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こるまろのブログ一覧

2017年12月21日 イイね!

掃海艇「のとじま」&「すがしま」一般公開 in 西郷港 ②

掃海艇「のとじま」&「すがしま」一般公開 in 西郷港 ②前ブログ①の続きの②です。

隠岐の島・西郷港で開催された海上自衛隊艦艇一般公開、掃海艇「のとじま」&「すがしま」を観るために、隠岐汽船のフェリーに乗船して西郷港に到着したところです。

(冒頭サムネイル画像は本土出港前の隠岐汽船フェリーをバックに。)


フェリーを下船し、一般公開午前の部(9時~12時)に滑り込むよう一般公開会場まで走りました。

左:艦番号681掃海艇「すがしま」、右:艦番号682掃海艇「のとじま」
海上自衛隊の中型掃海艇、すがしま型掃海艇の1番艇と2番艇で、舞鶴地方隊第44掃海隊所属。

基準排水量:510t、全長:54.0m、全幅:9.4m、深さ:4.2m、喫水:3.0m、主機:三菱6NM-TA(B)Iディーゼルx2基/電動機x2基、出力:1,800PS、推進器:スクリュープロペラx2軸、速力:14kt


掃海艇とは、海中に敷設された機雷を排除(除去・破壊)し、航路を安全にすることを任務とする艦艇で、機雷探知機、曳航掃海具、磁気掃海具、音響掃海具などを装備します。 


11時25分に入港したフェリーおきを下船してから急いで走ったお陰で、艦艇一般公開午前の部(9時~12時)乗艇締め切り30分前の11時30分にぎりぎり滑り込むことが出来ました。

タラップを渡り掃海艇「のとじま」に乗艇します。

実は現地に着いてから知りましたが、乗艇して見学できるのは「のとじま」だけでした。
「のとじま」も「すがしま」も同型のすがしま型掃海艇で全く同じ艦艇なのでということで・・。
そのため「すがしま」には乗艇せず、「すがしま」は「のとじま」側から眺めるだけに終わります。

PAP-104

機雷掃討用の遠隔操作無人潜水機です。

重量:800kg、全長:2.7 m、全幅:1.2 m、全高:1.3 m、行動距離:600m、速度:6ノット (11 km/h)

本機種は、ソナーで探知された機雷を処分する為に使用される。

PAP-104自体は類別用ソナー(クルップ・アトラス社製AIS 11高周波ソナー)、機雷識別用ビデオカメラを備えており、光ファイバーを通じて母艦から操縦される。

推進器は両舷に取り付けられた電動機であり、動力源は内蔵電池である。  係維機雷、沈底機雷いずれにも対応可能なよう、100kgの爆雷1個と係維索カッターが2個取付可能となっている。

2つある白いものが、係維掃海具のフロート(掃海浮標)


係維掃海具は、トロール船の漁具のような形をしてますが漁網の代りに、係維索を切断するためのカッターなどを備えた掃海索を使用します。


一段上がったデッキ上から掃海艇の後部(艇尾)を眺めています。

大きなデッキクレーンやウインチが見えます。

洋上作業用の複合艇(複合ゴムボート)


マストになびく信号旗は”WELCOME”と上げられている。

画像右側のマスト&信号旗はお隣「すがしま」のものです。

信号旗。

信号旗がこんなにたくさん種類あるとは知りませんでした。(驚)

のとじまデッキ上から西郷港の眺め。

朝乗船していたフェリーおきが西郷港に停まっています。

監視・指揮・操縦をする場所、艦橋に入りました。


艦橋左側にある椅子が司令官席です。

西郷港の様子を監視。 (画像は同行者のtakumi.hさん撮影)

艦橋右側にある椅子が艇長席です。

フェリーおきが見える。 (画像は同行者のtakumi.hさん撮影)

操縦はこちらで。


お約束で操舵ステアリングを握ってみます。


艦橋から急勾配の階段を降りて艇内へと。


階段を降りて艇内ですが、順路に見学するところは無くて、すぐこの先に出口があります。

さらに下に階段があるがロープが張られ立ち入り禁止でした。

艦橋横のデッキに出て歩いています。 右お隣は「すがしま」。

デッキの床は木造。 掃海艇は磁気機雷に反応しないよう掃海するため木造船体です。

艦艇の前方へ。 20mm機関砲(JM61-M)

