きぼう」を反対側から。
「きぼう」の内部に入っての見学も出来ました。
歴代の日本人宇宙飛行士のパネルもありました。 画像はその後半部分。

このうち、山崎直子さん(
2012年12月,
2019年1月)と大西卓哉さん(
2019年7月)は講演会を拝聴したことがあります。
通信放送技術衛星「かけはし」(COMETS)

1998年、通信・放送技術の高度化を目的に打ち上げられた試験衛星。 展示物は開発過程における熱試験で実際に使用されたもの。
2階の宇宙エリアから1階の航空エリアを眺めて・・ 低騒音STOL実験機「飛鳥」
UF-XS実験飛行艇(大)と高揚力研究機X1G(小)
ひと通り見学を終えて、売店でグッズを見ていたら、窓の外は激しい雨になってました。

駐車場まではちょっと距離ある。 仕方ないのでそのまま暫く博物館に雨宿りします。
ビデオ視聴が出来るシアターがあって、時間つぶしのため鑑賞します。

「 鳥のように飛んでみたい 人類の飛行機開発の歴史 」を視聴して、ライト兄弟以降の目覚ましい飛行技術の発展について学ぶ。 15分のビデオで見ると、木と布の機体から鉄の機体に進化するまであっという間で驚きでした。
ちょうどお昼時になってたので館内にあるカフェで食事をすることにしました。
宇宙の星空カレー(辛口)を頂いてみました。
夜空をイメージした真っ黒カレーには星形のニンジンが浮かんでます。

美味しかったんですがご飯の量が物足らないです。 どうも、ご馳走さまでした♪
雨が止むまで2巡目の見学をして過ごす。

結局、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館には3時間も長居することになりました。
初めての岐阜かかみがはら航空宇宙博物館、学んで楽しめてかなり良かったです♪
雨が上がったので再び旅を続けます。 岐阜可児遠征のブログは飛び飛び連載で続きます・・。
Posted at 2020/01/04 19:14:35 | |
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