愛車グランプリが始まって以来、投票だけでなくイイねの数も大幅に伸びていて嬉しい限りです、皆様ありがとうございますm(_ _)m
投票は参加申込をしていなくてもみんカラ会員であればどなたでも可能みたいなので、良かったら投票してくれれば泣いて喜びますw
そんな愛車ですが、
昨年末の大進化以来進化する見込みはありません(;・∀・)
えぇ、わかってはいます。でも更新する機会がなければ車に掛けるお金もないという事なんです(言い訳)。同情するなら金をくれ!←
先日の
トラックミニカー特集は割と好評だったようで、個人的には満足しています…って、結局は実車の記事を出せずにミニカーネタばかりブログが更新されていくのは我ながらどうなんだろうと思いますが(汗)
でも、先日の更新後に気づいた掲載漏れと、棚の奥から久々に出土したトラック関係のミニカーを紹介していこうかと。
NTTドコモ 移動基地局車チョロQ
まずは昨年秋にブックオフ巡り中に見つけた、NTTドコモ移動基地局車チョロQ。
近年ではあまり見かけなくなりつつある、チョロQ ZERO以外の新規金型での製造品で、尚且つ特注生産の限定品です。モデルは6代目のいすゞエルフ(標準キャブ車)。
移動基地局車は災害時に基地局が被災したり、大規模イベント会場などで大勢の利用者が集まって既存の基地局の通信がパンクしないようにする際などに活躍する車両です。詳しくは
GAZOO内のこちらの記事を参照。

既存の汎用のキャビン&シャーシをベースにしていた一般的なトラックのチョロQとは異なり、実車に忠実に再現するためか、エンジン(ゼンマイ)と前輪以外はすべて位置から作られている模様です。そのため、ホイールベースも車体全長も長いのが特徴的です。また、それ故にキャビン部分もいすゞエルフだと明確にわかるのが個人的に気に入っています。ISUZUロゴやワイパー、ドアノブまで再現しているのはポイントが高いです。そして、荷台の架装も印刷ながらシンプルかつ特徴的に実車の特徴を掴んでいると言えるでしょう。
そして何よりも印象的なのは
パラボラアンテナと2本の通信用アンテナが回転・伸縮するギミックでしょう!しかも通信用アンテナは実物と同様に支柱の周りに螺旋状に這わされている配線まで再現されているのは見事しか言いようがありません。私はこの螺旋状の造形はギミック用の造形とばかり思っていましたが、今回の記事の執筆にあたって資料を探し、上記のGAZOOサイトでの実車画像を見た時に感動してしまいました。
この商品は2018年に2度に渡って製品化され、私が入手した赤箱は後から発売された製品のようで、2022年1月現在でもNTTの通販で在庫が僅かながら残っている模様です。その前にも白箱で発売されたようですが、商品自体の差は情報量が少なく、詳細は不明です…。
尚、商品内には実車の移動基地局車の解説と、NTTドコモの大規模災害時の自社ビル開放の案内が印刷されたリーフレットも同梱されています。私も
東日本大震災や
大阪北部地震の時に一歩間違えれば帰宅困難者になりかねないところだったので、こういう形で防犯関係の呼びかけを促すのはありがたい事だと思います!
その内容は最新のものがインターネット上で公開されているため、
ここに案内のリンクも貼っておきます(商品発売から4年の間で開放する拠点が増えたのを実感します)。
そしてもう一台紹介するのは、ブログで紹介する予定はなかったものの、偶然棚の中から数年ぶりに出土(ぉ)して懐かしく思ったため、急遽改めて紹介することに決めた一台です。
生活協同組合おおさかパルコープ特注トミカ
大阪市のほぼ全体から枚方市方面にサービスを提供している生活協同組合である
おおさかパルコープと、その系列である大阪府北部と大阪市の一部を担当している
大阪よどがわ市民生活協同組合で組合員向けに頒布していたオリジナルトミカです。おおさかパルコープとなってから10周年記念として製品化(母体となる生協自体は1975年に出来た模様。これまた資料が少ないので何ともよくわかりませんが(;・∀・))。商品自体はトミカで、発注先もトミー系列のユーメイト(現:タカラトミーアーツ)に発注されているのですが、どういうわけか箱自体にも商品名にもトミカの名称は一切冠されていません。…はて?何か生協の規則で個別のブランドなどは商品名とかに使えないんですかね……??
記憶がなかったので調べてみたところ、2001年11月に頒布されたようで。我が家は当時から組合員で、注文用カタログに記載されていたので注文した覚えがあります。パルコープ及びよどがわ市民生協の店舗でも買えたかは不明です…というか、いずれにせよ組合員でないと買えませんねぇ…他所の生協の頒布品も同様ですが、コレクターにとっては敷居が高い製品ですね←
さて、上記の注文カタログの中で頒布に至るまでの裏話なども特集されていたので、記憶にある限り書いてみようかと思います。
・子どもがいる組合員から商品化の要望が多かった
・既に他所の生協でも同様に特注トミカがあったのでその荷台を流用することも検討されたようだが、似ていないために独自の荷台を作ることに決めた模様
・箱絵は組合員から募集したイラストを採用。カタログには採用されなかったイラストも何点か掲載されていた(その際にもトミカの箱絵を模したイラストが掲載されていた記憶があります。採用されたか否かはともかく、トミカのブランド名を関したイラストが寄せられたってことは、その時点で”トミカ”を発売するってのはわかっていたんですかね…というか、少なくとも個別配送・班別購入用のチラシにはその募集は掲載されていなかったので、店舗でのみ募集していたとか…?)
何しろ20年近く前に購入したので知識が曖昧ですが、大まかにこんな感じだったかと思います。パルコープ本部に行けば当時のカタログとか何らかの資料が保管されているかもしれませんが、そこまでして探すほどのことかと聞かれると…うーん……??
あ、カタログにも商品の写真が完全な形ではなかったものの載っていたので「トミカ」だということは分かる形で告知されていたんだと思います。
母親と「トミカが売られるって!」「でもミニカーとして書いていない…?でも写真はトミカ……うーん?」「とりあえず買おっか」というノリでとりあえず一個購入したのは覚えています。そして届いた我が家用の常温商品とカタログが入った折り畳みコンテナの中から恐る恐るビニール袋を取り出して商品を見ると、箱にはトミカの記載が無いので、開けて中身を見るまでドキドキしていたのを覚えています(笑)

