
車ネタは無くて登山ブログです。
昨年4月から約1年ぶり、2度目の八雲山(標高426m)に登ってみました。
実は先週のこと、昨年とは別ルートで八雲山に登ってみようとしました。

しかし、登山口駐車場に向かう道路上にパイロン&バーが置いて(倒れて)て先に進めない。
看板がうつ伏せに倒れてたので持ち上げてみると「通行止め」だった。
仕方ないのでここに愛車を乗り捨てて登山口まで歩いていくことにしました。

なお、愛車は反転&バックでパイロン&バーの前に停めてます。
数100m歩くと、これが通行止めの理由だと思われる半落した道路がありました。
なおも先も進んでみるが積雪が続き・・ これは雪山登山になりそうだ・・

ですが、普通の靴を履いてて雪を歩くのに適してないから登山は途中断念してしまいました。
それから1週間経って再び八雲山リベンジです。 もう雪は溶けてしまってるだろう。

別ルートの登山口は通行止めで駐車場まで行けないから、昨年登ったのと同じ登山口から。
八雲山は出雲の起源、和歌発祥の地とされてるそうです。

古事記や日本書紀にあるヤマタノオロチ神話で、大蛇を退治した須佐之男命(すさのおのみこと)が櫛名田比売(くしなだひめ)と結婚し、この地に宮殿を造った際に雲が湧き上がり、そこで詠んだのが日本初の和歌とされてます。 『八雲立つ 出雲八重垣 つまごみに 八重垣つくる その八重垣を』
15時59分、遅めの登山スタートです。 この登山口の時点で標高は250mくらい。

登山道の途中には、須佐之男命らを祀る須佐神社の奥宮、巨岩の夫婦岩があります。
少し登ると禊場(みそぎば)があり、勢いよく湧水が流れ出ています。

不老長寿、神泉坂根水、この水で身を清め霊気を頂いて御参拝下さい・・との説明書き。
また登ると鳥居が現れます。
八雲山の登山道は山腹にある須佐神社奥宮まで参道を兼ねてます。
階段を登り切ったところに鎮座するのが須佐神社奥宮と夫婦岩。

大中小の巨岩が3つあり夫婦と御子になぞられてるので夫婦岩というよりは親子岩です。
須佐神社奥宮、参拝させて頂きました。(-人-)
山頂を目指して登山を続けます。

登山道には和歌が掘られた石が点々と置かれている。
16時24分、山頂(標高426m)に到着しました。
大きな石の歌碑が立ってます。

「八雲立つ 出雲の歌の 生まれたる 須賀の皇居(みやい)の 八重垣の跡」
芝生が広がる山頂の様子です。
山頂の周りには一段下に帯曲輪、さらに段階状に伸びた曲輪跡の構造が確認できます。

八雲山は尼子方の熊野城攻めのため、毛利方が一時的に陣を置いた場所だったそうです。
三角点を捕獲しました。 積雪で断念した先週のリベンジを果たす。
山頂からの眺望は良いです。

中海が見えます、その中に浮かぶ平たい島が大根島、さらに島根半島や弓ヶ浜半島も見える。
遠くに雪化粧の大山も見えました。
山頂では景色を望みながら小休憩。 汗を掻き暑くて上着を脱ぐも、風が冷たくてやっぱり着直す。

WONDAコーヒーのプロレス缶は、8度目の出場でG1初優勝を飾った橋本真也です。
17時7分、無事に下山。 遅めの登山スタートでしたが日没までには余裕で戻って来れた。
帰り際、八雲山の遠景をバックに夕陽を浴びてる愛車を撮って今回の登山は終了です。

ありがとうございました♪
Posted at 2022/03/07 22:04:21 | |
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