
春にはたくさん登山してたのに、夏になってあまりの暑さに登山からは遠ざかっていました。
厳しい暑さに加えて、草木が茂り放題とか、まとわりつく虫がウザイとか、熊が出るかもしれないとか、言い訳はいろいろ思い付きます。
ですが、東京オリンピックで活躍する選手たちに感化され、果敢にも夏登山してみることにしました。
登山するのは勝手知ったる自身7回目の嵩山です。 まずはいつもの遠景。

頭部の和久羅山(262m)と胴体部の嵩山(326m)から成るキューピー山の遠景。
古来より寝大仏、現代ではキューピー山とも呼ばれる和久羅山と嵩山。 今回は嵩山に登ります。
登山のお供には、ウルトラセブンに登場するウルトラ警備隊の専用車両「ポインター」を起用。

サントリーボス缶コーヒーおまけのプルバックカーです。 なお、ポインターのベース車は1957年式クライスラー・インペリアルだそうです。
駐車場のすぐ先にオートバイ進入禁止の登山口。 15時20分、登山開始します。

なお、今回の嵩山では登山アプリを使って標高を測定。 駐車場&登山口の時点で標高は120m。
山道を歩いて登り始めるや、早速まとわりつく虫がめっちゃウザいんボルトでした。

事前に虫よけスプレーを両腕や首筋に吹きかけてますが、それでも虫がまとわりついてくる。
タオルをヘリコプターのプロペラのように回しながら登った。
嵩山(326m)はつづら折りのなだらかな登山道が続き、登山初心者でも登りやすい山です。

嵩山の登山道は赤褐色の巨岩(安山岩溶岩)が剥き出すその上を歩く箇所が多いのも特徴。
気温36度の厳しい暑さ。 夏の登山を舐めてました。 約20分登ってもう滝汗を掻いてます。

山上部に三差路があり、このまま山頂ではなく、まずは前回見つけた三角点のほうに行ってみます。
ずんずん歩き進んで数百メートル、心細くなったところで茂みの中に三角点が見えてくる。
嵩山の三角点をポインターしました。

標高326mの嵩山ですが、この三角点は山頂からずっと離れた場所にあり標高は298mです。
再び三差路に引き返してから、今度は山頂へと向かいます。 鳥居が見える。
嵩山山頂に鎮座している布自伎美神社(ふじきみじんじゃ)を参拝しました。(-人-)
本殿の裏手を登ると小さな稲荷社も。

この辺りが嵩山山頂(326m)の一番高い場所に思えます。
こんなところに蝉の抜け殻を発見。
「願いを届ける巫女さん人形です。嵩山の小石でつくりました。どうぞお持ち帰りください。」
この巫女さん人形のことは嵩山登山7回目にして初めて見つけて知りました。

この場でちょっと遊んではみましたが、今回は巫女さん人形のお持ち帰りは止めておきました。
16時2分、最終目的地の山頂展望場に辿り着きました。

目の前には中海や大根島の眺望が広がりますが、霞んでたのでその画像の撮影は無しです。
「嵩山 天下の絶景 大佛の寝たる姿や 嵩・和久羅」と石に彫られた歌碑。

山頂展望場で暫しうなだれて休憩。 夏の暑さで水を被ったような滝汗を掻いてました。
16時40分、駐車場まで下山です。

登り慣れた山でも夏は厳しい暑さと鬱陶しい虫で登山は辛かった。
登山アプリでの測定はこんな感じに。 山頂と三角点の位置関係が分かります。

夏の登山は懲りたので、本格的な登山再開は秋冬春ですね。
Posted at 2021/08/06 21:00:53 | |
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