「のとじま」「すがしま」すがしま型掃海艇が持つ兵装が20mm機関砲(JM61-M)です。

本砲は、バルカン砲JM61Mを主体とし、主として海上自衛隊の小型艦艇用に設計され、沿岸警備等を目的とした人力操作の小口径機関砲である。

口径20mm、空冷式6砲身、他励動力の駆動発射方式による450発±50発/minの発射速度の性能を有し、20mm機関砲(JM61-M)と呼称する。

ここで、フェリーおきに動きがありました。

島後・隠岐の島町の西郷港(12:05発)から、島前・海士町の菱浦港(13:15)へと向かいます。

12時過ぎてました。 これで一般公開午前の部(9時~12時)は終了です。 

いったん下艇します。

以上、「のとじま」&「すがしま」でした的なポーズ。 

「のとじま」&「すがしま」をバックに記念撮影。(画像は同行者のtakumi.hさん撮影)

乗艇記念の撮影は「のとじま」前方からも。

フェリーおき到着時刻11時25分下船から、艦艇一般公開午前の部(9時~12時)乗艇締め切り30分前の11時30分にぎりぎり間に合い、ひととおり見学も一巡して終えました。

帰りのフェリー時刻は15時10分。 まだまだ時間はある。

掃海艇一般公開の見学のみが目的で訪れた西郷港では、他に特にすることも無いのでお昼ご飯を食べた後、一般公開午後の部(13時~15時)ももう一巡見学します。

ここで「掃海艇のとじま&すがしま一般公開 in 西郷港」のブログはパート③に続きます・・。<(_ _)>
Posted at 2017/12/21 21:15:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | ボクスター | 日記
2017年12月20日 イイね!

掃海艇「のとじま」&「すがしま」一般公開 in 西郷港 ①

掃海艇「のとじま」&「すがしま」一般公開 in 西郷港 ①今年も数多くの海上自衛隊艦艇一般公開を観に行きましたが、今回が年内最後の艦艇一般公開の見学となります。

しかも、その開催場所は日本海に浮かぶ隠岐諸島の西郷港です。

海上自衛隊艦艇一般公開を観に行くため、離島に渡るのは今回が初めて。


そして、昨年7月ダム活動のための渡航以来、1年5ヶ月ぶりの隠岐の島(隠岐諸島)です。
(昨年は島前の美田ダム訪問で隠岐に渡航。 ブログ: 隠岐に入りダム活動 今年も海を渡る

海上自衛隊艦艇一般公開 掃海艇「のとじま」「すがしま」
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一般公開 午前の部9時~12時、午後の部13時~15時。 会場は西郷港。

隠岐諸島は、島前と島後、および竹島から成ります。 ←ここ重要!
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今回の渡航は、西郷港がある島後に向かいます。
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隠岐への渡航はフェリーを利用。 日帰りフェリー旅。

渡航フェリーの時刻:
【往路】フェリーおき  七類港9:00 → 11:25西郷港
【復路】フェリーくにが 西郷港15:10 → 17:35七類港
(現地滞在時間は3時間45分)

フェリー乗船運賃は、末席の2等席利用で片道2,920円です。

フェリーおき、出港時刻9時ところを8時過ぎに七類港に到着の図。
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後方は復路で乗ることになるフェリーくにが。 そして七類港のフェリーターミナル。

フェリーくにがは隠岐諸島の港を右回りに就航。
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総トン数:2,375トン、全長:99.50m、全幅:16.00m、最大速力(時速):20.43ノット(37.84km)、航海速力(時速):18.90ノット(35.00km)、出力:6,618kw、就航日:1999/04/01、客室定員:823名、車輌積載台数:8tトラック20台、普通乗用車26台

実はフェリーくにがの後方にフェリーおきがいます。 くにがとおきが前後に並んで寄港してる。

後方に回ってフェリーおき。 フェリーおきは隠岐諸島の港を左回りに就航。 
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総トン数:2,366トン、全長:99.50m、全幅:16.00m、最大速力(時速):20.46ノット(37.89km)、航海速力(時速):18.90ノット(35.00km)、出力:6,620kw、就航日:2004/04/01、客室定員:822名、車輌積載台数:8tトラック20台、普通乗用車26台

往路ではおきに乗船します。
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フェリーおきをバックにパチリ。

