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こるまろのブログ一覧

2017年12月16日 イイね!

年末ドリルジャンボ 宅野トンネル工事 安全祈願祭

年末ドリルジャンボ 宅野トンネル工事 安全祈願祭年末ドリルジャンボで夢を見たい。 その一心でした。

このブログには最大最強の怪獣、キングギドラのような車が登場します。

過去これまで好奇心から様々なところに行ってみましたが、今回は一般の人ではなかなか行くことが難しい、かなり場違いな場所に足を踏み入れてしまい、その場にいることに大変恐縮する思いをしました。

先の土木の日記念イベントで土木に興味を持ち始めたばかりのタイミングに、今度は静間仁摩道路宅野トンネル工事の安全祈願祭が、工事関係者、来賓者、地区代表者により執り行われるとの情報を知り得ました。

安全祈願祭自体は興味無いのですが、それに併せてトンネル工事に使用する建設機械の展覧会を実施するとのことでした。 ここにドリルジャンボという最大最強の車が展示されます。

安全祈願祭に関係ない一般の人が現地に行っても良いのか? それは分かりませんでした。

年末ドリルジャンボで夢を見たい。 その一心で愛車を走らせました。

自宅から現地までは片道約80kmもあります。 

点々とある案内看板を頼りに国道から脇の細い道に入り山深い奥地に進んで行く。

入り口で追い返されるかも?と思いきや、親切な案内係の人に誘導されて車を停める。 

すぐ先にトンネルが見える。 トンネル工事の現場を訪れるのは初めてです。
乗って来た車もこの場に不釣り合いですね・・。 やや痛い視線を感じた。 穴があったら入りたい。

そして安全祈願祭会場のテント。 

紅白の幕が見える。 コーンも紅白に?

実は、奥に建設機械が展示してあるのですが、工事関係者の方たちが横並びに立ち、背広組の来賓者の方たちを迎えている状態なので、足を先に進めることが出来ず遠巻きに様子を窺ってます。

安全祈願祭に招かれて来たわけでもなく、ただ建設機械の展示だけを見れれば良かったのです。

ところが、ここで建設会社の方が寄って来られ、いやいやそんなつもりではと断わるのですが、それでも繰り返し「どうぞ受付に」と促されるがままにテントの中へと。(汗)

受付ですが招待客ではないので当然、名簿に名前はありません。 勝手に来たわけです。
ところが受付の方も大して驚きもせず、割とウエルカムな様子で親切に対応して頂けました。

テントの中は二部屋に分かれていて手前が受付と控室。 奥の部屋は紅白幕で閉ざされてます。

テーブル席に座りお茶とおしぼりまで出して頂けた。 何かと親切で恐縮しました。

来賓者は皆さん黒い背広姿なのですが、地区代表者の方たちはジャンバー姿のおじさんたちです。
自分も私服姿でしたので少しホッとする。

テント内の控室にはトンネル工事に関する説明パネルも飾られてたので拝見しました。

1.トンネル削孔・発破 → 2.ずり積込搬出 → 3.鋼製支保工・金網取付 →

4.吹付コンクリート → 5.ロックボルト → 6.防水シート・覆工コンクリート

分かりやすい絵でトンネル工事の流れが描かれている。


安全祈願祭の開始時間となりました。

安全祈願祭とは、工事が安全に速やかに終わるように、その土地の神様をお祭りするものです。
工事の安全を祈るために行い、主に施工業者が主催します。

これは手水といって、テント奥のメイン会場、神事会場に入る前に手を洗い心身を清めるものです。

前の人の様子を見てその真似をします。 柄杓で掬った桶の水を手にかけてもらって手を洗い、渡された半紙で拭いてゴミ箱に捨てる。 テント奥の神事会場に入りました。 しれっと後ろの席に座り、安全祈願祭に参加して、その一部始終を拝見します。 

