
鳥取出張の便があり朝の一仕事を終えた後、天気が良くて気温30度近くで躊躇しましたが、趣味の城跡巡りと運動を兼ねて鳥取城跡の久松山(標高263m)に登ってみました。
なお、鳥取城跡に登るの
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5、今回は10ヶ月ぶり6回目です。
鳥取城跡の久松山(標高263m)にアプローチ。

来てはみたものの、天気が良くて気温30度近くありこの時点ではまだ登るの躊躇してました。
駐車場が満車だったら引き返そうかと思うも、あっさりと西坂下御門前の駐車場に停めれた。
鳥取城跡の麓に建つ仁風閣は国の重要文化財に指定されている洋風建築の館。

観光ガイドの方に声を掛けられて現在は大改修のため5年間の長期休館中であると知りました。
その代わり、観光ガイドの方に促されて仮設?のガイダンス施設を覗いてみることにしました。
鳥取城跡・仁風閣の展示館となってるガイダンス施設。 展示物をさらっと拝見。
パンフ類を貰いました。
それでは西坂下御門から鳥取城跡を散策してみます。

鳥取城跡には山頂部の山上ノ丸と麓の山下ノ丸があり、とりあえず山下ノ丸のほうを。
立派な石垣が残ってます。

鳥取城は鳥取藩三十二万石の大きなお城でした。 (石高ランキング全国13位)
二の丸に上がる。 気温は30度近くあり歩き始めてすぐに汗を掻きました。
二の丸にある登石垣(のぼりいしがき) 斜面に沿って両側に石垣があります。
三重櫓跡

往時の鳥取城を象徴する建物が建っていたのが二の丸にそびえる三階櫓でした。
三重櫓跡の上に立ちます。 城下に鳥取市街。
復元工事中の中ノ御門表門を眺める。 あそこは後で行ってみよう。
天球丸の巻石垣。 鳥取城跡以外のお城では見られない独特なもの。

1807年頃に背後の石垣がはらみ出し、その崩落を防止するために築かれた球面石垣という。
常に整備が続いてる鳥取城跡で、この石段はこれまで通行止めで通れなかった気がします。

通れるようになってたのでここを上ってみます。(初?)
天球丸に上がりました。 広い空間。
上から覗き見る巻石垣。 丸さを実感。 アートのようにも見えます。
暑くて躊躇したのですが、ここまで来たらやはり頑張って山頂部の山上ノ丸を目指してみます。

近頃は登山をしてなかったので体力と気力が持つかどうか。 ファイトー!
岩場が多い過酷な登山ルート。 登り始めてすぐに玉汗が吹き、はぁはぁぜぇぜぇの有酸素運動。
登山道中間地点の五合目にある中坂神社を参拝。(-人-) ここでうなだれ小休憩。
頑張って登山を続けます。 8合目。 各合目の案内とともにクマ注意の看板も立つ。
山上ノ丸の石垣が見えました。
久松山(標高263m)山頂部にある山上ノ丸の案内図。

この中で出丸跡は通路にロープが張ってあって行けない。
二の丸です。 物置が建ってます。 特に見るものは無いです。
その先にある三の丸です。 朽ちた物置?があります。 特に見るものは無いです。

三の丸から本丸跡に行くには再び二の丸を通って。
ついに本丸跡に到達しました。

本丸跡には天守櫓跡や井戸跡があります。
本丸跡から本陣山(標高252m)を望む。

羽柴(後の豊臣)秀吉が鳥取城兵糧攻めで本陣を構えた山で本陣部は太閤ヶ平とも呼ばれる。
天守櫓跡です。
天守櫓跡に上りました。
鳥取城跡の久松山(標高263m)の最高地点、暑くて不安ありましたが何とか登りきり。
天守櫓跡の真ん中は凹んだ箇所を囲って石が並んでます。
城下の眺望は鳥取市街、湖山池、日本海。
鳥取砂丘も見えます。
天守櫓跡で缶コーヒーを飲みながら暫しの休憩。

アサヒWONDAモーニングショットのプロレス缶は我らが燃える闘魂アントニオ猪木だ。
下山して再び麓にある山下ノ丸の石垣群を通ります。

これは石垣の一部に築かれたお左近の手水鉢(おさごのちょうずばち)という伝説の石。
お堀に架かる擬宝珠橋(ぎぼしばし)から眺める鳥取城跡の久松山。
擬宝珠橋は2018年10月に復元完成。 長さ約37m、幅約6mの木造橋。

欄干に装飾として擬宝珠が用いられてることから擬宝珠橋と名付けられてます。
現在、復元工事中の中ノ御門表門(なかのごもんおもてもん)は鳥取城跡の本来の大手門。

ここからはまだ入れません。
中ノ御門表門左側の石垣にハート形の石がありました。
といったところで、趣味の城跡巡りと運動を兼ねた鳥取城跡の久松山ぷち登山を終えました。

ここは来る度に登るの躊躇するんだけど、やはり登って良かったなと満足感を覚えます。
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