ボクスターは一般駐車場に一日停めておく。 無料。
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実は今回の隠岐の旅には同伴者がいました。 はるばる倉敷からやってきたtakumi.hさん。
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いつもはホンダ・ビートだが、今回は新しく増車した噂のダイハツ・ミラジーノで初参上。
自衛隊艦艇にはそれほど興味は無いはずだか、私が隠岐に行くと聞いて何故か来てくれました。
滅多に行く機会の無い隠岐の島。 takumi.hさんにとっては初めての隠岐の島となります。 

二人でフェリーおきに乗船して9時出港。 さらば本土。
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隠岐の島、西郷港までは2時間25分のフェリーの旅です。 冬の船旅は天候や波の状態が心配だったのですが、当日は天気も良く海も穏やかで最高のコンディションでした。

船旅のほとんどの時間は船内の末席2等席で過ごします。 
椅子ではなくて絨毯を敷いたスペースの上に直に座るか横になるかして悶々と過ごす。

隠岐諸島が近付いてきたので、再びデッキに出てみました。 受ける風は冷たいが気持ち良い。
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西ノ島(にしのしま)、中ノ島(なかのしま)、知夫里島(ちぶりじま)の3つの島から成る島前(どうぜん)、それと一番大きな島の島後(どうご)。

島後に近付いて。
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西郷港が見えてきました。
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そして・・

見えた!
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掃海艇「のとじま」と「すがしま」だ!
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これまでの海上自衛隊艦艇一般公開では港からだけでしたが、今回の西郷港では海の上から眺めることが出来ています。
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乗船してるフェリーおきが、掃海艇「のとじま」と「すがしま」の横を通って入港する。
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フェリーおきの入港時間は11時25分。 艦艇の一般公開は午前の部(9時~12時)の最中だが、艦艇上にも岸壁にもそんなに人は多くない。

動くフェリーのデッキから見下ろすように眺める海上自衛隊艦艇。
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「おーい」と手を振ると、自衛官の方たちが手や帽子を振り返してくれました。
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フェリーおきは、艦番号681「すがしま」と艦番号682「のとじま」の横を通り過ぎて西郷港に入港。
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着岸し下船準備が整うまで、デッキ上から掃海艇「すがしま」と「のとじま」を眺めました。
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逆光。
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乗船してきたフェリーおき、デッキ上から西郷港とフェリーターミナルの眺めです。
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なんと、フェリーターミナルの建物内に自衛隊の事務所を発見しました。alt

フェリーおきを下船して隠岐の島、西郷港に上陸です。
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艦艇一般公開、午前の部は9時~12時ですが、乗艇締め切りは終了30分前までです。

急げ! 自衛隊艦艇一般公開の開催場所まで走りました。
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ここで「掃海艇のとじま&すがしま一般公開 in 西郷港」のブログはパート②に続きます・・。<(_ _)>
Posted at 2017/12/20 21:50:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | ボクスター | 日記
2017年12月19日 イイね!

初シボレーの新酒を買いに

初シボレーの新酒を買いに今年のブログは今年のうちに。 

まだまだ書かないといけない大きなネタがありますが、それらを書くには時間と労力を要します。

昨日の原発ネタも、慣れないテーマを書くために調べ事の段階で時間を要して、作成までに5~6時間と発電どころか大変なエネルギーを消耗してしまいました。


そんな我が身を削る思いをしてもブログを書けるのは、当ブログを訪れて励ましのイイね!を付けてくださる皆さんのお陰であります。 本当にありがとうございます。<(_ _)>

今回は心身消耗の都合で一休みしまして、軽めの日常ネタを挟みたいと思います。 

なお、今回のブログは新しくなったリッチ編集をテストを兼ねて使い作成してみました。


週末、中国人が営む中華料理店を訪ねました。 既に顔も覚えられ準・常連客気取りです。
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※ この画像は以前の使い回しです。 実際には雨の週末でした。

お得なランチセットをお願いしました。 担々麺と、
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中華丼。
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麺と丼の好きな組み合わせで選べるお得なランチセット750円。
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どちらも通常サイズでお腹いっぱい。 今回も美味しく頂いて完食。 どうも、ご馳走様でした(^^♪

雨の週末でした。
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夢タワーで催されたフリマや米子空港で催された物産展を覗いてみましたが欲しくなるものは無し。