安全祈願祭の様子です。 神職の方がお祓いをされています。

安全祈願祭の参加は、工事関係者、来賓者、地域代表者ら全員で50人くらい。

安全祈願祭の流れは以下のような感じでした。

式次第
一、開式
一、修祓(しゅばつ)       「ご起立ください、ご低頭願います」
一、降神の儀           「ご起立ください、ご低頭願います」
一、献饌(けんせん)
一、祝詞奏上(のりとそうじょう) 「ご起立ください、ご低頭願います」
一、清祓(きよはらい)
一、玉串奉奠(たまぐしほうてん)
一、撤饌(てっせん)
一、昇神の儀           「ご起立ください、ご低頭願います」
一、閉式

安全祈願祭の本編は終了。 その後もまだ続きます。

席が後ろだったのでよく見えませんでしたが、「えい、えい、えい!」鍬入れの儀もありました。

そして驚きましたが、神酒拝載というのがありました。 お酒?が入った杯を手渡される。

車を運転して来てるし、どうして良いか分からず、口を付けずに飲む真似をします。

その後、来賓者の挨拶が続きました。 
市長、国土交通省の地方整備局、県の土木担当、施工会社の支店長。

挨拶される方たちのメモも読まずに大変立派で素晴らしい語る言葉に聞き入ってしまいました。

特に最後に挨拶した施工会社の支店長の言葉には「命の道路」の表現があり、地域の人たち念願の重要な道路の施工を受け持つことは大変光栄で誇りであるというようなことを言われ、この工事に寄せる強い思いが伝わる心に響く感動の挨拶でした。


静間仁摩道路 宅野トンネル工事の事業概要(配られた資料より):
本工事は、一般国道9号線において計画されている島根県大田市静間から大田市仁摩町大国に至る延長7.9kmの自動車専用道路、「静間仁摩道路」のうち、宅野トンネルを新設する工事です。 一般国道の現道部は、急カーブや急勾配が連続する区間が多く、事故や災害による通行止めも度々発生し大幅な迂回が必要となるなど、社会経済活動に大きな支障をきたしています。 このような問題を解決するために計画された道路が静間仁摩道路です。
当宅野トンネルは、発破NATM工法(タイヤ方式)にて延長L=1,830km、内空断面積61.9m2(標準部)を構築します。 起点側(北東側坑口)から施工を行い、終点側(南西側坑口)に到達する型押し掘削となります。


安全祈願祭は全体で小一時間でした。

無関係ながら初めて安全祈願祭に参加することになりました。
神事の場面は勉強になりましたし、来賓者の方たちや施工会社支店長の挨拶も感動しました。

そして、テントを出るとき思いも寄らぬ嬉しいサプライズか待っていました!

なんと、お土産が入った手提げ袋を手渡されてしまう。 招待されて訪れたわけでもなく、勝手に来たのにこの厚遇です。 驚いて受け取っていいものか困りましたが、両手でしっかりと受け取りました。
大変ありがとうございました。 今後はこの建設会社を応援しないといけないなぁ。

このお土産の内容については、都合により次に続くブログでご紹介します。



さて、当初の目的であった建設機械の展覧会ですが、安全祈願祭にフル参加してしまったお陰で、あまり時間が無く急いで簡単に拝見して写真を撮っています。

2台の大きな建設機械(建設車両)が展示されていました。

まずは、コンクリート吹付機です。 

コンクリート吹付機とは、トンネルが崩れないよう山を押さえる鉄でできた支え(アーチ状のH型鋼)を設置するとともに、上から岩が落ちてこないよう周りをコンクリートで固める機械です。


そして、最大注目のドリルジャンボです。

これを見るためにここまで来ました。 

地底世界の超機械巨神ドリルジャンボ。

古河ロックドリル社製。 夢のドリルジャンボの価格は2億? 3億? 

詳しい説明は無いですが、おそらくJTH3200Rというモデルのホイール式ドリルジャンボです。


3ブーム2ケージを持ちます。 (画像は古河ロックドリルHPより)

3つの頭、2つの翼を持つあの怪獣を連想してしまう。

岩盤を掘削する3本の油圧ドリフタ。

超硬岩から軟岩地質まで、孔曲がりが少なく、孔荒れの少ないさく孔を実現したデュアルダンパ内蔵の高出力型油圧ドリフタです。 

世界一の技術でトンネルを、そして日本の未来を切り拓いて行く、夢のドリルジャンボ!

