
前ブログの続きです。
当港史上初、隣接する岸壁に2隻同時W寄港した飛鳥Ⅱ&コスタ・ネオロマンチカの出港を見送る午後の部です。
お昼ご飯は、前回4月初訪問「
焼きめしワンタンメンセット」以来の2回目となる昭和の香り漂う中華料理屋さんを再訪しました。 老夫婦が営む昔ながらのお店です。

赤く古かった暖簾は白く新しいものにリニューアルされてた。 店と駐車場の間にパーマ屋がある。
前回の焼きめしワンタンメンセットで食べた焼き飯が絶品で美味しかったので、次回は焼き飯単品を食べようと決めていました。

「焼めし」650円を大盛りで頼みました。 大盛りはメニューに記載無いが100円増しと想像した。
2組の先客がおり思うように撮影出来ず。 店内は4人掛けテーブル席3つとカウンター3席のみ。

何故か壁に貼られている全国地図とその先にある世界地図(メルカトル図法)。
後ろを振り向くと九重親方(千代の富士)の講演会を告知するポスターが。

「こんなのあるんだ、行ってみたいな。」 でも? はて? 平成27年のポスターだった。
おかしいと思った。 九重親方は昨年亡くなってるのだから。 何故、今でも貼られてるのかは謎。
新聞や週刊文春を読みながら待っていると、焼きめし大盛りが着丼です。

大盛りはひょっとしたら殺人的な量の可能性も想像してたが、思ってたより全然小ぶりでした。
前回の焼きめしワンタンメンセットの焼きめしより少し多いくらい。 ただし単品はスープ付き。
お味はやはり塩加減、パラパラ具合が絶品でとても美味しかった。 どうも、ご馳走様でした(^^♪
お会計の際、100円増しと想像してた気になる大盛り分は珍しい50円増しでした。
他にも気になる昭和風表記のメニューが多い。 「焼豚そば」って聞き慣れないなぁ。

「焼豚そば」、「味噌そば」って?? 暫く考えてチャーシュー麺、味噌ラーメンのことかなと想像。
でも一番右端にラーメンというのが存在する。 焼豚や味噌はラーメンでなくそば表記なのか。
「焼米粉」、「汁米粉」が分からない。 後でネットで猛サーチして米粉=ビーフンと知った。
またいずれ再訪します。 次回は隣客が食べてたあんかけ焼きそばにしてみます。
さて、隣接する岸壁に2隻W寄港している飛鳥Ⅱ&コスタ・ネオロマンチカです。
午前中に対岸で見つけた2隻が近付いて見える場所に午後再び行ってみました。

どんよりした曇り空だった午前中と比べると、午後は晴れて青空になってきました。
対岸は釣り人もおらずクリアーな状態。

カマロを停めて理想的な3ショットを撮ることが出来ました。
今度は飛鳥Ⅱとコスタ・ネオロマンチカ、それぞれの寄港岸壁に入場してみます。
出港予定時間は、飛鳥Ⅱが16時、コスタ・ネオロマンチカが17時でした。
それぞれ出港の2時間前から岸壁への一般見学者入場が出来ます。
まずは14時、飛鳥Ⅱの寄港岸壁に入場しました。

日本船籍最大のクルーズ客船、飛鳥Ⅱは人気があります。 見学に訪れる人と車が多かった。
日本人のナショナリズムが飛鳥Ⅱを見に足を運ばせるのかもしれません。
飛鳥Ⅱ

船籍:日本、全長:240.96m、総トン数:50,142トン、乗客定員:872名、乗組員数:470名
今回のクルーズ航路 : 新潟~境港~新潟
乗客:約800名(日本人) 新潟の新聞社主催のクルーズ旅行と伺いました。
そして、飛鳥Ⅱの寄港岸壁からすぐ近くにコスタ・ネオロマンチカも眺めることが出来ました。
これが見たかった光景です。
当港では、これまで何度か2隻の大型クルーズ客船が同時寄港することはありましたが、いずれも寄港する岸壁は離れた場所にありました。