ディスカウントストアに日用品を買いに寄った際、ついついトミカのミニカーに手を伸ばしてしまった。
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ホンダS660とアバルト124スパイダーのトミカ購入です。 先日の「【当選通知】ABARTH 124 Rally トミカ スペシャルエディション」から、最近トミカが気になるようになってしまいました。 
これは良くない傾向です。 ほどほどにしとかないと。

こちらが今回メインの訪問地となります。 
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その駐車場。

お酒を買いに馴染みの酒蔵を訪ねました。
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目当てのお酒は決まっていました。 数日前にホームページで確認。
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29年醸造年度の新酒、「初しぼり無濾過原酒生 純米吟醸山田錦」が発売になりました。
香りも旨みもしぼりたてならではのフレッシュ感あふれる仕上がりになりました。 数量限定。

今シーズンの新酒を買うのは初めてです。 冷蔵庫を物色する。 おっと、残り僅か・・。 
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なんと、既に一升瓶(1.8ℓ)は売り切れでした。 残念。 あとは四合瓶が4本だけ残ってます。

なので四合瓶を買わせてもらうことに。
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初しぼり新酒の無濾過生原酒。 これは楽しみです(^^♪

レジ前でたまたま女将と遭遇し立ち話する場面がありまして、お酒の代金を支払う段になったとき、
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女将がレジ前に陳列してあるバームクーヘン(税込216円)をそっと1個おまけで付けてくれました。 

思わぬサプライズ、ちょっと嬉しい粋な計らいありがとうございます。(^^♪
Posted at 2017/12/19 22:03:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | カマロ | 日記
2017年12月18日 イイね!

原子力関連施設見学バスツアーリターンズ

原子力関連施設見学バスツアーリターンズ原子力発電についての正しい知識と、環境放射線モニタリングなどの安全対策や防災対策について知るため、住民を対象とした原子力関連施設の見学バスツアーに参加してきました。

2年前にも同バスツアーに参加してるので、これで2回目のリターンズです。
2年前のブログ: 原子力関連施設の見学バスツアーに参加 とほぼ内容重複いたします。

バスで巡り見学する原子力関連施設は以下の3箇所です。
①原子力防災センター  9:15~10:10
②原子力環境センター 10:30~12:35
③原子力発電所     13:00~15:25

朝の集合場所であり最初に見学する原子力防災センターには、一日駐車出来る場所が無いため、マイカー利用せず公共機関の路線バスを利用して向かいました。

早い時間に近くのバス停に到着してしまったため、時間調整で最寄りのお城に寄ってみました。


まだ朝早くて城内にはほとんど観光客おらず、清掃作業の方たちの姿が見えるだけ。

本丸です。 人がいなくてオールクリアーな状態で撮影出来ました。

国宝の天守閣を眺める。

ここで引き返して原子力防災センターに向かいました。 歩いてすぐ近く。


朝の集合場所であり最初の見学地である原子力防災センターに到着です。

3階建(一部4階建)。 原子力災害対策特別措置法に基づく緊急事態応急対策拠点施設に指定。

建物の横に空間放射線量のモニタリングポストが1局設置してあります。(画像左)

原子力発電所の周辺地域にこのモニタリングポストが24局設置されており、測量データを2分置きに原子力防災センターに伝送して、異常が無いか集中的に監視しています。 画像右の電光パネルには各地のモニタリングポストから伝送される現在の測量データが切り替わり表示されていました。

原子力防災センターの3階が受付&集合場所。 全体会議室に通され着座する。

全体会議室とは、原子力災害時に各関係機関の職員が集まり、緊急事態対応方針の確認や事故状況、モニタリング情報等の報告など関係機関相互の情報共有を目的とした全体会議をするための場所です。 内閣総理大臣官邸、原子力規制庁、県庁及び市役所などとの間を結ぶ、テレビ会議やモニタリング情報等各種データを表示するための大型表示装置が設置されています。

今回集まった見学バスツアー参加者は定員50名のところを全員で22名でした。

ここでは、県の原子力安全・防災対策や国の原子力防災体制などについて説明がありました。

その後、原子力防災センター施設の見学を。 まずは3階から。

緊急時対策支援システム(ERSS)

