
海上自衛隊の掃海艇「やくしま」が寄港して一般公開が開催されたので見学にお出掛けしています。
掃海艇「やくしま」一般公開

青森から長崎に帰る途中に寄港して一般公開イベントが開催されました。
ということで、見学に訪れてます。

掃海艇に横付けは出来ないので少し離れた臨時駐車場に停める。
長崎の佐世保基地を母港とする掃海艇「やくしま」の一般公開見学は初めてです。
なお、その他の掃海艇見学は
「のとじま」、
「すがしま」、
「なおしま」、
「ひらしま」などで経験あり。
まずは掃海艇「やくしま」一般公開に花を添える陸自車両の展示もあったのでそれを先に。

偵察用オートバイ。
軽装甲機動車。

その他、広報ブースのテントではお子様向けのガチャガチャやミニ制服試着などがありました。
掃海艇「やくしま」 MSC602

全長:57m、最大幅:9.8m、深さ:4.4m、基準排水量:570t、速力:14kt(時速約26km)、乗員:40名、主機関:ディーゼル機関2基・2軸、補助電気推進:230kw×2軸(電気推進器)、発電機:ディーゼル発電機400kw×4、兵装:20mm機関砲×1、機雷掃海装置:小型係維掃海具1型/感応掃海具1型、機雷掃討装置:水中航走式機雷掃討具
「やくしま」はひらしま型掃海艇の2番艇で平成21年3月就役。 艇名は鹿児島県の屋久島に由来。

ひらしま型掃海艇以降は船体がFRP製に変更されたため、ひらしま型掃海艇が海上自衛隊で最後の木造船体の掃海艇になります。(世界最後の木造戦闘艦艇)
それでは掃海艇「やくしま」に乗艇して見学します。

見学は担当の隊員さんが付いて丁寧な説明を聞きながら。
20mm機関砲(JM61-M)

艇首にある兵装が20mm機関砲です。 全長:2300mm、重量:740kg、最大射程:4500m、有効射程:2000m、発射速度:1分間に450発
本砲は、バルカン砲JM61Mを主体とし、主として海上自衛隊の小型艦艇用に設計され、沿岸警備等を目的とした人力操作の小口径機関砲である。

口径20mm、空冷式6砲身、他励動力の駆動発射方式による450発±50発/minの発射速度の性能を有し、20mm機関砲(JM61-M)と呼称する。
なんと、この一般公開では20mm機関砲の引き金を引かせてもらうことが出来ました。
機関砲の引き金を引くのは初経験です♪
引き金を引くと砲塔の6砲身が回転します。
この装置は再圧タンク(2人用)という潜水病になった水中処分員(潜水士)を治療するものです。

こちら側に水中処分員(潜水士)が横になって入ります。
もう一方のこちら側には水中処分員(潜水士)が座って入ります。
操舵室に入りました。(艦橋ならぬ艇橋という言葉は無いらしい)

やや九州訛りの隊員さんから操作パネルや計器類について丁寧な説明を受ける。
艇長席です。

今回は座るのは遠慮しておきました。
水中航走式機雷掃討具 S-10

機雷掃討用の遠隔操作無人潜水機(ROV)。 S-10は「ひらしま」型掃海艇から装備され、従来の機雷探知機・可変深度ソナー・機雷処分具の機能を兼ね備えたものとなっています。 従来の機雷処分具と違うのは掃海艇の前方を走り、装備している機雷探知機で機雷を発見し掃海艇が機雷の被害を受ける前に、爆雷及びカッターにより機雷を爆破または切断処分します。
掃海具曳航浮標は発音体や展開器など海中に曳航する掃海具の位置を示す目印になる浮きです。

オレンジ色のは訓練用の模擬機雷2種類。 画像右奥の白色のは発音体で船舶のスクリュー音に類似した音波を発して音響機雷を作動させ処分します。
見学を終えて下艇の際にはオフィシャルパンフレットと海上自衛隊シールのお土産を頂きました♪
岸壁には露店も出てて何年ぶりか久しぶりにかき氷を買い食いしました。

青りんご味のシロップ。 猛暑日だったので汗を掻きながら食べるかき氷がとても美味しかった♪
旭日旗は日本の誇りです!

以上、掃海艇「やくしま」一般公開見学でした。 大変ありがとうございました♪
Posted at 2022/08/08 15:02:07 | |
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