
ダムあり、お城あり、自衛隊あり、クラシックカーあり。
様々な要素が詰まった舞鶴&岐阜遠征の4日目(3月10日)の続きです。
美濃市の美濃クラシックカーフェスタから、今度はお城活動で可児市(かにし)の美濃金山城へと向かいました。
美濃金山城を訪れる理由は大きく2つあります。
続日本100名城スタンプ活動と・・

(「続日本100名城に行こう」 公式スタンプ帳付き)
東美濃の山城周遊スタンプラリーに挑戦することです。

山城3城を制覇せよ!
そもそも何故、東美濃の山城に興味を持ったかというと・・
昨年2018年に安来市(月山富田城)での全国山城サミットを観に行ったとき、閉会セレモニーで
次年(今年2019年)の全国山城サミット2019は、岐阜県可児市(美濃金山城/明智城)を舞台に開催されると目の前で紹介されて知ったからです。

このとき、東美濃の山城が強く頭にインプットされました。
東美濃の山城周遊スタンプラリーの岩村城・美濃金山城・苗木城のうち、日本100名城の1つである岩村城は昨年2018年3月に日本100名城スタンプ活動で訪れましたが、続日本100名城である美濃金山城と苗木城についてはこのとき始めてその名と存在を知りました。
続日本100名城スタンプ活動を始めたことと、東美濃の山城周遊スタンプラリー開催中のタイミング、この2つの挑戦のため東美濃の山城を訪れることにしました。
実は挑戦前には、3つの山城を登山する山城地獄が予想され、正直なところ恐怖心もありました。
(実際に挑戦してみると・・)
前置きはここまで。
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可児市に入って、まず訪れたのが可児市観光交流館です。
ここに続日本100名城のスタンプが設置されています。
これで続日本100名城、6城目のスタンプげっとです。
続いて、すぐお隣にある可児市戦国山城ミュージアムを訪れます。

ミュージアムですがとても和風な建物でした。
受付で入場料200円を支払う。

東美濃の山城周遊スタンプラリーのパンフレット兼スタンプ台紙を貰いました。
展示物を拝見しながら進みます。

東美濃の山城周遊スタンプラリーのスタンプ設置場所はミュージアムの奥にあるという。
東美濃の山城周遊スタンプラリー、まず1つ目の美濃金山城のスタンプを押して

もう後には戻れない山城地獄が始まる。
ミュージアムでは、東美濃の山城周遊スタンプラリーの関連として山城カードを貰いました。

各城限定先着1200枚。
また、美濃金山城の文化遺産カードも貰いました。(東美濃の山城周遊スタンプラリーとは別)

文化遺産カードは以前に同じ岐阜県の大垣市で、
大垣城と
墨俣城のを貰ったことがあります。
美濃金山城の山城カードと文化遺産カード。

お城巡りでこのようなカードが貰えるとは嬉しい♪
可児市戦国山城ミュージアムでは、美濃金山城への行き方(攻め方)を教えて下さいました。
また、近くに米蔵跡というのもあるから是非見に行ってくださいとも言われた。
美濃金山城(標高276mの古城山)に訪れる前は、どんな険しい山城が待ち構えているのだろうと恐怖を感じていました。

ところが、割と山の上の方まで車でぐんぐん行けてしまいました。 この点は正直拍子抜けです。
駐車場のすぐ側にあるのが出丸跡。

山頂の主郭部から独立して設けられる出丸は、美濃金山城の第一線防御施設でした。
出丸跡に立ち、駐車場と美濃金山城の古城山を見ています。
主郭への登り口。

猪出没注意の看板あり。 小雨が降ってたので傘をさしての登山となりました。
三の丸跡
破城の痕跡

城を故意に壊した跡。 石垣が崩れている。
二の丸跡
大手枡形(枡形虎口)

枡形(方形)に造られた虎口は城の出入り口で、敵が攻めてきた際に進む勢いを止めて囲い込むよう防御力を高めてます。 大手枡形の手前に一の門、入って右に直角に曲がり二の門があった。
天守台西南隅石

長形の角石を交互に組み合わせ算木積にした堅固な石垣。
本丸跡

頂上に辿り着きました。 駐車場からここまで撮影しながら僅か10分ほどの楽勝です。
建物の楚石が並ぶ。

本丸跡では発掘調査で4棟の建物楚石が確認されたそうです。
美濃金山城の説明看板が立つ。

1537年に築城。 以下、長いので省略します。
本丸虎口

登ってきたのとは別の場所に本丸への出入り口があった。
雨で冴えないけど本丸からの眺望です。

木曽川(川は見えないが橋が見えます)に沿う城下町・可児市兼山の町。
本丸に立つ史跡・金山城址の石碑
美濃金山城、登城の記念撮影です♪
これにて美濃金山城は攻略としました。
主郭部から降りて駐車場に戻る。
美濃金山城の幟旗と。
出丸跡で。
帰り際には主郭への登山口の前で。
もう1箇所、可児市戦国山城ミュージアムで是非見てくださいと勧められた米蔵跡へ。

実はここに来るの道に迷い苦労しました。 まさかあんな細い道に入るとは思わなくて時間ロス。
米蔵跡

高さ約6m、長さ約40m、美濃金山城と同時代に築かれたと考えられる野面積みの石垣です。
ここは美濃金山城への登城口で、石垣の上の台地には登城する人をもてなす大きな屋敷があったと思われるとのこと。

石垣の上に上がったところにあったこの台のことかな?
江戸時代になってからは、ここに年貢米を貯蔵する米蔵があったと伝えられる米蔵跡。
以上、美濃金山城でした。
この時点で時刻は15時15分でした。
まだ何処か行けるんじゃね? ということで次のお城に向かいました。 続きます・・。