これは凄い。 最大最強、キングギドラのような車を目の当たりにすることが出来ました。(^^♪
Posted at 2017/12/16 23:47:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | ボクスター | 日記
2017年12月15日 イイね!

土木の日記念イベント ③ 働く車に乗ってみよう その2

土木の日記念イベント ③ 働く車に乗ってみよう その2土木の日記念イベント  の続きの ③ です。

「働く車に乗ってみよう」の続きがまだあります。







まずは、高所作業車です。

高所作業車とは、高所で作業を行うためにその機構を有した特殊車輌並びに建設機械です。

電力電話配線・信号機・街灯・道路標識などなど、様々な場所と用途に使用される高所作業車。
建設現場では、溶接・塗装・耐火被覆・配線・配管・ダクト・保温工事等あらゆる高所作業で活躍。

イベントでは、作業床(バスケット)に体験乗車が可能でした。

この高所作業車はブーム式といわれる構造タイプで、クレーンのようなブーム(棒状の構造物)の先に作業床が備えられ、作業床の上にある操作台で操作員の方が昇降・伸縮・旋回の操作をします。

うわ~ とっても高~い。 10メートルはありそうな高さまで伸びてます。

これは是非乗ってみたい。 ちびっ子たちと一緒に順番待ちの列に並んだ。

高所作業車の乗車体験は、頭にヘルメットを被り、腰に安全ベルトを着用します。

作業床(バスケット)に乗り込んで一気に上昇! 

手摺りには安全ベルトから伸びたフックを掛けています。

下を覗き込み地上を見下ろしてみて。 とても高くて足がすくむ。

この高く伸びた状態で、さらにぐるりと旋回する技もありました。 

高所作業車の作業床から眺める斐伊川放水路の景色です。

高所作業車、まるで遊園地のような楽しいアトラクションでした♪ 

と、ここまで出てきた働く車、ショベルカー、ミキサー車、グレーダー、タイヤローラー、高所作業車は、街や道路の工事現場で見掛けたことのあるものでした。

次に登場する働く車は、初めて見ましたし、初めて知りました。

佇む後ろ姿が何ともカッコいいフォルムをしています。

驚きましたが、これは草刈り機なんだそうです。

それも国土交通省の草刈り機。

草刈り機 型式:AMX-7

全長:4350mm、全幅:2060mm、全高:1280mm、重量:2680kg
エンジン型式:水冷ディーゼルV3300、排気量:3318cc、出力:67ps、最高速度:6.5km/h

普通乗用車より大柄なサイズなんですが、人は乗れません。

操作はラジコンで行います。 ここではラジコン操作の体験が出来ました。

操作は簡単。 スティクで前後左右の動作を自由自在に操作します。 

実際にここのスペースで前後左右にぐるぐる走らせてみました。 生き物みたいに動く。 楽しい♪

ゴムのキャタピラーは左右独立駆動で小回り効く。 最大登板角度45度の坂も登れるそうです。

前方にある草刈り部分はハンマーナイフ式でナイフ数量は112枚とか。

ラジコン操作で草刈り部分の昇降も出来ました。 上に持ち上げてみる。

この草刈り機は、河川堤防などの草刈りを行うものです。 草刈作業を行うことで、堤防が壊れてる箇所を早期発見し、安全な堤防を維持しています。 従来までは搭乗型の草刈機を利用していましたが、堤防は斜面がほとんどで作業においては常に危険が伴いましたが、この草刈機はラジコンで操作でき、安全度も作業効率も上がりました。 範囲についても最大で40度の傾斜まで除草が可能です。 また、刈り取った草についてはJAと提携し、家畜の飼料や農園等の抑草材料として利用されています。 (説明パネルby国土交通省河川事務所)

