
このブログは先のブログ「
鳥取県民の日」に続く展開です。
鳥取城跡がある久松山(きゅうしょうざん・標高264m)には
6年前に一度登りましたが、当時はまだ本格的なお城巡りを始めたばかりで山城登山に慣れず、途中でへたばり五合目と本丸で大きく休憩しながらなんとか山頂に辿り着きました。
あれから6年経ち、その間に全国各地の山城を登ったので、6年ぶり2度目の鳥取城跡は自身の登山能力の成長を確認する格好の機会でもありました。
引き続き、県立博物館の駐車場に愛車を停めたまま鳥取城跡に登ります。

実はこの
2週間前にも鳥取を訪れてて鳥取城跡に登ろうとしたが駐車場が満車で断念してます。
なのでインターバル僅か2週間でのリベンジ登城。 12時36分、城攻めスタート。

入口の石碑には鳥取城ではなく「鳥取運動場」と彫られてます。 大正時代にお城の一部が運動場として使われてたようで。
この場所は6年前に訪れたとき、名古屋から来られた物凄いお城ハンターの人と出会った思い出があります。 参照ブログ:
鳥取城跡で物凄いお城ハンターと出会う

そのご縁で2018年の愛知遠征ではお世話になり、
手羽先や
ひつまぶしをご馳走になりました♪
西坂下御門を潜ります。

鳥取城跡には山下ノ丸と山上ノ丸があります。 まずは山麓の城郭、山下ノ丸。
いきなり野生動物注意の看板。 鳥取城跡はクマ出没注意です。
石段を上がって右膳ノ丸です。 レジャーシートを広げて寛ぐファミリーがいました。
さらに石段を上がって二の丸へ。 城内は桜の木がいっぱいです。
三階櫓跡

往時の鳥取城を象徴する建物となっていたのが二の丸にそびえる三階櫓でした。
三階櫓跡の石垣に築き込まれたお左近の手水鉢(おさごのちょうずばち)。

お左近(鳥取城の改築で活躍した女中)の手水鉢を築き込んだことで三階櫓石垣の工事が無事に完了したと伝わる。
三階櫓跡に上ってみました。
振り返り見る二の丸の石垣が綺麗です。
三階櫓跡から仁風閣を眺める。

鳥取県民の日で無料開放されてたので先ほど初入館してみたばかりです。
続いて菱櫓跡に上ってみました。
菱櫓跡から見下ろし眺める擬宝珠(ぎぼし)橋です。

今回6年ぶりに訪れた鳥取城跡の目玉となるのが3年前に復元完成した擬宝珠橋でした。
後で近くに行ってみようと思ってたのに、鳥取城跡に登って下山した頃にはすっかり失念してました。
なので擬宝珠橋はまた次の機会にちゃんと見ようと思います。
表御門跡を通ります。 ここから右に折れてターンする。
先ほど上った菱櫓跡の石垣を見上げる。
そして、国内唯一の球面石垣、天球丸の巻石垣(復元)です。
これは凄い。 球体の石垣なんてここでしか見れなくて本当に珍しい。

1807年頃に背後の石垣がはらみ出し、その崩落を防止するために築かれた球面石垣です。
ぐるっと回り込んで石段を上がって天球丸跡です。
天球丸跡から下を覗き込み巻石垣を見る。 上から見てもやっぱり丸かった。
二の丸の奥にある中坂稲荷神社です。 山上ノ丸に登るにはここを通って斜め右上へ。
まずは参拝させて頂きました。

ご紹介が遅れましたが今回の山城登山のお供はホットウィールのトゥーンド・コルベットです。
山頂の山上ノ丸へ向けて登り始めにある八幡宮跡。
登山道の一合目。 本格的な登山はこれから。
登り始めてすぐにはぁはぁぜぇぜぇの有酸素運動となり心肺機能が鍛えられる。

玉のような汗が額から流れ落ちます。 汗が目に入らぬよう三沢光晴の指ワイパーしながら登る。
五合目。 中坂神社があります。(下にあった稲荷神社の本社です)

6年前の登山ではここでへたばって石に座って暫く休憩しましたが、あれから6年の間に全国各地の山城で鍛えられ登山能力は成長していました。 休憩することなく登り続けます。
八合目。 クマ注意の看板が気になる。
ほぼ山上部に着いてそこに立ってた説明看板に山上ノ丸の案内図がありました。

このうち出丸跡は通行禁止になって行けず。
二の丸
さらに奥に一段降りて三の丸。

ここから引き返して再び二の丸を通りいよいよ本丸へ。
本丸

この先に天守櫓跡がありますが、6年前のときは天守櫓跡に登る前にどうにもならぬほどへたばってベンチの上で15分ほど仰向けになってました。 今回は登山能力が増してるお陰で平気です。
ですが、後から裸足で登って来た人に追い越されて驚く。 裸足で登山って凄すぎるな!
車井戸跡
天守櫓跡です。 裸足の登山者はあっという間に引き返し下りていきました。
13時31分、ついに久松山(標高264m)山頂、鳥取城の天守櫓跡に到達です!
天守櫓跡の様子。 四角く並べられた石がある。 櫓の楚石?
ここに秋桜が咲いてました。

今シーズン初めて見る秋桜かも。 6年前の訪れ時も同じ季節だったのでここで秋桜を見ています。
本日の生き物。
山頂の天守櫓跡からの眺望です。 青々とした空と日本海、そして鳥取砂丘が見えてます。
こちらは城下町、鳥取市街の眺めです。 山頂は吹き抜ける風が心地良いです。

山頂の天守櫓跡では15分ほど休憩しました。
14時17分に下山して帰り際、鳥取城跡の久松山をバックにパチリ。

このときには擬宝珠橋を見に行くことはすっかり失念してました。 また鳥取城跡を訪れたいです。