発電所で緊急事態が発生した場合に、発電所から常時伝送されている原子炉の水位などの発電所情報を表示し、発電所の状態を把握するとともに、事故の進展予測(放出放射線量、放出開始時刻などの予測)を行って、応急対策の実施を支援します。

その他、緊急時モニタリングセンター(EMC)、気象情報システム、広報用のシステムらを見学。

2階に降りて、国・県・市の各防災関係機関用ブース、原子力規制事務所、資材倉庫などを見学。
(2年前は2階部分の見学は無かったので初見学。)

1階に降りて、車庫で見つけた原子力防災車。 屋根に赤色灯が装着してある緊急車両。

この車が赤色灯を光らせて走る姿は想像したくないですね。

放射線防護対策設備。

放射性物質を除去するフィルターを通して、施設内に外気を送り込み、施設内の気圧を高めます。 (航空機内のような気圧を高めた状態にする)
原子力災害発生時、原子力防災センターは最後の砦として応急対策を行う拠点施設となります。

ここでバス移動となります。

原子力防災センターから10分ほどバスに揺られて。


到着したのは原子力環境センターという施設。

原子力環境センターとは、原子力安全・防災対策の体制強化として設置され、周辺地域住民の健康と安全を確保するため、環境放射線監視や放射性物質の調査などを行うとともに、広報機能として研修や情報提供も行う施設です。

研修室に通され、3班に分かれてテーブル席に座りました。

ここでもらった資料とハンドタオルです。

2年前にももらったオリジナルキャラクター?のハンドタオルが嬉しい。

男の子がモニ太、女の子がリング。 それと犬のシャインと鳥のスカイ。

環境センターの研修室では、放射線測量の体験実習を行いました。

放射線は、人の五感(視覚・触覚・聴覚・味覚・臭覚)では感じることが出来ないので、放射線測定器で調べます。 測定器を使って主な放射線であるα線、β線、γ線の性質を体験してみます。

なお、測定の値は、ある時間当たりの放射線の総量を示す線量、μSv(マイクロシーベルト)です。

アルファ線(α線)測定器

アルファ線(α線)は、陽子2個と中性子2個からなる粒子。 
透過力は極めて小さい。 物質を透過しにくく、薄い紙や皮膚の表面近くで完全にエネルギーが吸収されてしまう。(紙一枚で止められる。)
体外からの被ばくはほとんど考えなくてよいが、α線を出す物質が体内に入ると危険度が高い。

ベータ線(β線)測定器

ベータ線(β線)は電子。 
透過力は小さいが、α線の数100倍ぐらいの透過力を持っている。(厚さ数mmのアルミニウムやプラスチックで止められる。)
体外からの被ばくは皮膚表面だけが問題。 β線を出す物質が体内に入ると、体内組織に影響を与える。

α線、β線については、ウラン鉱石とか様々な物質の放射線を測定してみたりして実習。

距離を離してどうなるかとか、紙やアルミ板で遮るとどうなるとか、体験して学習した。

ガンマ線(γ線)測定器。

ガンマ線(γ線)は、電磁波。
透過力が大きく、身体深くまで到達する。 (鉛やコンクリートなど密度の高い物質で止められる)
体外からの被ばく原因の主要なものである。

γ線の測定については原子力環境センターの職員さんが実演するのを見守りました。

線源にプローブ(検出器)を向け線量を測定。 徐々に距離を離して線量測定値の変化を調べる。
測定値と距離とをグラフにすると、反比例することが分かる。 原子力災害時はなるべく遠くに避難することが大事。

実習の後は施設内を見学。 

農畜産物、海産生物、土壌、水、浮遊粉塵などに含まれる放射性物質の種類と量を測定するため、その前段階として測定しやすい状態にする資料前処理室を訪れてます。

採取したものを、蒸発・濃縮・乾燥・灰化などして測定しやすい状態にするのだとか。

次に、環境試料中に含まれるβ線やγ線を放出する放射性物質の量を測定分析する核種分析室。

放射能調査・測定する機械の前で難しい説明を受ける。

モニタリング機材室では、持ち運び可能なモニタリングポストなどを拝見。

この可搬式モニタリングポストを各地に置いて、より細かい地域の測量データを取得できます。

左:防護服です。 

右:汚染検査の機械。 防護服脱衣後、身体に汚染が無いか最終確認します。

施設見学後は研修室に戻り、嬉しいお昼ご飯の配給を受けました。

原子力関連施設見学バスツアーはお弁当とペットボトルお茶が出る。 どうも、ご馳走様でした(^^♪


お昼休憩の後、再びバスに乗って最後の見学地である原子力発電所へ向かいます。


まずは、原子力発電所の隣りにある見学施設の原子力館を訪れました。

普段から自由に見学できる施設で、原子力発電所の仕組みや電気エネルギーの大切さを学習できます。 海抜150mの高さにあり海がよく見える。 ここからは夕陽が綺麗に眺められそうです。