しかし、こんなカッコいい草刈り機は初めて見ました。 

特に後ろ姿がカッコいいですね。


河川パトロールカー  

川は公共のものです。 みなさんが楽しく利用できるよう、毎日、河川巡視員が河川パトロールカーに乗って巡回しています。 河川の利用状況の把握やゴミの不法投棄や焼却の監視、洪水時の水位の変化や堤防などの河川施設や周辺に異常がないかをチェックし、良好な河川環境の維持、災害を未然に防ぐため、常日頃からパトロールを行っています。 (説明パネルby国土交通省河川事務所)

この河川パトロールカーは、トヨタ・ハイラックスサーフがベース。 他の車種も存在するようです。


照明車

照明車は、災害が発生した現場に、速やかに急行し、夜間作業の照明、崖崩れの発生しそうな箇所の監視などに使用します。 照明灯は約80m離れた場所でも作業が行える明るさがあります。 
なお、この照明灯は左右が独立し、反対方向も照らすことが出来ます。 (説明パネルby国土交通省河川事務所)

電源装置:発動発電機20KVA(ディーゼル)、照明装置:主照明灯2KWx3灯x2列/補助照明灯150Wx2灯、証明用伸縮性:6段油圧伸縮式/最大地上高10.5m、主照明旋回角度360度(左右各180度)、主照明角度180度(+90度~-90度)


最後は、災害対策用の排水ポンプ車です。

この車両1台で、排水装置の水中モーター駆動ポンプを12台装備しています。

12台のポンプを装備し、全台数で運転した場合、25mプール(25mX15mX1m)の水を約6分で排水できます。(60m³/minの場合) 

また、2台のポンプを繋ぎ合わせることで20mの高さまで水を汲み上げることができ、高い堤防でも排水することができます。 また、ポンプは小型軽量化(35kg/台)されており、人力での移動・設置が可能です。 (説明パネルby国土交通省河川事務所)

河川の洪水で住宅街などに溢れた水を排水し、河川に戻すような作業に使用されるようです。 

以上、「働く車に乗ってみよう」でした。 乗ったり、操作したり、展示を見たり。

最後に斐伊川放水路に架かる橋の一つから働く車たちを眺めています。 ありがとうございました。



この土木の日記念イベントでは、主に屋外のサブ会場:斐伊川放水路の上で楽しみました♪

一応、屋内のメイン会場:町のスポーツセンターの様子も少し覗きに行ってます。


グルメは唯一、軽自動車の屋台が出ていました。

「大阪名物いか焼き」とあった。

土木の日記念イベント、現地グルメの選択肢です。 大阪名物にしては馴染みが薄いと思った。

例えお祭りで見掛けてもスルーしてしまいそうな感じです。 試しに買って食べてみました。

ぶたやきです。


いかやきです。

両方とも味は美味しかったです。 ただ、小さくてペラペラに薄いので、量的に物足りなく食い応えが無かった。 どうも、ご馳走様でした。(^^;♪


屋内のメイン会場でも、様々な催しや体験学習などがありました。

トンネルは何故崩れないのか?

なるほど、そういうことか。 目から鱗のメカニズムを教えてもらった。

ライジングセクタゲート形式の水門の模型。 半円のゲートが回転して水を堰き止めます。

上下に昇降する一般的な水門と違い、高さを低く設置でき周辺の景観に配慮した水門です。

ショベルカーのリモコンおもちゃ。


ちびっ子たち参加によるお菓子救いゲームもあったり。


この他にもいろいろ催しや体験学習がありました。 測量体験コーナーは一度やってみたかった。 今回は断念、また次回に?

土木の日記念イベント、もらったお土産です。

建設産業イメージアップの卓上カレンダー。 土木系女子「ドボジョ」の写真多し。

そして、建設女子図鑑の冊子Vol.1&Vol.2です。

これも建設産業イメージアップを狙う思いが透けて見える。

今回のような土木関連の楽しめるイベントは初めて参加させてもらいました。
勉強になったし、とても楽しかったですね。 本当にありがとうございました。(^^♪
Posted at 2017/12/15 23:31:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | ボクスター | 日記
2017年12月14日 イイね!

