
酒蔵バスツアーはお昼ご飯を食べ終えて午後は琴裏町の観光スポットを巡ります。
最初は観光スポットに行っても間が持つのかな?と思ってましたが、各スポットには専門のガイドさんが居られて案内と説明をしてくださったお陰で、心配は杞憂に終わり有意義な時間を過ごすことができています。
バスは海辺の町にやってきました。
まず訪れたのは塩谷定好写真記念館です。

伝説のレジェンド写真家、塩谷定好(しおたにていこう、1899~1988年)の写真記念館。
塩谷定好の生家であった廻船問屋を改修し写真記念館として2014年春に開館しています。

自分は過去2015年に2回(
1回目,
2回目)訪れたことがあり今回は7年ぶりの3回目という。
今回はツアーということで専門のガイドさんがおられて丁寧に説明をしてくださいました。
優しい描写の写真が多く、絵画のような写真もあります。 一点一点を拝見させて頂きました。
塩谷定好が愛用した古く貴重なカメラ機材なども展示してあります。
主屋の広々としたお座敷にも上がってみます。

塩谷家は北前船も寄港していた菊港の回船問屋でした。
収納がある箱階段を上って2階に行ってみます。
書斎? 書き物をする机や筆などがあります。 回船問屋のお仕事をする部屋かな。
回船問屋ぽいお部屋です。

回船問屋とは江戸時代から明治にかけ、港で廻船などの物資輸送を業とした海運業者。
2階の窓から見えた菊港にも行ってみました。 「波しぐれ三度笠」という旅姿3体の石像です。

波止場の先端に立つ三度笠。 三度笠は旅を表し、旅は人生そのものを表す。
波しぐれ三度笠は道の駅で貰った琴裏町のマンホールカードにも描かれてます。
続いてバスは狭く急な坂を上ってすぐ裏手の丘の上に。
神崎神社です。 本殿や拝殿の立派な彫刻が文化財になってるパワースポット。

こちらも
2015年に一度来てますが、今回はツアーで専門のガイドさんが案内してくださいます。
拝殿の真上を見上げると天井には超立派な全長16mの迫力ある木彫り龍がいます。

前脚でドラゴンボールを掴んでいる。
亀に跨った浦島太郎です。 向かう先には竜宮城や乙姫様の彫刻もあります。
左柱の唐獅子牡丹。
右柱の唐獅子牡丹。
次に本殿です。 塀の内側に入って真下から見ましたから。

こちらも息を呑む壮麗な彫刻がいっぱいです。
龍とその上には葡萄とリスです。
狛犬と獏(バク)。

無数にある彫刻をガイドさんが丁寧に細かく説明してくださる。
本殿の下には石で作られた蛇の親子がいました。

木工宮彫りの立派な彫刻に比べるとどこかほのぼのしている。
最後に社務所でスタンプを頂きました。 これで開運間違い無しか。
いよいよバスは最後の観光スポットを訪れます。

こちらにも専門のガイドさんが待っておられました。(行く先々でガイドさん3人目)
鳴り石の浜です。

砂浜じゃなくて丸石の浜。 本当に凄い光景です。
ごろた石(礫石)と言われる楕円形の石が集積する世にも珍しい自然海岸。
波の満ち引きに合わせて石がもまれガラゴロと音が鳴ります。

「よく鳴る」浜で「良くなる」浜と験(げん)を担ぎ、縁起の良いパワースポットとされます。
6年前に撮った動画がありますので、どんな音がするのかぜひ耳を澄ませてお聴きください。
浜のあちこちに楕円形の丸石が積まれています。
鷹勇の特別純米酒を載せてみました。

懐かしのいいちこCM風をイメージしたつもり。 慎重にバランスをとって落として割らないように。
不思議な場所、鳴り石の浜もとても良かったですね。

琴裏町の観光スポット巡りは以上です。 ありがとうございました♪
全ての行程を終えてバスは帰路に向かいます。

この酒蔵バスツアーは無料のモニターツアーなので車内でアンケート用紙に記入しました。
15時半を回った頃、発着駅に戻って酒蔵バスツアー鷹勇の大谷酒造への旅は終了です。

良い経験をしてとても有意義な時間を過ごせたバス旅でした。 大変ありがとうございました♪
タイミング良く短い接続時間で、再びJRの列車に乗って帰ります。
途中の通過駅で何年かぶりの久しぶりにトワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)が見れました。

連載になった「酒蔵バスツアー 鷹勇の大谷酒造」のブログは以上です。 ありがとうございました♪
Posted at 2022/10/30 08:06:54 | |
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日本酒 | 日記