原子力館受付のお姉さんが綺麗で素敵でした。(*^^*)  ホールの中に通されて。

ここでは、原子力発電の仕組み、原子力発電所の概要などの説明を受け、広報ビデオも視聴する。

原子力館でもらったパンフ、シャープペン、メモ帳です。(帰宅後撮影)

シャープペンはウラン燃料(ペレット)実物大模型付きペンシルであるとのこと。


そして、またまたバスに乗り込み、いよいよ原子力発電所の構内へと入っていきます。

しかしながら、やはり原子力発電所構内の撮影はNG牧場でした。

ゆっくり走るバスの中から構内を見学します。 職員の方が分かりやすい説明をしてくださり、時間もたっぷりと見学出来ました。 高台でバスを停め、寒空の下いったん外に出て構内を見渡し眺める場面もあった。

3つある原子炉は現在稼働していません。 1号炉(廃炉措置計画認可を受領)、2号炉(再稼働のため適合性審査を申請)、3号炉(建設完了し、適合性審査の申請準備中)、海抜15mの防波壁、高台にある免震重要棟などなどを見学しました。

この後、運転士の運転訓練シュミレータ施設も見学。(写真撮影NG)
再び、原子力館に戻り熱の入った質疑応答が交わされて見学は終了です。

原子力関連施設見学バスツアーは、朝の集合場所であった原子力防災センターに戻って、16時頃そこで解散となりました。 お疲れ様でした。
丸一日たっぷりとバスで巡る貴重な見学会でしたね。 大変ありがとうございました。


今回は、難しく地味な内容のブログとなってしまいました。 申し訳ございません。<(_ _)>

最後に夜カフェに行く機会がありましたので、この癒しの画像でフォローいたします。 

落ち着く空間で美味しいコーヒーとシフォンケーキを頂きました。 どうも、ご馳走様でした(^^♪
Posted at 2017/12/18 22:42:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2017年12月17日 イイね!

湯迫温泉&一宮酒造

湯迫温泉&一宮酒造このブログは、前ブログ「年末ドリルジャンボ 宅野トンネル工事 安全祈願祭」に続く展開となります。

なお、このブログには大したことは書いておらず、お話にもあまり纏まりはありません。





山間部で工事中の宅野トンネルから、海に向かってドライブしてみました。


天気が良かったので屋根オープンしドライブ。 宅野港にやってきました。(初)

後ろに見えるぽっこりした島は韓島。 その左隣りにも無木島という小さな島が並びます。
宅野港は、韓島と無木島が北風をさえぎる天然の地形に恵まれた漁港となっています。

宅野トンネル安全祈願祭でもらった嬉しいサプライズの手提げ紙袋の中身が気になるところ。


宅野港の場で、車のトランク内で展開し確認してみました。

おっと~ (嬉)

まずは、嬉しい日本酒です。 

一宮酒造 特別純米「石見銀山」の300ml瓶が入っていました!

さらに、目出度い紅白饅頭が入っていました。

生菓子なので早めに食べる必要あります。

そして、なんとお弁当が入っていました! 