土木の日記念イベント ② 働く車に乗ってみよう その1

土木の日記念イベント ② 働く車に乗ってみよう その1「土木の日記念イベント」前ブログの続きです。

斐伊川放水路見学バスツアーを終えた後は、帰りのバスを途中下車し、斐伊川放水路上で催されてた「働く車に乗ってみよう」のコーナーに寄ってみました。






土木の現場で働く車が展示してあり、そのうちいくつかは乗ってみることが出来ました。

まずは油圧ショベル(ショベルカー)です。

土木の現場で大活躍する建設機械、働く車の中で代表的な存在。

子どもの頃にショベルカーのおもちゃで遊んだ経験は男の子なら誰しもあるはず?

乗ってみたかったですが、ショベルカーに乗れるのはちびっ子限定のようでした。

プロの操作員と一緒にちびっ子が乗っています。 その様子を羨ましく眺める。

ショベルカーを操るには特別な訓練が必要。 運転席にある何本ものレバーを使ってショベルを操作します。 上下に動かしたり、左右に旋回したり、クローラー(キャタピラー)で前後に移動。

大きなショベルで土や石を一気にすくいあげ運ぶ力持ち。 BMWをすくうようなアングルで撮影。

いやぁ、ショベルカーはカッコいいです。


次は、ミキサー車(生コン車)です。

回転可能な円筒形の容器(ミキシング・ドラム)に生コンクリートを収めて、走行中も撹拌しながら土木や建設の工事現場へ輸送することができる貨物トラックです。

ミキサー車の運転席には座ることが出来ました。 運転席はとても高い位置にあるのでよじ登るようにして着座。 前方の親子連れが小さく見える。

座っただけですが、ミキサー車に乗ったのは人生初です。

このイベント展示では、ミキシング・ドラムには生コンの代りに水が入れられていました。

作業員の方がレバーを操作し水を流し出している。

さらに全開で勢いを増して大放出!

ダム放流を見るような清々しい気分です。

作業員の方に促されて、生コンレバーの操作をさせてもらうことに。

操作方法を教わる。

レバーを右から左に。

水が放出されました。

さらにレバーを上に持ち上げる。

全開で水が大放出。 気分爽快です♪  これは良い経験をさせてもらいました。


続いての働く車は、グレーダーです。

グレーダーとは、道路工事での整地、道路の除雪作業などで活躍する建設機械、特殊車両です。

メーカー&型式は、三菱MG230Ⅱ

全長:7345mm、全幅:2165mm、全高:2730mm、総重量:9840kg、出力:115ps

動かすことは出来ませんが、運転席に座ってみました。

左右にレバーがたくさんあり、操作するのはとても難解そうです。


そして、ロードローラー(タイヤ式ローラー)です。

ロードローラーは、土木・建設の現場で地面を圧して固める建設機械、特殊車両です。

前に3輪、後ろに4輪。

このロードローラーのメーカー&型式は、酒井重工業(株)のTZ201でした。
全長:4985mm、全幅:2275mm、全高:2905mm、重量:9100kg、出力:99ps

鉄輪(マカダム式ローラー及びタンデム式ローラー)ではなくて、空気入りタイヤ(タイヤ式ローラー)です。 マカダム式及びタンデム式と比べて、タイヤ式は騒音を抑えて作業できるそうです。

機械の重量を利用して静的圧力をかけ、タイヤの特性を生かした締固めを効果的に行います。

やはり運転席に座ってみました。 動かすことは出来ませんけど、せっかくの機会なので。


ミキサー車の生コンレバーを操作してみたり、特殊な建設機械の運転席に座ってみたりと、一般的にはなかなか機会が無い貴重な経験をすることが出来ました。(^^♪

土木の日記念イベント「働く車に乗ってみよう」のブログはもう少し続きます・・。<(_ _)>
Posted at 2017/12/14 23:05:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | ボクスター | 日記
2017年12月13日 イイね!

