
ずっと興味があったのですがついに機会が訪れました。
三菱自動車の最大傾斜45度の登坂体験イベントです。
我が町にも4WD登坂キットがやってきました。

受付を済ませて順番を待ちます。 店内で待つように言われましたが待ちきれません。
使用されるのは三菱車です。 三菱デリカD:5というSUVミニバン。

以下、他の人の試乗場面と自身の試乗中に車内から撮った画像を交互リンクさせてお送りします。
まず最初は20度の斜面を横切るキャンバー走行です。

20度とはいえかなりの傾きに見えます。 ですが低重心化で車体は安定しています。
このとき、右前輪と左後輪は宙にぶらりと浮いている状態。

傾いた状態でもスライドドアを開閉してみせ、車体のよじれが無く剛性が強いことを実証。
実際の試乗中は20度でも横にころんと転がりそうなくらいの傾きに感じました。

なお、コロナ感染対策で助手席は座れず、前席とはビニールカーテンで隔てた2列目に座ってます。
続いて仕掛けられてる罠ですが、右前輪と左後輪の部分にコロが付いてる台の上に載ります。
雪道や泥濘などで右前輪と左後輪が空転してしまってるスタック状態を想定してます。
左後輪の動きは外に立ってるミラーにより車内2列目席からも確認できました。
電子制御でタイヤの回転が一瞬止まるなど上手く路面と噛み合わせして難所から脱出します。
次に待ち構えているのは階段昇降です。 ゴツゴツした岩場を昇り降りするイメージ。
タイヤと路面の設置面積は小さいのに軽いアクセル操作でいとも簡単にトントン登ります。
三菱デリカD:5は普通のミニバンより大きなグランドクリアランスで前後バンパーに余裕があります。
続いて、4WDということは関係ない緊急自動ブレーキ。 衝突被害軽減ブレーキの体験です。
人間に見立てたパネルに向けてドライバーは一切のブレーキ操作をせずに突っ込みます。
あわや!という場面で直前にググッと緊急自動ブレーキがかかり人を撥ねずに済みました。

パネルはパリダカラリーで総合優勝の経験もあるラリードライバーの増岡浩さんようです。
そして、いよいよお待ちかねのメインイベント。 最大傾斜45度の登坂体験です。
まるで遊園地のアトラクション施設のようなこれを体験するために来たようなものですから。
斜面を登る。 ジェットコースターに乗ってるような感じでワクワクドキドキする。
この時点でもおおよそ車が登るような傾斜とは思えません。
後ろにゴロンと引っ繰り返りそうに感じるのですがドライバーさん曰くそれは無いですとのこと。

その場合は車体よりも先にタイヤが限界に達しズルズルと後退するのだとか。 なるほど。
最大傾斜45度登坂の頂上に達してます。
うおおぉっ! この時点だと前はもう空しか見えません。 ついに45度登坂を体験です!!
目を疑う非日常的な光景。

三菱自動車、脅威の最大傾斜45度登坂体験イベントは凄かった。
とても貴重な良い体験をさせて頂きましたね。

大変ありがとうございました♪
Posted at 2022/06/06 12:11:20 | |
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