
出雲神話の舞台となった稲佐の浜を山頂から一望出来る『奉納山公園』というスポットがあると初めて知って行ってみました。
稲佐の浜とは?
稲佐の浜については、こちらのブログが大変詳しく纏まっていますので、本編を読む前にぜひご覧ください。
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出雲神話の舞台 稲佐の浜で
奉納山に登る前に、まずは稲佐の浜を訪れました。

出雲大社の1Km西に位置し、もう何度も訪れたことがあるお馴染みの場所。
稲佐の浜は、「日本の渚・百選」にも選ばれてます。
稲佐の浜

毎年、旧暦10月10日には出雲大社に集まる全国の神々がこの浜から出雲へ上陸すると伝えられ今なお神迎えの神事が行われる神聖なる場所である。 夏は海水浴も楽しめる。
稲佐の浜の中心にあるのが弁天島。
豊玉豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)という神様が祀られてるそうです。
キラキラ光る渚の前で、いい感じでポージングしてる人がいたので撮ってみました。
さて、続いては本来の目的である『奉納山公園』を訪ねてみます。
事前に調べた情報によると、標高75mの高さにある奉納山公園に行くには、車一台がようやく通れる対向車と行き違いが出来ない狭いつづら折りの道を上がるため、稲佐の浜の駐車場に車を置いてそこから歩いて登るのが無難だとありました。
しかし、常に青コーナーに立つチャレンジャーでありたいと思っているので、アメ車のカマロで上ってみることにしました。

奉納山のふもとにある奉納山公園の入り口。
奉納山公園は、出雲大社と稲佐の浜との中間にあるのに、その存在を全く知らず、いつも目の前をスルーしていました。 今回訪ねてみるのが初です。
山頂に向かい車で上り始めると、本当に車体ギリギリの狭く見通しの悪いつづら折りの連続でした。
すぐに後悔しましたが既に遅し。 上りきるまで転回出来る場所も無く、もう後には引けません。
対向車が現れないことを祈りつつ・・
運よく対向車に出くわすことなく山頂の奉納山公園に辿り着いた。

山頂にあったのは、出雲手斧神社と・・
展望台。

山頂に着いたときは、他に人も車もいなかった。 目立たない不人気スポットなのか?
しばらくの間、山頂で過ごし景色を眺めていましたが、その間に箱バンと大学生グループが乗るコンパクト・カー(ホンダ・フィット??)の2台が上がってきた。
全くの不人気スポットでも無いようだ。 上り下り途中で対向車に出くわす可能性は十分にあった。
箱バンのほうは3人組でテレビカメラを抱える人もいたので、何事かと尋ねてみたところ、BS-TBSの放送で出雲神話に関する番組のために奉納山からの景色を撮りに来たとのことでした。
展望台からの眺めの動画を撮ってみました。 稲佐の浜や大社町の町並みの景色です。
また、カマロとテレビ番組制作クルーの箱バン、それにテレビ・カメラマンも映ってます。
大社町の町並みの景色。
稲佐の浜。

残念ながら曇り空の天候で霞んでいました。 天気が良いと遠くには三瓶山も見えるそうです。
実は展望台からは稲佐の浜全体は見渡せず、弁天島は見えませんでした。
展望台から降りて山頂の西端に進んだところで、かろうじて弁天島が見えた。
奉納山の中腹には、出雲阿国を顕彰した「阿国塔」というのがあるとのことで行ってみました。

昭和11年、歌舞伎界の名門家や当時の名優たちの寄付によって建てられた塔。 (昭和43年再建)
この阿国塔のある場所からはちょうどいい感じに弁天島を望むことが出来た。
ところで、出雲阿国(いずものおくに)とは、歌舞伎400年の歴史の始祖とされる人物だそうで。
案内板によると、ここから数百m歩いたところに出雲阿国のお墓があるとのことでした。
歌舞伎には全く興味が無いのでスルーしようとしましたが、この日を逃すともう二度とお墓に行くこと無いだろうと考え、せっかくなのでお墓を訪ねてみることにした。
歌舞伎の始祖、出雲阿国のお墓です。(-人-)
出雲阿国(いずものおくに)のお墓参りをした後は、偶然ですが名前が被るこのお店で食事を。
頼んだ料理とともに出てきた伝票の裏面には出雲阿国だ。
頼んだ料理は、割り子そば(2枚)、炊込みご飯、そば玉ぜんざいのセットでした。

魚介などでとった風味豊かな出汁で食べるコシのある手打ちそば。 炊込みご飯とそば玉ぜんざいも美味しかった。 どうも、ご馳走様でした(^^♪
Posted at 2016/10/27 20:01:27 | |
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