
秋の気持ちいい天気の日に趣味の山城登山をしようと出掛けたら、そこで思わぬ実験に巻き込まれてしまいました。
自動運転サービス実証実験は、高齢化が進む中山間地域における人流・物流の確保のため、道の駅などを拠点として路車連携で社会実験・実装が行われています。
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趣味の山城登山をしようと、その直前に目的地最寄りの道の駅に休憩で立ち寄ったところ・・
思わぬものと遭遇してしまいました。
自動運転サービス実証実験

1,2年くらい前にこの件は話だけ知ってましたが、偶然にも初遭遇してしまいました。
もしかしてあの車に乗れるのかな? 窓口で尋ねてみる。

乗車券(200円)が買えました。 パンフレットも頂く。
道の駅の敷地内にある自動運転車両が通る走行ルートです。

左右の青枠でなく中央にある黒線が電磁誘導線になっててこれに沿って走行します。
走行ルートの一部には100mくらい?国道に沿って自動運転サービス専用道路があります。

自動運転サービスは全国で実験されてますが、専用道路は全国でここ一箇所だけだそうです。
自動運転車両が一般車両の行き交う国道を横断しようとする場面。

一時停止は自動で行われます。 左右の安全確認と発車は運転席に座る人が行ってる様子。
走行ルートのあちこちに設置されてる装置。

自動運転車両が通行することを歩行者や他車に知らせる回転灯を動作させます。
町中の道路にも自動運転車両の走行ルート表示がある。

やはり路面に埋め込まれた電磁誘導線に沿って走行します。
自動運転車両

路車連携型。 埋設されたた電磁誘導線からの磁力を感知して既定ルートを走行します。
走行ルート上にあるものを障害物として認知し自動で停止します。(落下物、路上駐車、動物など)
ヤマハ発動機製

この個体の愛称は特に無いとのこと。
6人乗りでゴルフカートのよう。

定員6名(乗客は4名)
最高速度:12km/h

それでは乗車する時間がやってきました。 ワクワクすっぞ。
セカンドロウに座りました。 運転席?を覗き見る。

自動運転なので運転手は不要になります。 ステアリングやウインカーレバー、足元にはアクセルとブレーキがありますが操作の必要はありません。 ステアリングの下にある自転車の逆ハンドルのようなものは運転席に座る人が手を添えるところ。 ステアリングに隠れて見えないですが、キー差込口の上のほうに発車ボタンがあり、運転席に座る人が発車の度にここを押します。(ちょっと押し難い位置にある気がします)
ではでは自動運転の出発です。

愛車を残し道の駅から出発しました。
ゆったりのんびりとしたスピードで走ります。

保育園の前を通り過ぎる場面では園児たちが手を振ってくれました。(画像無し)
走行ルートに十数か所ある停留所では一時停止します。

一時停止するポイントの情報は路面に埋設された電磁誘導線にあるようです。
風通しの良い車窓から、自分が本来この町を訪れた目的地である山城が見えました。

思いがけず自動運転の実験に加わってるため、あの山城には後ほど登ります。(別ブログを予定)
コンパクトな自動運転車両は狭い道路にも入って走行します。

坂道をも上がっていく。
ここで短い動画がありますので。
走行の長閑なスピード感や、自動運転でステアリングが回ったり、一時停止したりする様子に注目。
また、一時停止から発車する際には運転席に座る人がピピピッと発車ボタンを押しています。
中世は城下町、近世は宿場町として栄えた中山間の古い町並みを進みます。

赤名酒造・酒造り交流館の前を通りました。
国道沿いに設けられた全国でもここだけという自動運転サービス専用道路を通っています。
走行ルートをぐるりと周って道の駅に戻ってきました。

全区間で所要時間約30分の長閑なドライブでした。 ありがとうございました♪
最後に記念写真を撮ってくださるということなので運転席に移動です。

これらの写真もブログに掲載することになりました。
ありがとうございました♪

さて、この後は本来の目的であった山城登山になります。 それはまた別ブログで。
Posted at 2020/10/10 06:57:11 | |
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