開けてみると何やらお寿司っぽい。

調べると、これは大田市・石見銀山の名物「角寿司」というお寿司であることが分かりました。

角寿司は押し寿司の一種で、中の具はニンジン・かんぴょう・油揚げ・ちくわを細かく切って甘く炊いたもので、祝いの席で食べられるご馳走なのだそうです。

ちょうどお昼時でもありましたし早速、港に胡坐をかいて座り、角寿司を美味しく頂きました♪

見た目は玉子だけですが、お寿司は二層になっていて、ちゃんと具もあり食い応えあります。
こんなご馳走を頂いちゃって。 甘い酢飯がまろやかで美味しい。 どうも、ご馳走様でした(^^♪


続いてドライブは、最寄りの日帰り可能な温泉に行ってみました。

あいにく好きな露天風呂は無いのですが、一番近くにあったという理由で湯迫温泉を訪れました。 

湯迫温泉といっても旅館が一つあるだけです。 ここでは温泉=旅館。

下の小さな看板にある「清酒 鳴り砂の里 醸造元 白藤酒造(有)」というのが気になりました。

鳴り砂の里という銘柄のお酒も、白藤酒造という蔵元も、聞いたこと無く全く知りませんでした。

近くに鳴り砂で有名な琴ヶ浜海岸があります。 白藤酒造(石川県の同名蔵元とは別)とは、過去に存在した?この地の蔵元でしょうか。 県の酒造組合にもその名は無いので現存するのか謎です。

天然温泉。 泉質は、ナトリウムー塩化物、炭酸水素塩泉(低調性弱アルカリ性低温泉)。

日帰り入浴料400円。 露天風呂は無く内風呂だけです。

さらさらとした肌触りのお湯でした。 窓からの眺めは裏山です。

湯治にも使われる癒しの天然温泉にゆっくりと浸かり、ツルスベ肌になった気がする。


湯上り後は、再び海沿いをオープンドライブ。

広がる海をバックに撮影できる場所を探してみました。

ここは迫海水浴場&久手海水浴場の辺り。

砂浜が続きます。

今年はあまり乗らない時期が続き、手放すことも考えてたボクスターですが、

11月に、新しいタイヤに替え、クラクション故障も修理し、車検も通しました。
そのお陰で、こうして再びオープン・ドライブを楽しむことが出来ます♪


それから大田市の地酒を買ってから帰ります。 

一宮酒造さんを訪ねました。

代表銘柄は石見銀山です。


玄関入った中の様子です。

残念ながら訪れたときは、しぼりたて新酒の生酒はまだありませんでした。

そして残念ながら、一宮酒造を継ぐ杜氏修行中(もう杜氏になった?現在の立場は不明)であり、一宮酒造の顔とも言える次女さんの姿を見掛けることは出来ませんでした。

この画像は2014年の日本酒飲み歩きイベントにて。

好きな生酒はまだ無いので、ここの定番的な特別純米「石見銀山」の一升瓶を買って帰ることに。 

”幻の酒米「改良八反流」使用”とラベルが貼られている。(八反流:はったんながれ)

宅野トンネル工事安全祈願祭で300mlの石見銀山をもらった後に、今度は一宮酒造の酒蔵で一升瓶の石見銀山をご購入です。

狙ってたわけでもなく偶然にも同じ日に2本の特別純米「石見銀山」を手に入れることに。


その後も、オープン・ドライブを続けて、道の駅キララ多岐に立ち寄り。

今回は名物いちじくソフトは食べず。

冷たいドリンクを飲みながら海を眺めてみたり。


続いて出雲大社に寄って参拝してみたり。(-人-)

そんなオープン・ドライブでした。


その夜の晩酌は、必然的に? 石見銀山と紅白饅頭です。(生菓子なので早めに食べないと)

紅白饅頭の中身は黒あんと白あんでした。 どうも、ご馳走様でした(^^♪
Posted at 2017/12/17 23:32:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | ボクスター | 日記

プロフィール

「大人の工場見学をしてる。」
何シテル?   07/20 15:28
はじめまして! みんカラはじめました。 どうぞ、よろしくお願いいたします。<(_ _)>

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Corvette c5 、ABSトラコン警告灯、こんな事例アリ 
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2024/09/02 06:41:12
初盛り! 
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2021/10/04 17:08:20
おはキラ( ˙꒳​˙ ) 
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2020/10/29 18:35:06

愛車一覧

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⑦’99シボレー・コルベット 憧れのコルベット、新車購入してから今年でついに25周年です ...
シボレー カマロ クーペ シボレー カマロ クーペ
⑫’96シボレー・カマロZ28 そもそもカマロってまともな人なら買わない車だと思ってま ...
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⑭’10スズキ・スプラッシュ・リミテッド  スズキ車ながらハンガリー製の欧州車。 グレー ...
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⑬’98ポルシェ・ボクスター  初代ボクスターはデビュー当時からずっと気になってました。 ...
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