土木の日記念イベント ① 斐伊川放水路バスツアー

土木の日記念イベント ① 斐伊川放水路バスツアーこの場所を通るたび、あの水の無い川が気になっていた。

11月18日「土木の日」、その翌19日(土)に記念イベントが開催されましたので行ってきています。

一番の目的は斐伊川放水路の見学バスツアー参加です。




土木の日記念イベント 

メイン会場:町のスポーツセンター(屋内)、サブ会場:斐伊川放水路(屋外)の2箇所で、いろいろな楽しい催しがありましたが、当ブログでは主に屋外会場の斐伊川放水路(愛称:ヒーホー)での催しを中心にお届けします。

この場所を通るたび、あの水の無い川が気になっていた。


ここは斐伊川放水路。


斐伊川放水路は、宍道湖に流れる斐伊川から、日本海に流れる神戸川までを結ぶ放水路です。

過去発生した斐伊川流域の洪水を契機に、地域住民の安全を守るため平成25年に完成しました。
斐伊川放水路の全延長13.1kmは、水の無い川に見える開削部の延長4.1km、および神戸川合流地から日本海までの川幅を広げた拡幅部の延長9.0kmから成ります。

斐伊川放水路の入り口にあるのが斐伊川放水路分流堰です。

斐伊川洪水の際に一部を放水します。

赤丸のところに移動して・・


左手奥から左手前に流れてるのが斐伊川。


道路と橋。 その奥に斐伊川放水路分流堰。


橋の下にゲートが見えました。 起状ゲートという。

通常時は斐伊川の水を堰き止めてる。 洪水時は起状ゲートが放水路側に倒れ放水します。
見学バスツアーの際、この倒れる形式のゲートは珍しいと聞きました。

その先にあるのが制水ゲートです。 都合により真横から撮影しています。

制水ゲートはよくある上下に稼働する形式のもので、放水路に流す水の量を制御します。
ちなみに制水ゲートは普段は上っています。 放水時に下がり、流れる水を制御する。


さて、土木の日記念イベント。 臨時駐車場に停める。

奥に見える建物がメイン会場のスポーツセンター(町の体育館)です。

早速、スポーツセンター玄関前から斐伊川放水路見学ツアーのバスに乗り込みました。

一般車両では斐伊川放水路には行かせてもらえませんのでバスに乗るしかありません。
日野自動車のメルファというバスでした。 なお、バスツアーのガイド役は国土交通省の方です。

バスに揺られて斐伊川放水路にいくつか架かる橋の一つを通過中。 

水が無いので広大なコンクリートの空間広がっている。 ヒーホー。

坂を下って斐伊川放水路に降ります。

もちろん普段はここに入ることは出来ません。 今回のような特別な日でないと無理。

バスは斐伊川放水路の上を走っています。

全長4.1kmの水の無い川、広いコンクリートの上を走る。 ここゼロヨン出来そう。

このように普段は水を通さない放水路は全国でも珍しく、中国地方ではここだけなのだそうです。

緩やかなカーブが見えて。


その先に斐伊川放水路分流堰が現れました。


バスは斐伊川放水路分流堰の手前で停まる。

バスを降り、普段は一般の人は決して入れない斐伊川放水路の上に立ちました。

ここからは国土交通省の方の説明を聞きながら分流堰まで歩きます。

分流堰の手前に湿原がありました。

黒い砂が混じっているのは砂鉄です。

斐伊川上域ではその昔、伝説の鉄造り「たたら製鉄」が盛んでした。

分流堰の幅は200m。

手前は流入する土砂をブロックするコンクリートブロック。

分流堰とコンクリートの間にある沈砂池。 流水中の土砂を沈殿させ流れから除きます。

ここに溜まった砂は別途取り除かれるのだとか。

斐伊川放水路分流堰を間近に拝見。 

制水ゲートは上に上がっており、斐伊川を直接堰き止めてる起状ゲートが見える。
なお、斐伊川放水路分流堰のような目的で設置される堰は存在として珍しいとのこと。
今後、堰カード(ダムカード)配布にも期待したい。

