
発掘調査が進む三の丸(旧湊山球場)の現地説明会に参加するべく米子城跡を訪れています。
米子城跡発掘調査現地説明会に参加するのは、
2018年、
2020年、
2021年3月に続いて4回目です。
なお、代車で借りてる三菱ekワゴンで活動しています。
まずは受付を済ませ説明会の資料を頂きました。
数々の名勝負を生んだ湊山球場は昨年9月に廃止され、三の丸の発掘調査が進んでいます。

グランド面を数十cm掘ったところに建物の基礎石などが現れています。
市の文化振興課の方の説明を受けながら発掘調査の状況を確認します。

ここは米蔵があった場所。 その基礎石の一部を確認。
三の丸には、城主もしくは家老の屋敷、政務を行う施設、米蔵、馬屋などがあったとされてます。

今回の発掘調査では大きな米蔵の跡が確認されました。
次に、水路の跡を確認。

湊山から流れ出る水の排水設備か?
水路の溝底には青色をした薄板状の割石が敷き詰められた凝った作りになってます。

単なる排水設備ではなく、屋敷の庭園の一部もしくは庭園への導水設備だった可能性も?
続いて一行は枡形虎口へと移動。
現在の地面から2m掘ったところにも石垣が埋まっていると体を張った説明を受ける。

米子城往時の地面は現在よりもずっと低くて石垣も高いものであった。
さらに、二の丸(テニスコートがある)に上がって三の丸(旧湊山球場)の発掘調査現場を一望。

これから先も発掘調査が進みいろいろな建物の楚石などが現れ出るものと思います。
二の丸から二段構造になった二の丸石垣を見る。 下段の石垣と上段の石垣では積み方が違う。

上段の石垣はテニスコート造成工事で高さを合わせるため作られた石垣だとのこと。 初めて知る。
さらに、二の丸の端にある2つの楚石は、二の丸から三の丸に架かってた滑り台のものだったと。

昭和の時代にはここに大きな滑り台があった!? 初めて知る。
説明会一行は裏中門跡を経て再び三の丸(旧湊山球場)に戻る。
この積み石から先、球場の一部から外の道路の下まで埋まってるのが内堀の跡になってます。
本日の生き物。 説明を聞きながらも発掘面で何故かプルプル震えて動けない鳥が気になりました。

以上で今回の米子城跡発掘調査現地説明会は終了です。 ありがとうございました♪
説明会の後はソロ活動で米子城跡(湊山・標高90m)に登りました。

山上部にある立派な本丸石垣群。 米子城は大小2つの天守があったお城でした。
天守台跡は360度パノラマ景色。 米子市街や日本海、別の方角には大山まで眺められる。
米子城跡には何度も登ってるのに山頂の天守台跡にある三角点の捕獲は初めてです。

以上、極めて地味なアクティビティでしたが米子城跡発掘調査現地説明会のブログでした。
ありがとうございました♪
Posted at 2021/09/18 13:53:34 | |
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