繰り返しますが、商品自体は紛れもないトミカですw
車種は当時のラインナップとしては最も一般的だった、4代目エルフからISUZUとELFの刻印をすべて除去したモデル。当時の通常製品だとヤマザキパンのトラック等でも使われていましたね。最も、ヤマザキパンもパルコープも、せっかく全て除去したのに前面に「ELF」の印刷が施されているというよくわからない事態にwww
いや、ヤマザキパントラックならキャビンも塗り分けされている上に前面に車両番号なども印刷されるのでそのついでにELFも印刷してもよいのかもしれませんが、
パルコープだとキャビンが真っ白で他に何の印刷もされないのにわざわざ印刷しているという謎…。何なの?真っ白だと味気なさすぎて寂しいから印刷した?それともエルフの実車を使っていたからとか…いや、うちの近所はタイタンしかいなかったような気が……
最近の画像を調べてみたのですが、今では軽トラ(キャリイ)と4代目タイタンダッシュ、そして最近ではF24アトラスがパルコープの主力のようです。狭い路地の中に届けに行ったり、積み下ろしや班別購入で路上に止めることなどを考えると、1~1.5tトラックをメインに使っていそうですし、昔からタイタンを代々導入していたんじゃないかと思う一方、過去の記憶も曖昧で過去の記録も皆無で調べようもありませぬ…本当にエルフが使われていたのか…(でもいないというイメーっじは変わりません←)??

担当者のこだわり?!によって新たに金型を起こして作られた、ホロ状のカバーと左右の側板が付いた平ボディを再現した専用の荷台です。後にも先にも使われていない、貴重な荷台です。荷台シールはパルコープとよどがわ市民生協が各一枚ずつ入っていました。尚、箱は前面全てパルコープのみ記載で、よどがわ市民生協の記載は全く入っていません。
さて、荷台は上部のホロ部分は細かい方眼上のマス目の凹凸が付けられており、無彩色の真っ白な荷台ながら質感が伝わってきます。後方は現在でも採用され続けている上下に開くギミックが良い感じです。ただし、うっかり上側から先に閉めると大変なことになります()
側板の固定用リベットとロープもしっかり再現されており、他に使用されなかったのが悔やまれる商品です。
最近では平ボディではなく完全なパネルバンの車体が採用されていますが、当時のパルコープを知っていると何とも言えない懐かしさに浸れます。
それにしても今となっては本当にこのトミカの情報が少なすぎますね…先日からクラウンとレガシィを立て続けに紹介した大阪府警のトミカやら、地味にそういうレアな物が多いような気がしてきました…
……あ、もうトラックのネタは流石にこれ以上出てこないです。が、次回のブログもまたミニカーネタになりそうな予感がします←