
とある地区の住民を対象とした防災避難訓練が行われるとの情報を知り得て、その地区の住民でもないくせに勝手に訓練の様子を見に行ってきました。
沖合を震源とするマグニチュード8.1の地震が発生したとの設定で、自衛隊や消防が参加し、孤立地区への支援物資輸送や住民の避難訓練が行われます。
訓練開始の午前8時より前にメイン会場の公園に到着の図です。

公園全体が会場となってて駐車場は使えませんでした。 そもそも訓練は一般公開してないようだ。
それでもその場所はヘリが来て危ないからと別の駐車場所(道路脇)を案内されました。

関係者の車に並べて停める。 他に一般の見学者はいなかった。
公園内で待っているとヘリコプターが飛んできました。
公園に降りてくるのを見上げる。 バラバラバラ・・と轟音とともにもの凄い風が巻き起こる。
・・とその瞬間、被ってた帽子が飛ばされ、何処までも転がる帽子を追っ掛け公園内を走る羽目に。
帽子に追い付き拾い上げ体勢を整え振り返ったときにはもうヘリコプターは着陸するところ。

今回のブログではところどころでピンボケあり、お見苦しい点がございます。<(_ _)>
陸上自衛隊の大型輸送ヘリコプターCH-47J(チヌーク)です。
着陸と同時に後部のリアハッチが開いて速やかにスロープが設置される。
CH-47Jのお尻から1/2tトラック(73式トラック、通称:パジェロ)が出てきます。
続いて偵察用オートバイ(カワサキ)も飛び出る。
1/2tトラック(オープンカー)と偵察用オートバイはそのまま何処かに行ってしまった。

別会場である地区の役場に行ったのだと想像。 別会場では災害対策本部が設置されている。
今度はリアカーが寄ってきてヘリコプターにダンボール箱が運ばれていきます。

どうやら支援物資の輸送訓練のようだ。
ヘリコプター内に物資が積み込まれて後部のハッチが閉まります。
ヘリコプターCH-47Jは、あっという間に上空高く飛び上がって・・

それから遥か彼方へと消えていきました。
その後は約2時間近くメイン会場の公園では何もありません。 別会場の役場などで地区住民、自衛隊、消防らで防災訓練がされているようです。 避難に係る広報、安否確認、避難状況の通報、住民避難行動開始など。
その間に停まってた消防車両を見て歩く。 はしご付きの消防ポンプ車だ。
このパジェロは消防指揮車かな。
近くのセブンイレブンに行って朝セブンしました。

窓辺のイートインスペースで寛ぐ。
午前10時前に再びメイン会場の公園に戻ります。
避難訓練に参加する地区住民の皆さんは大型バスに乗って公園にやって来られました。

10時、改めて開会式。 自衛隊員から避難訓練の段取りについての説明があった。
ヘリコプターの音が大きいのでと避難訓練に参加する住民の皆さんに耳栓が配られる。

自分も耳栓を頂きました。 自衛隊仕様は迷彩色の耳栓だ。
どこからともなく再び陸上自衛隊の大型輸送ヘリコプターCH-47J(チヌーク)が現れます。

今度は帽子を飛ばされないよう注意しないと。
辺りは轟音と強風。 お腹を見せてちょうど真上を飛んでる感じで迫力があります。
後部のハッチから隊員が上半身を乗り出してるのが見える。
ゆっくりと降下してきて
着地。
積んでたダンボール箱が降ろされていきます。

支援物資の輸送訓練はここまで。
続いて避難訓練に参加する地区住民、第1班の人たちがヘリコプターに乗り込んでいきます。

自分も一緒に紛れて乗り込みたかったですが・・。 羨ましい。
避難訓練の参加には地区住民であること、事前の名簿提出とあの目印のチョッキが必要のようだ。
全員が乗り込んで。
後部のハッチが閉まって
ふわりと離陸!
ヘリコプターでの避難訓練は、この周囲の空を約15分間の遊覧飛行でした。

自分はまだヘリコプターに乗った経験が無いのでとても羨ましかったです。
ただ指をくわえて眺めるのみ。 あぁ、避難したい。

避難訓練に参加の地区住民第1班がヘリコプターに乗ってる間、地上に残された第2班の人たちは消防の指導の下、公園で消火器の使用訓練をされていました。
第1班を乗せたCH-47Jが轟音と強風とともに戻ってきます。

真上、間近で見上げるとやはり迫力を感じる。
ゆっくりと降下してきて
着地。

地区住民第1班の避難訓練はこれで終了。 次は第2班と交代。
え~、長くなるのでここでいったん区切りましてブログは後編に続くとさせて頂きます。<(_ _)>