見学終了してバスに戻ります。

貴重な経験でした。 この場所に来れたことが凄い。 ありがとうございました。

斐伊川放水路。 ここは本当に広大で平坦なコンクリートのスペースが4.1kmも続きます。

洪水時以外では年2回ほど水を通してるとのことでしたが、それも夜間にこっそりやってるそうです。

この普段は使わない広いスペースを、何かのイベントで有効利用させていきたいと言われてました。

このブログ冒頭に貼ったチラシに「あのカートがやってくる!!」とありますが、当初はマリオカートがやってくる予定は中止となったらしい。 実際にここをマリオカートが走ったこともあるそうです。 

あと、履飛ばしやサッカー?などのイベントもあったとか。 いろいろ有効利用していきたいとのこと。

アイデア次第で可能性は無限大? 広いから車関連のイベントも出来そうです。


斐伊川放水路の上に立ち、広大なコンクリートの空間を眺めていると、幼いころにテレビの映画番組(淀川長治?水野春郎?)で視た米映画『グリース』のワンシーンが蘇ってきました。


ジョン・トラボルタvs宿敵とのカーレース。 

なんか風景が似てる。

斐伊川放水路バスツアーは終わりましたが、「土木の日記念イベント」のブログはまだ続きます・・。
Posted at 2017/12/13 22:35:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | ボクスター | 日記
2017年12月12日 イイね!

消防フェアに行ってみた (後編)

消防フェアに行ってみた (後編)このブログは前編の続きとなる後編です。

消防フェアでの消防車両展示。

カッコいい車というとスポーツカーを連想してしまいますが、物心つく幼少の頃は働く車に憧れていました。 

働く車はカッコいいなぁ。 童心に返り拝見して歩きました。


引き続き、展示されてた赤い車たちのご紹介です。

化学消防車の1号車

油火災を消火するための薬剤を搭載した消防車です。 車両部分は日野レンジャーがベース。

展示車両は乗ってみることも可能でした。 これまで消防車に乗った経験はありません。 
ある意味、子供の頃に誰しもが憧れた夢を実現する機会が今まさに訪れようとしていました。

車両後部に垂直についてるはしごをよじ登り・・

ついに消防車に乗りました!

これが消防車の初乗車。

まさか消防車の屋根の上に乗れるとは思いもよりませんでした。(驚)

いや、でもこれが子供の頃に誰しもが憧れていた夢だったわけではありません。

消防車に乗りたい夢というのは、ただ運転席に座るだけで良かったんです。

念願の運転席に座る。 でも感動は数秒間。 運転席にいると普通のトラックに乗ってる感じ。

お隣にはそれっぽい特殊な機械が鎮座していました。 トランスミッションはマニュアルだった。

消防車に乗るという夢がまた一つ実現しましたね。 しかも運転席だけでなく屋根の上にも。
屋根へのはしごの昇り降りは、降りるときがとても怖かったのが感想です。


化学消防車の2号車

油火災を消火するための薬剤を搭載した消防車です。 車両部分は日野レンジャーのエアループ。

AIR LOOP(エア ループ)とは、日野のクリーンディーゼルシステムのことを示します。 エンジンで使う空気は汚さずに自然に返し、地球に綺麗な空気(AIR)の循環(LOOP)を保つことを目指し、エンジンの改良や新しい排ガス浄化装置の導入を行い環境面を改善しつつ省燃費を実現しています。

化学消防車2号車の運転席にも座ってみました。(画像は割愛)


続いて、救助工作車です。 (救助車、レスキュー車とも呼ばれる)

交通事故や大きな事故で、救助活動を行うための救助資機材を搭載した消防車です。

車両前方に突き出たエアロパーツが印象的でした。 ウインチになってるようです。

そして、ステップにもなっているのでヤッターマン乗りも出来そうです。

クレーンを装備。 交通事故や災害現場での救助活動で活躍します。

なお、消防車の車両部分ではなく消防機能の特殊な部分は国内トップシェアの(株)モリタによるものですが、この消防フェアの現場では特に説明パネルも無くて詳しいことは分からず、自分自身も勉強不足でありこのブログではうまく伝えることが出来ないため大幅に説明を省きます。

