
60年以上に渡って時代を象徴する人々や物事を撮影し、「激写」シリーズで知られる著名な写真家の篠山紀信さんが1月4日、老衰のため83歳でお亡くなりになりました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
2012年から19年にかけて全国巡回した個展「写真力」は計100万人以上が来場されたそうです。
自分もその一人です。 2015年7月に篠山紀信さんトークショーと個展「写真力」に行ってます。
篠山紀信さんを偲びつつ、2015年7月15日の投稿ブログを以下に再掲してみるものです。
自分は写真のことよく分からず、いつもスマホ撮影ばかりですが常に「激写」を心掛けたいです。
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「篠山紀信さんトークショー」 2015年7月15日 投稿ブログ
ついに7月11日(土)、誰もがその名を知る著名な写真家、篠山紀信さんの写真展が近くの美術館で始まりました。

そして、その開催期間初日には特別イベントとして「篠山紀信トークショー」がありました。
先月のブログ :
当選が当選を呼ぶ? ぷち当選2つ でご案内してました通り、事前の往復はがき申し込みにより貴重な聴講券(定員500名)が幸運にも抽選で当たりましたので、当日のトークショーに行ってきました。

ちなみにトークショー聴講を申し込んだのは、 篠山紀信さんのファンというわけでもなく、写真を撮るのも観るのも趣味ではないけれど、きっと何かビビッとくるものを感じたのだと思います。
トークショーが開催されたのは写真展をしてる美術館ではなくて、ちょっと距離の離れた文化ホールでした。なので当日始まった写真展はまだ観ずにそのままトークショー会場にやってきました。
13:30開場のところを1時間前の12:30にカマロに乗って到着。まだ辺りに人影は少ない。
実はトークショーが終わった後には、サイン会も予定されていました。
しかし、そのサイン会に参加するには「図録」なるものを購入した先着100名のみということでした。
図録?? その「図録」というものが、いったいどういうもので、値段はいくらするものなのか知りませんでしたので、サイン会に参加するかどうかは、この時まで決めあぐねていました。
おそらく写真集のようなものだろうけど、「図録」というのが5千円とか1万円とかするような豪華本なら庶民の身の程をわきまえて諦めようと思ってましたから。
するとロビーのソファーに座り写真集みたいなものを捲って見ている人を発見!
「それ、もしかして図録ですか?」と聞いてみると、その人は先に美術館のほうに行ってその図録を購入したそうで、図録は2,700円のプライスとのことでした。 あぁ、それならば買える。
開場50分前、人々の列が出来だしたので急いで並ぶ。けっこう前の好ポジションで並びました。
そして、開場時刻と同時にスタートダッシュを決めて真っ直ぐ図録を購入!

図録購入と同時に受け取ったサイン会の整理券番号はNo.2でした。
整理券番号順にサインをもらうわけではありませんけどサイン会参加が決定してまずは一安心。
続いてはホール内に入って聴講する座席を確保します。

ここでも聴講客で混雑するなかをスルスルと擦り抜けて見事に最前列の中央部を確保!
本当のど真ん中の席はステージに写真を大きく写し出す映写機が置いてあったので、その映写機のお隣に座りました。
ところで、篠山紀信さんという人・・。
名前は有名だから私も子供の頃から知っている。お顔もどんな感じの人かとなんとなく知っている。
しかし、喋ったり動いたりしてる篠山紀信さんの映像をこれまで見たことがなかった。
いったいどんな人だろう? 写真家のイメージから気の難しい厳しい人を想像していました。
ところが14:00、トークショーが始まってステージに現れた篠山紀信さんは、私が勝手に抱いていた厳格なイメージを根底から覆すとても面白くて愉快な人でした。(爆)
とにかく話が面白くて・・この日のシャケット姿もそうだし、なんだかまるで芸人さんのようだ。(失礼)
ステージ中央に大きく映し出される代表的な写真の作品一点一点にまつわるエピソードや裏話を面白おかしく紹介しながらトークショーは楽しく進行。
思わずケラケラ笑いながら、たっぷり1時間のトークショーを楽しませて頂きました(^^)♪
ちなみにホール内での写真撮影はNGでしたので、トークショーの写真はありません。
そして、楽しいトークショーの後はロビーに場所を移してサイン会の開催です。
私、こういったサイン会はそう多く参加してきたわけではないですけれども、経験上なんとなく列の後ろのほうに並んだほうが良いことがあるような気がする。
サイン会は最初は進行優先で進むにつれ、後のほうで時間的余裕が出来れば思わぬサービスもあったりする?
先月、
広島でのスタン・ハンセンさんのサイン会では進行優先で握手はNGでしたが、もしも列の最後尾に並んでいたらもしかしていいことがあったかな?と後になって思ったりしました。
整理券番号No.2ながら敢えて列の後ろのほうに並びました。 列の後ろからサイン会の様子を覗くと最初のほうの人たちはただサインをもらうだけのように見えましたが、後のほうになると次第にスタッフさんにカメラを渡し2ショット写真も撮ってもらっている人たちも現れてくる。思ったとおりだ・・。
私の番になりました。 まずは購入した図録の表紙内側にサインして頂く。
そして、スタッフさんによる貴重な2ショット写真の ” 激写!!” です。

おまけに両手で固い握手もしていたたきました。
いやぁ、良かった良かった。(^^)♪

げっとしたサインです。
トークショー聴講に参加できてとても良かったです。
わざわざ往復はがきを買って必要事項を明記し投函しておいて本当に良かった。
今回はこれ以上ないほど非常に良い結果が得られました。とても嬉しい。v(^^)
ちなみに肝心の写真展のほうも後日、美術館に行って観てみました。

篠山紀信さんの代表的な写真作品の数々が大きなパネルで展示されてて圧倒的迫力。
写真を見つめていると写真がこちらに何か語り掛けてくるよう。 とても素敵な写真展でした♪
No.4071