それが、こうして隣接した岸壁に並んで2隻同時に寄港するのは史上初のことです。
地域発展のため大型クルーズ客船おもてなしサポーターのボランティア活動に勤しんできた身としてとても感慨深い光景なのでした。

おもてなしサポーターとは、国内外から寄港する大型クルーズ客船を歓迎しおもてなしして、地域のイメージアップと寄港定着(リピーター)につなげていく観光ボランティアの活動をしていくものです。
15時になったので、飛鳥Ⅱからコスタ・ネオロマンチカの寄港岸壁へといったん移動します。

移動し始めるとき、警備員に注意されないうちにパパッと車を飛鳥Ⅱと同じ向きに停めて撮影。
飛鳥Ⅱ → コスタ・ネオロマンチカ
コスタ・ネオロマンチカの寄港岸壁に移動してきました。
コスタ・ネオロマンチカ

船籍:イタリア、全長:220.52m、総トン数:56,769トン、乗客定員:1,800名、乗組員数:622名
今回のクルーズ航路 : 博多~舞鶴~金沢~境港~釜山(韓国)~博多・・・・・以降繰り返し
乗客:約1,400名(主に日本人・韓国人など)
コスタ・ネオロマンチカ越しに飛鳥Ⅱ。
飛鳥Ⅱが出港する前にコスタ・ネオロマンチカ越しに飛鳥Ⅱを眺めておきたかった。

このためだけにいったんコスタ・ネオロマンチカのほうに来ました。
コスタ・ネオロマンチカ → 飛鳥Ⅱ(出港見送り)
再び飛鳥Ⅱの寄港岸壁に戻ってきました。

16時の飛鳥Ⅱ出港を見送りします。
出港直前のお見送り催事は、地元の温泉街から踊りのパフォーマンスです。

乗客の皆さんも多く?一部?が温泉に行かれたそうです。 温泉街で昼ご飯食べたと聞いた。
出港時は日本船籍である飛鳥Ⅱならではの紙テープが舞いました。
飛鳥Ⅱが離岸するところはコスタ・ネオロマンチカも一緒に撮影。

飛鳥Ⅱが出港の際に汽笛を鳴らしますが、それにコスタ・ネオロマンチカが応えて汽笛を鳴らし返す感動的な?場面がありました。 初めて見るシーン。 素晴らしい。
一方が出港の時、汽笛を互いに鳴らすのはお決まり?エチケット?それともアドリブ的な?
飛鳥Ⅱが外海に向け180度ターンするシーンをダイジェストで。
2隻のタグボートが飛鳥Ⅱのターンを手伝ってます。

手前のタグボートは船首を直に押して、奥のタグボートは船尾をロープで引っ張る。
もっと大きな外国船籍の客船のときでも自力ターンが多いので、こうしてタグボートの全面サポートでターンする場面を見るのは新鮮でした。

最後は2隻のタグボートとも押してます。 小さなタグボートの力持ちぶりに感心。
向きを整わせて。
飛鳥Ⅱの出港。 手を振ってお別れです。

この出港時に手を振ることがおもてなしサポーターの主な役どころです。
飛鳥Ⅱ → コスタ・ネオロマンチカ(出港お見送り)
最後は17時のコスタ・ネオロマンチカ出港を見送りします。

行ったり来たり忙しい。
コスタ・ネオロマンチカ越しに沖を進行していく飛鳥Ⅱの姿を確認出来ました。
出港直前のお見送り催事は、飛鳥Ⅱのときと同じグループが掛け持ちします。

温泉街の皆さんたちによる感謝を込めた踊りが披露されました。
厚い曇り空だった朝の入港時とは一転し、素晴らしい青空の下での出港となりました。

コスタ・ネオロマンチカは90度半回転して外海に船体を向けます。
コスタ・ネオロマンチカの出港。 手を振ってお別れです。

この出港時に手を振ることがおもてなしサポーターの主な役どころです。
飛鳥Ⅱ、コスタ・ネオロマンチカと続けてお見送りしました。

早朝の入港出迎えから夕方の出港見送りまで長い一日でした。 飛鳥Ⅱ&コスタ・ネオロマンチカのW寄港。 感激した。 今回のおもてなしサポーター活動も無事終了です。 ありがとうございました。