この救助工作車は、水難救助隊が使用するボートを牽引して現場に出動できるそうです。

救助工作車の後方には、モーターボートが搭載された牽引車も展示。


タンク車

水槽(約1.5トン)を内蔵してる消防車です。 水が無い場所や高速道路上での火災で活躍します。
普通の消防車と同じように消火栓などから取水することもできます。 大きな消防車のベース車両は日野レンジャーが人気のようでした。

指揮車

大きな火災や災害が発生した場合に、災害現場を指揮統制し情報集約をするために出動します。
トヨタのハイエースがベース車両でした。

高規格救急自動車

救命資機材を搭載した高規格救急自動車には、救急救命士が乗車して救急現場に急行します。
この車両は日産パラメディックというparamedic(救急救命士)を意味する車名を持つ救急車です。

中型? それとも小型?の普通ポンプ車も数台が展示。 その中からピックアップします。
  
いすゞ自動車の普通ポンプ車です。 

三菱ふそう、キャンターの普通ポンプ車。

普通ポンプ車は、消火栓、防火水槽、河川などから水を取水し、内蔵しているポンプで高圧放水する消防車です。

展示されてた消防車両の紹介は以上にします。


体験コーナーには、地震体験車のグラットくんも来ていました。

宝くじ売り上げからの助成金で寄贈された宝くじ号でもある起震車。

地域の行事などで地震の模擬体験をすることで、地震に対する防災意識を高めます。

一度体験してみたいですが、行列に並ぶのと注目されるのが嫌なので止めました。


煙体験コーナーも設けられていました。

係の人に促されて人々が順にテントの中に吸い込まれていく。

中に入ると煙が充満しており、数10センチ先すら見えません。

特に事前説明無かったので体に害のある煙では無いはず。 姿勢を低くして進む。

途中、煙の出どころを発見。

そのままテントを通り抜けて煙体験は終了。


消防署庁舎の1階では、何やら景品がもらえる体験コーナーがありました。

ピラミッド型に積まれているのは火災警報器の設置を促す火災予防トイレットペーパーです。

それに、消火器の形をした可愛いおもちゃ。 これ、水鉄砲になってます。 これは欲しい。

ラベルに2017ではなく2016と書かれてるのは、昨年分の余り物だからでしょうか。

これらの景品は何を体験すればもらえるかというと、心肺蘇生法(一次救命措置)でした。

倒れた人や反応のない人を見たら、ただちに心肺停止の可能性を疑い、大声で叫んで応援を呼び、119番通報します。
一次救命措置とは、早期の心肺蘇生とAEDによる電気ショックで心臓を再び拍動させることです。
絶え間ない確実な心肺蘇生法を続けて、救急救命士や医師が行う二次救命措置に繋げます。

景品欲しさの不純な理由からでしたが、初めて心肺蘇生法を教えてもらい体験してみました。

両肘を伸ばして両手を重ね、手の付け根を胸の真ん中に押し当て、強めの力でテンポよく胸骨圧迫します。 強く! 速く! 絶え間なく! 体験で課せられたノルマは30回でした。

懸命な救命措置の結果、景品を頂きました。 今回の戦利品です。

勉強になる救命蘇生法テキスト、火災予防トイレットペーパー、カットバンをたくさん、消火器の形をした水鉄砲。 それに防災クイズラリーも参加してて、鉛筆、消しゴム、定規ももらいました。

最後に会場から離れた臨時駐車場に停めてた愛車をしれっと会場隣りに移動させてきて撮影。

消防フェアを初めて訪れてみましたけど、消防車両の展示も拝見できたうえ、防災意識も高まり救命訓練も少し体験出来ました。 大変興味の湧く素晴らしい内容でしたね。 ありがとうございました♪
Posted at 2017/12/12 12:48:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | ボクスター | 日記

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